・このアルバムは、葉加瀬さんのオリジナル曲ではない曲も半分ほど入っています。
それでも、近年の葉加瀬さんのアルバムと同じほどのオリジナリティを感じます。
・J-waveの夏のイベントなどで好んで演奏されるアイルランド民謡のサリーガーデン。
(サリーガーデンとは、柳の木の林をさします)
・Corrsのアルバムなどにも入っていた、Toss the feathersと、Butterfly Setと
アイルランドの息吹を多く感じられるアルバムになっています。
おそらくこの時期に、葉加瀬さんは、アイリッシュフィドルの功刀さんと再会されたのだと思います。
・バイオリンとしては、定番のモンティのチャールダッシュ、そのほか葉加瀬さん作曲では
ない曲も、聴きやすい曲が集められた賑やかなアルバムになっています。
・その中で、やはり個人的には、葉加瀬さん作曲のものが、もっとも印象的です。
葉加瀬さんのことを人に紹介するにあたり、3曲目の「Wild Stallions」は欠かせない名曲です。
・本アルバムから、スイートメロディーズにおさめられた曲が複数あることからも
作曲家としての葉加瀬さんにとっても、意味のある一枚なのだと思います。