CHUNKY GOD POPに続くコンセプトアルバム。 まずはライブでもかなりヒートアップする、「Baby, go for it」から。TAKUIはいつも最初に持ってくる曲の選曲がいい。「履歴書に稼ぎまくりたいって書けよ」のところは流石TAKUI、反抗心を煽りたたせてくれる。 今回のアルバムは「楽しさ」、「嬉しさ」、「愛」と凄く象徴的なコンセプトがぎっしり詰まったものだと思う。メロディーは全曲を通し、前回のCHUNKYと同じでキャッチーでいてそしてロック色がはっきり出ている。 「Drive my limo」は必ずライブで盛り上がるし、普通に聴いていても元気が出る。因みにこの曲の歌詞は面白く、韻を踏んでいるので、歌詞に抜かりがないというか、遊び心を全開にしているところがまたTAKUIの凄さだと実感する。「Shining Days」は愛から生まれる穏やかな優しさと強い優しさを印象付けるラブソングでもあるし、最後の「Never Fades Away」ではTAKUIが1人の男性として1人の女性を愛していく1つの形みたいなものが見える、とっても素敵なラブソングだ。「オーロラという指輪を君の指にはめよう」なんて心がロックじゃないと歌えない歌だ。TAKUIは一見ハードで表面上熱い風に見えるが、本当は誰よりも優しくて、愛情を持って生きている骨の髄まで熱い男だと判らなければ貴方のハートは石だ(笑)。最後にこの曲をもってくるのは正直ズルいと思う。思いっきり楽しませておいて最後に泣かせやがって!という感情に囚われる恐れ大。 アルバムは前回と同じですんなりと気持ち良く全曲通して聴ける。曲は少ないが大変充実しているし、何よりスタイルがある。他のアーティスト達には真似できないスタイルはやはりTAKUIの歌唱力をメインとするロックからきていると思う。あなた達とは違う!色とかジャージがね!という具合ですか。 この人は多分都会砂漠で足元を見失っても歌って生きていくんだ。。。 そんなTAKUIを求められずにはいられない筈。
マジでナウい!イカしてる!・・・古い言い方だけど、このアルバムには最近のミュージックシーンで失われつつある、80,90年代頃のJ-POPのような純粋なメロディが詰まっています!もちろん音そのものは「今」であり、とてつもなく深いです。基本はロックだけど、パンクあり、合唱系バラード(?)あり、デジタルロックあり、壮大なバラードあり、と、聴いててあきません。そしてなんと言ってもTAKUIの一番の魅力は歌唱力。半端じゃないです!ファンのみんなも一番進めるのは歌唱力でしょう。声が綺麗で太く、すごくストレートに唄うので聴きやすいと思います。 個人的にはM6の「OH MY DARLING」が好きです。ZIGGYの「GLORIA」を彷彿させるスピードポップチューンです。 ちなみに1stはヘヴィで、2ndはポップでパンク。この3rdはこれらのアルバムと、今までのシングルの良いところをうまく消化している感じがします。個人的にTAKUI入門にお勧めのアルバムです。とにかく最高です!