初期のPearl Jamをどうしても受け入れることが出来ず、
辛うじて「Vitalogy」なら聴ける程度(その後は「Last Kiss」とか)だったが
このアルバムは素晴らしい。
曲が、音がとにかく誠実。
初期のメタル臭・虚栄心、中期の混迷を完全に振り切った作品だと思う。
何度でも聴くことができる真のポップさに溢れており、「だが彼等の後期の作品は…」的な
弛緩し切った駄作などでは決してない。
周囲や弟子に厳しい頑固な(笑)熟練の職人が
自分の不器用さに正面から向き合った感じ、とでも言おうか。
そこを突きつめたらPearl Jamにしか作れない傑作が生まれてしまった、
というか…やはり『誠実』という言葉がしっくり来ると思う。
曲の配置が完璧。
この後の2作は、残念ながら質的にやや低迷してしまったが
このアルバムだけは間違いない。
多くのベテランのバンドは、セールスではなく
ここにある誠実さを目指して欲しい。
Riot Act
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, リミックス含む, 2002/11/12
"もう一度試してください。" | CD, インポート | ¥2,229 | ¥226 |
CD, CD, インポート, 2017/12/22
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
—
| ¥3,168 | ¥3,147 |
CD, インポート, 2002/11/12
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| — | ¥225 |
CD, 2002/11/23
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥250 |
CD, CD, インポート, 2004/12/13
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
—
| — | ¥454 |
CD, インポート, 2002/11/8
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| — | ¥684 |
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曲目リスト
1 | Can't Keep |
2 | Save You |
3 | Love Boat Captain |
4 | Cropduster |
5 | Ghost |
6 | I Am Mine |
7 | Thumbing My Way |
8 | You Are |
9 | Get Right |
10 | Green Disease |
11 | Help Help |
12 | Bushleaguer |
13 | 1/2 Full |
14 | Arc |
15 | All Or None |
商品の説明
Amazonレビュー
「僕は僕が生まれてきたことを知ってる。そして死んでゆくことも。だからその間にあるのが僕。僕自身だ」。2年半ぶりのアルバムである本作『Riot Act』からの1stシングル「I am mine」でエディー・ヴェダーは叙情的な自らの日記を朗読するかのように語り、歌う。プロデューサーにエアロスミス、ニルヴァーナを手掛けてきたアダム・カスパーを迎えて制作された本作で、他のメンバーらも認めているようにエディーはより直接的な表現を歌詞に交えながら他とのつながり、観客との新たなコミュニケーションを始めようとしている。(花 香)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.27 x 12.5 x 0.84 cm; 108.86 g
- メーカー : Sony
- EAN : 0696998682528
- 製造元リファレンス : 696998682528
- レーベル : Sony
- ASIN : B00006M183
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 745,499位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 167,536位ロック (ミュージック)
- - 264,071位輸入盤
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年9月3日に日本でレビュー済み
2003年12月5日に日本でレビュー済み
来日公演 2003・3・3武道館は感動を通り越して神がかっていた。ロックがこのまま終わってなるものかと鬼気せまるものがあった。
オリジナルアルバムとしては7作目となる今作は、ボーカリストでフロントマンのエディー・ヴェダーが「LOVE」をキーワードに深遠なる世界を作り出している。
90年代初頭に活躍していたロックバンドで、空中分解してしまったバンドは数知れない。だが、そんなロック激動の90年代をPEARL JAMは乗り越えて生き残ってきた。
このアルバムは体に染込ませるのにあと2年はかかりそうだ。
これからPEARL JAMを聴こうとしてる人に言いたいのは、ポップス気分で聴ける音楽ではないということ。エディーの激烈ボーカルは聴く者に体当たりしてくる。しかしディープな世界なだけに様々な解釈ができるし、何度聴いても飽きないという利点があるということだ。
オリジナルアルバムとしては7作目となる今作は、ボーカリストでフロントマンのエディー・ヴェダーが「LOVE」をキーワードに深遠なる世界を作り出している。
90年代初頭に活躍していたロックバンドで、空中分解してしまったバンドは数知れない。だが、そんなロック激動の90年代をPEARL JAMは乗り越えて生き残ってきた。
このアルバムは体に染込ませるのにあと2年はかかりそうだ。
これからPEARL JAMを聴こうとしてる人に言いたいのは、ポップス気分で聴ける音楽ではないということ。エディーの激烈ボーカルは聴く者に体当たりしてくる。しかしディープな世界なだけに様々な解釈ができるし、何度聴いても飽きないという利点があるということだ。
2002年11月28日に日本でレビュー済み
このアルバムは、デンマークでライブ中にファンが圧死した事件、9・11という“2つの事件”についてのパールジャム側からの回答ともいえるような内容を持っていること、そして、今回は全員によるコラボレーション的な側面の強い作品であることなどは、雑誌などさまざまなメディアによっていわれているので、それらのことについては詳細は省きます。
『TEN』から『NO CODE』あたりまでは苦悩するグランジのスターといった感じであったのが、『YIELD』あたりから普遍的なアメリカのロックに脱皮してきたような印象を受けるが、今回はまた新たなステージへと踏み出したような印象を受ける。「もう言い尽くされているけれど、いくらいってもたりない、それは愛(love)」という詞。こんな詞は以前の彼らだったら考えられないことではないか。この「愛」は、苦悩に苦悩を重ねたものだけが獲得しうるものだがしかし、その「愛」は、苦悩を重ねるという経験のない、凡庸な「イノセント」な人間に対しても向けられるものであるとの印象を受ける。“I Am Mine”の詞にもあるように、すべての人は“違って”いるからこそ、自分の価値観から他人をみるのではなく、尊重されるべきだというメッセージを感じる。
音のほうも同様である。これほど、来ていて力の湧いてくるアルバムは少ないと私は思う。ぱっと聞きの地味さは『NO CODE』のようでもあるが、2回目にはもう夢中になれるアルバムである。間違いなく最高傑作。私は、これを出したんだから、もういつ解散しても文句ないとまで思ってしまいました。
『TEN』から『NO CODE』あたりまでは苦悩するグランジのスターといった感じであったのが、『YIELD』あたりから普遍的なアメリカのロックに脱皮してきたような印象を受けるが、今回はまた新たなステージへと踏み出したような印象を受ける。「もう言い尽くされているけれど、いくらいってもたりない、それは愛(love)」という詞。こんな詞は以前の彼らだったら考えられないことではないか。この「愛」は、苦悩に苦悩を重ねたものだけが獲得しうるものだがしかし、その「愛」は、苦悩を重ねるという経験のない、凡庸な「イノセント」な人間に対しても向けられるものであるとの印象を受ける。“I Am Mine”の詞にもあるように、すべての人は“違って”いるからこそ、自分の価値観から他人をみるのではなく、尊重されるべきだというメッセージを感じる。
音のほうも同様である。これほど、来ていて力の湧いてくるアルバムは少ないと私は思う。ぱっと聞きの地味さは『NO CODE』のようでもあるが、2回目にはもう夢中になれるアルバムである。間違いなく最高傑作。私は、これを出したんだから、もういつ解散しても文句ないとまで思ってしまいました。
2008年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時として悲劇的に解散・消滅してしまった90年代のグランジ・オルタナと称された多くのバンドの中で、何故彼らが現在に至るまで、アメリカの代表的なロックバンドとして生き残っているのかは、「No Code」以降のPearl Jamのアルバムを順を追って聴いていけば大変よくわかるのだが、それほどファンでもない人には大変だろうし、とりあえず落ち着いた雰囲気が顕著なこのアルバムを聴けばいいのではないだろうかと私は思っている。
簡単に言うと、70年代の伝説的なバンドが持っているような深みやオーラを彼らは持ち合わせているのである(簡単に言いすぎて自分でもよくわからんが)。それはシンプルで息の合ったバンドサウンドやエディの深みのある歌声や独特のグルーヴなど、いろんなことに起因しているとは思うのだけど、こういったものは意図的に作れるものではなく先天的に備わったものなので、そういうものを持ったバンドが少なからず今も活動している事を、好きであろうがなかろうが私たちは素直に喜べばいいと思う。
ここで聴ける彼らの音楽はアメリカ的なおおらかさを持ったシンプルなロックである。一聴して気に入るというよりも何度も聴いていくと味が出てくるという類の音楽なので、先のアメリカ的おおらかさよりがあまり好きでない人や、ロック音楽に即効性を求める人には決してオススメしないけど、一度好きになった人は何年経ってもふと聴きたくなる音楽になるということは保証します。
「Love Boat Captain」
…私にとってこの曲はそういう曲です。
☆4つの理由は5つほど即効性もないし、聴きたい奴は勝手に聴けばいいという考えからです。まあ、そういうと全ての音楽がそうなっちゃうんだけど、いいです。
簡単に言うと、70年代の伝説的なバンドが持っているような深みやオーラを彼らは持ち合わせているのである(簡単に言いすぎて自分でもよくわからんが)。それはシンプルで息の合ったバンドサウンドやエディの深みのある歌声や独特のグルーヴなど、いろんなことに起因しているとは思うのだけど、こういったものは意図的に作れるものではなく先天的に備わったものなので、そういうものを持ったバンドが少なからず今も活動している事を、好きであろうがなかろうが私たちは素直に喜べばいいと思う。
ここで聴ける彼らの音楽はアメリカ的なおおらかさを持ったシンプルなロックである。一聴して気に入るというよりも何度も聴いていくと味が出てくるという類の音楽なので、先のアメリカ的おおらかさよりがあまり好きでない人や、ロック音楽に即効性を求める人には決してオススメしないけど、一度好きになった人は何年経ってもふと聴きたくなる音楽になるということは保証します。
「Love Boat Captain」
…私にとってこの曲はそういう曲です。
☆4つの理由は5つほど即効性もないし、聴きたい奴は勝手に聴けばいいという考えからです。まあ、そういうと全ての音楽がそうなっちゃうんだけど、いいです。
2006年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
無理矢理にでも3〜4回ほど聴いていると各曲のよさが徐々に分かってくるのだ。
特に2曲目などはベストにも収録されていてかっこいいのだー。
他に突出した曲はないが聴けば聴くほど味が出るのでそれなりに楽しめるのだ。
パールジャムの作品の中でもスルメ中のスルメなのだ。
尚、今作は前2作よりギターソロを大分多く聴くことができその辺も嬉しいところ。
特に2曲目などはベストにも収録されていてかっこいいのだー。
他に突出した曲はないが聴けば聴くほど味が出るのでそれなりに楽しめるのだ。
パールジャムの作品の中でもスルメ中のスルメなのだ。
尚、今作は前2作よりギターソロを大分多く聴くことができその辺も嬉しいところ。
2004年5月29日に日本でレビュー済み
デンマークでの事件や9/11同時多発テロに対し、"平和"や"愛"について、以前よりも輪郭のはっきりとした歌詞で綴られている。
#3『Love Boat Captain』、#6『I am Mine』、#7『Thumbing My Way』は間違いなく名曲。感動すら覚えた。
だがそれ以外の曲について、反論を恐れず正直に言う。
「今回は全員で曲を創り上げた」と言う割には、他の曲が良くない。パっとしない。上記3曲とあまりに温度差がありすぎる。
「苦難を乗り越えた末にこれかよ?」と肩透かしを食らってしまった。
リリース時「円熟期」と謳われてあった。確かにそれは感じるし演奏がウマいのはご周知の通り。でも曲が、メロディが、全く印象に残らない。何度も聴いたが、どうしても良いと思えない。
(武道館公演でさえも、実際この辺りの曲は盛り上がってなかった)
常にアルバム毎に新しい表現方法に挑戦し、その度に進化してきたバンドだし、前作「バイノーラル」での実験的な表現も(好きにこそなれなかったが)彼らにとっては必然だったのだろう。
だが本作は、前作とどこが変わったというんだろう。結局変わったのはテーマと歌詞だけなのか。
今回、初めて「足踏みしているな」と感じた。
#3『Love Boat Captain』、#6『I am Mine』、#7『Thumbing My Way』は間違いなく名曲。感動すら覚えた。
だがそれ以外の曲について、反論を恐れず正直に言う。
「今回は全員で曲を創り上げた」と言う割には、他の曲が良くない。パっとしない。上記3曲とあまりに温度差がありすぎる。
「苦難を乗り越えた末にこれかよ?」と肩透かしを食らってしまった。
リリース時「円熟期」と謳われてあった。確かにそれは感じるし演奏がウマいのはご周知の通り。でも曲が、メロディが、全く印象に残らない。何度も聴いたが、どうしても良いと思えない。
(武道館公演でさえも、実際この辺りの曲は盛り上がってなかった)
常にアルバム毎に新しい表現方法に挑戦し、その度に進化してきたバンドだし、前作「バイノーラル」での実験的な表現も(好きにこそなれなかったが)彼らにとっては必然だったのだろう。
だが本作は、前作とどこが変わったというんだろう。結局変わったのはテーマと歌詞だけなのか。
今回、初めて「足踏みしているな」と感じた。
2004年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この重苦しいまでの絶望感。
「Hey Jude」じゃないが、あんた一人で世界を背負うことないよとEddieに言ってやりたくなる。
でもそれが彼らなのだろう。絶望だらけの世の中の絶望だけを救い上げて歌ってくれる。
けして楽しいことではないが、私達はそれをあえてやってくれている彼らに対し、聴いてなんらかの反応する義務がある。
今の真面目なロックファンは彼らを避けては通れないはずなのだ。
特に②~⑧までの名曲を聴いて泣け。
「Hey Jude」じゃないが、あんた一人で世界を背負うことないよとEddieに言ってやりたくなる。
でもそれが彼らなのだろう。絶望だらけの世の中の絶望だけを救い上げて歌ってくれる。
けして楽しいことではないが、私達はそれをあえてやってくれている彼らに対し、聴いてなんらかの反応する義務がある。
今の真面目なロックファンは彼らを避けては通れないはずなのだ。
特に②~⑧までの名曲を聴いて泣け。
2002年11月18日に日本でレビュー済み
アメリカの音楽シーンを代表するバンドであるパールジャムに、もはや何も言うことはありません。やりたい音楽をやるだけ、そんな姿勢が感じられ、リラックスして作ったアルバムといった雰囲気です。最近のパールジャムの音楽からは予想できた仕上がりと言えます。
しかし、初期のパールジャムを崇拝する私としては、物足りなさを感じてしまいます。あの頃のようなエディの魂のこもったシャウトを聴くことは、もうできないのでしょうか。何はともあれ、ファンなら買いの一枚でしょう。
しかし、初期のパールジャムを崇拝する私としては、物足りなさを感じてしまいます。あの頃のようなエディの魂のこもったシャウトを聴くことは、もうできないのでしょうか。何はともあれ、ファンなら買いの一枚でしょう。
他の国からのトップレビュー
Claude Couillard
5つ星のうち5.0
good music
2024年6月4日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
pour me detendre
Raphael Tessaro Rosa
5つ星のうち5.0
Excelente material gráfico!
2022年2月25日にブラジルでレビュー済みAmazonで購入
O som é um dos melhores do PJ!
cafetopunty
5つ星のうち5.0
Que me faltaba en la colección
2022年10月5日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
A ese precio era muy difícil de dejarlo pasar....otro para la estantería