レビュー
80年代を代表するSFアニメであり、長年にわたってシリーズが展開されてきた『マクロス』が新時代に突入。シリーズの生みの親である河森正治をはじめ、板野一郎、宮武一貴といったベテランが結集して、20年前の第一作のサイド・ストーリーが語られる。鳥人伝説の残る孤島に漂着した主人公のパイロットの困惑、第一作の人気キャラ、ロイ・フォッカーの登場などが見どころ。そして何より驚かされるのは、そのビジュアルだ。戦闘機やミサイル、バルキリーといったメカニックのほとんどがCG。うまくセル部分と融合させているものの、アニメというよりゲーム世界に入り込んでしまったような気分にさせられる。セル・アニメ世代のわたしの感覚が古いのか!? (米田由美) --- 2003年02月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
監督・原作・メカデザイン: 河森正治 脚本: 大野木寛 総作画監督・キャラクターデザイン: 齋藤卓也 特技監督: 板野一郎 美術監督: 太田大 色彩設計: 海鉾重信 音響監督: 三間雅文 ビジュアルテクニカル: Bun Sadaka 撮影監督: 奈良井昌幸 設定デザイン: 宮武一貴 美術設定: 平沢晃弘 メカニック設定: 石垣純哉
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)