小学生の頃に初めてこの作品に触れた際、物語をよく理解もせず、ただカッコ良さにばかり気を取られてパーツを組み、ミッションを闇雲に遊んでいたのを覚えています。
本編に関係ありませんが、近未来SFロボットものに「現在読込中」という漢字のローディング表示や、「重量過多」などの警告表示は斬新というか、非常にCoolだったと今では思います。
よく比較対象として挙げられることの多い?国民的ロボット系の有名所(ガン○ム等)と比べれば、その売り上げは微々たるものなのかも知れません。とはいえ、大人から子供まで、幅広い層が親しめる作風のモノを比較対象として、一部のユーザーに的を絞ったモノを比べる事そのものが何だかおかしくもあります。大袈裟に言うと、スプ○トゥーンとバトルフィー○ドを比べるみたいなものでしょうか?両者とも同じアクションシューティングゲームですし(_'ω')_┳━──===
16年間シリーズ作が世に出され続け、タイトル数は20作品であったと思います。(※FF・ポータブルシリーズ含む)〘 ※携帯アプリケーション作含めたらそれ以上 〙ただ、マルチタイトル等を除くと15〜6くらいでしょうか?年に一度リリースしてる計算と考えると、まだソウルシリーズ1作目が世に出るか否かの時期に、フロム・ソフトウェアがどれ程このシリーズに力を注いでいたのか、熱意の様なものが伝わってきます。(※まだまだBAN○AIさんとは比べものにならないくらい小さな会社でした!)
更には、ホビー雑誌で特別企画が組まれたり、プラモデビューもされました。まさか、ホビー雑誌の企画で出た機体パーツがゲーム化するとは、なかなかの本格コラボでしたね。ポータブルシリーズも、PS2版の御本家クリア後に久々にやってみると、懐かしさも相まって楽しめました。
BGMにも定評があるのか、OSTも多数リリースされました。非売品なども含めると、これまたCDアルバム10枚以上…。こうしてみると、本当にACシリーズはロボットゲームで何処を目指していたのか?…と、今更ながら凄いシリーズだったんだなって気がしてきます。しかし、ノリノリのBGMが今作の快感に一役買っていたりもします。クローム武装蜂起&ジェネレーター破壊はお気に入りミッションです。
そして、平成25年のACVDリリースを最後に、約9年間の制作陣の沈黙………。ただ、つい最近まで新作情報9年音沙汰無しの状態が続いていた中、新作を心待ちにする消費者の存在が絶命しないのは、元祖としての貫禄を伺わせます。さすがです。
余談ですが、同じフロム・ソフトウェアからXbox向けに叢-MURAKUMO-なんていうタイトルもリリースされたことがあり、Do As Infinityさんのunder the sunという曲と共に、軽快に流れたテレビCMも印象的でした。