まだヘルマンが活動していたころ、夏フェスで彼らのライブをはじめて見た。
真夏の暑い盛りに「本当の夏の楽しみ方を教えてやるぜ!」と彼らは言い放って
その言葉どおり最高のライブをやってみせたのを覚えている。
2NDとなる今作では1STよりも楽曲も粒ぞろい。
「ヘルマンらしさ」が存分に発揮された1枚だと思う。
じゃあ「ヘルマンらしさ」っていったい何?って聞かれたらとても一口じゃ
説明できないんだけど。
メロディアスな曲、確かな演奏力、ちょっと文学入った歌詞、ウルフのダンス(笑)
これだけの素晴らしい要素が揃ったこのバンドが今はいないのが残念でならない。
一般受けも玄人受けもしそうな稀有なバンドだと思うんだけどなあ。なんで
あんまり売れなかったんだろ?
カムバック!ヘルマン!
それまでは旧譜を聴いて我慢しとくよ。