1992年、Mariah CareyのLive EPです。
音源は、
1992年、3/16・Kaufman Astoria Studios, New YorkでのUnplugged Liveで、MTV Unpluggedで放送されたものです。
選曲は、
tr. 3,4 from 1st「Mariah Carey」(1990)、tr. 1,2,5,7 from 2nd「Emotions」(1991)、
プラス、tr. 6がJACKSON 5のカバー となっています。
演奏は、
Walter Afanasieff (Piano), Vernon Black (G), Randy Jackson (B), Gigi Gonaway (Dr), Sammy figueroa (Percussion) etcを中心に
David Cole (Piano on 1,5) 、ストリングス隊、ホーン隊、コーラス隊(ゴスペル風)などなど、かなりリッチです。
この頃のMariahの曲は、いわゆるアダルト・コンテンポラリーで、
オシャレ、優雅、上品、オトナの余裕を感じさせつつ、ちょっぴり哀愁な雰囲気です。
そういった雰囲気の楽曲を、「上質な演奏 & Unpluggedサウンド」で聴ける、なんとも贅沢なCDです。
Mariahの歌唱も、立派で、何のストレスもなく"Emotions"の超高音まで自由自在に歌ってます。
Unplugged Liveならではの、みずみずしいサウンドの中で、Mariahの生歌は、より美しく映えます。
また、忘れてならないのは、JACKSON 5のカバー "I'll Be There"
Mariahの歌唱、Pianoの伴奏は、語りかけるように優しく、
ゴスペル風なバックコーラス隊が、全体に、より温かみを与えて。。。とてもハートウォーミングで「ジーン」とくるような感じです。
「Mariah Careyファン(特に、初期)」には、マストCD。
「90's ヒットチャート系が好きな人」「90'sにFMをよく聴いていた人」「女性ボーカル・ファン」「Unpluggedファン」に、オススメです。
Eric Claptonよりも先にUnpluggedをリリースして、大ヒットを飛ばしたのも納得な、「MTV Unplugged 名盤」です。
(参考)
DVDもあります。