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嘆きの天使(トールケース) [DVD]

4.5 5つ星のうち4.5 32個の評価

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新品 中古品
DVD 通常版 ¥1,188 ¥436
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フォーマット DVD-Video
コントリビュータ マレーネ・ディートリッヒ
稼働時間 1 時間 43 分

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商品の説明

Amazonより

ハンブルクの高校教師ラート(エミール・ヤニングス)は、ふとしたことからキャバレーの踊り子ローラ(マレーネ・ディートリッヒ)と知り合い、やがてその美貌の虜となり、ついに教職を捨てて彼女と結婚するのだが…。
名匠ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督が戦前ドイツに招かれて撮ったヒロイン映画の名作で、原作はトーマス・マンの兄ハインリッヒ・マンの『ウィンラート教授』。世間知らずの青年が女の魔性ゆえに理性を失ってゆくさまが実に冷徹につづられているが、それにはやはり名女優ディートリッヒの魅力に負うところが大きい。そして彼女の歌う「Fall in LoveAgain」のすばらしさ! この後スタンバーグ監督はディートリッヒを連れてハリウッドへ戻り、数々のコンビ作を世に送り出すことになる。(的田也寸志)

レビュー

製作: エーリッヒ・ポマー 監督: ジョゼフ・フォン・スタンバーグ 脚本: ロバート・リープマン 出演: マレーネ・ディートリッヒ/エミール・ヤニングス
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4933672227061
  • メディア形式 ‏ : ‎ DVD-Video
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 43 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/12/16
  • 出演 ‏ : ‎ マレーネ・ディートリッヒ
  • ASIN ‏ : ‎ B000075B27
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 32個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
32グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
監督は『上海特急』 (1932)のジョセフ・フォン・スタンバーグ、1930年のドイツの映画です。原作はハインリヒ・マンが1905年に発表した『ウンラート教授 : あるいは、一暴君の末路』(松籟社 2007年)。
ヒロインのローラを演じたマレーネ・ディートリヒは、この作品で一躍国際的な名声を得ることになります。
 ギムナジウムの教授であるラート(エミール・ヤニングス)は、独身で初老の堅物な男。生徒たち(見るからに中産階級)が町の居酒屋に巡業で来ている小劇団の歌姫であるローラの楽屋に頻繁に出入りしていることを知り、彼女の部屋に乗り込んでいきます。ところが逆に、ラートはローラに魅入られ、ついには結婚を申し込み、そしてそれが悲劇的な最期をもたらしてしまいます。
 ラートの中産階級的知性は危うい脆さを併せ持ち、当時のドイツ人の様々な精神的未熟さを象徴しています。そしてローラの世慣れた小悪魔的な魅力には太刀打ちできず、彼女の周りの男たちに残酷に利用されて屈辱的な敗北を喫します。
 物語の全体的な悲劇性は映像的に、表現主義の手法により照明によって強調された影や顔のアップ、歪んだセットなどによって効果的に丹念に描写されています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年6月1日に日本でレビュー済み
「嘆きの天使」は、スタンバーグ監督がデートリッヒと初めて組んだ名作です。
当時デートリッヒのおみ足には100万ドルの保険がかかっていたとか。
相手は、ムルナウの「
最後の人 (F.W.ムルナウ コレクション/クリティカル・エディション) [DVD ]」で有名なドイツの名優エミール・ヤニングスです。

すばらしい名演、名画ですが、これまたプリントがひどい。
それも、この映画はこのDVDしか出ていないから始末が悪い。
どこかから良いソフト出ませんかね。

個人的な感想ですが、この映画を見るたびにシュトロハイム監督の「
愚かなる妻 クリティカル・エディション [DVD ]」、原作・脚本ヴィッキー・バウムの「 グランド・ホテル(トールケース) [DVD ]」、前述の「最後の人」を思い出します。

シュトロハイムとバウムはスタンバーグと同郷のオーストリア人であることは偶然ではないように思います。
通底する権力や権威に対する痛烈な目は容赦がありません。
また、「最後の人」で物議をかもす結末を用意したムルナウ監督は、本当はこの映画のように作りたかったのではないかと思えてしかたないんです。

映像が悪くてストレスが大きいですが、是非皆さんに見てほしい作品です。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「嘆きの天使」を最初に観たのは・・・ たぶん、40年前の中学生の時。 NHKの放送を見て 衝撃でした。
『世界には、こんなに美しく、可愛い人(女性)がいるんだ・・・・』 です。
こんな女の子が目の前に実際にいたなら、
「アタック!」しない男はいないでしょ!? 
 
ガルボ、デートリッヒ、バーグマン、ビビアン・リー・・・ 等々 
(おフランス系の女優さんは、可愛い度が高いので私にとってはちょっと) 
 
私が、美人で可愛い女性しか好きになれなくなったのは、
この「デートリッヒ」のせいです・・・・
 

 
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほぼ50年ぶりに見たわけですが、記憶に残っているのは「とにかく男を手玉にとる酷いおんな」「最後に教壇の上で教卓に突っ伏して亡くなる教授がとにかく哀れ」位だった。
その後カルメンなどを見てみても、カルメンなんてディートリッヒが演じる悪女役に比べたらへのツッパリにもならない位、記憶の中では許せない悪女だった。
ところが今回見てみて、「なんだ、ほぼほぼ普通の女性じゃないか」が第一感想。確かに最後に行きずりのような男になびいて、教授に対しこれ見よがしな態度を取るシーンにも、落ちぶれてヒモのようになった教授では愛想を尽かされても仕方がないわなと思ってしまった。
一回目は思春期に、二回目は還暦を遥かに過ぎた翁になってから見てるわけですが、年齢によってこんなに見方が違ってしまうのかと我ながら愕然としました。
しかし、時は過ぎても作品は変わっていない訳で、悪女役を引き受けてくれたディートリッヒにただただ敬服いたします。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
As it was explained the merchandise is brand new and carefully packed. Altogether good seller!
2015年7月5日に日本でレビュー済み
1930年公開のドイツ映画、鬼才ことジョセフ フォン スタンバーグ監督作品、主演は妖艶な美人女優のマレーネ ディートリッヒ、公開時29歳、共演はドイツ俳優のエミール ヤニングス、公開時46歳(代表作「肉体の道」)第1回アカデミー主演男優賞を獲得、少し太めであったマレーネを細く見せる為に他の踊り子役を太めばかり、セットの女体人形も太めにしたといいます、興味深いですね、若き悪意なき悪女、彼女の為に総てを失う事となる大学教授の物語、実に興味深い作品でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年10月20日に日本でレビュー済み
 大女優マルレーネ・ディートリッヒの妖艶な魅力と、堅物教師役
エミール・ヤニングスの怪演がすばらしい1930年(昭和5年)の
ドイツ映画。ナチスに支配される前の、ワイマール最後期ゆえに作
られたような、退廃的な作品。
 美しい踊り子に完全に心を奪われ、堕ちるところまで堕ちていく
堅物教師ラートの姿は、世間知らずの愚か者が、分をわきまえなか
ったゆえの必然の結果としか思えない。悲劇というよりも喜劇だが、
哀れなその姿に後ろめたさを感じる男も多いはず。ディートリッヒ
には、そう思わせるだけの魅力を備えている。
 高額の保険をかけた脚線美が有名だが、現代ファッションモデル
の体躯と比べると。。。時代を感じます。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年5月26日に日本でレビュー済み
何度、見ても、男性として複雑な気持ちに襲われる映画がある。1930年に公開されたドイツ映画『嘆きの天使』(DVD『嘆きの天使』<ジョゼフ・フォン・スタンバーグ監督、マレーネ・ディートリッヒ、エミール・ヤニングス出演、IVC>)である。

謹厳実直な初老の教師・ラートは、ある学生が落とした踊り子のブロマイドを拾い、キャバレーに出入りしている学生たちに注意を与えるようと、生まれて初めて、場末のキャバレー「嘆きの天使」の扉を開ける。

そこで歌っていた旅芸人一座の踊り子・ローラに心を奪われたラートは、彼女目当てにキャバレーに通い詰める。このことが学校に知られてしまい、ラートは失職する。

ローラたちが次の興行地へ移動する日、ラートはローラに求婚し、二人は結婚する。

ローラの一座とともに各地を巡業して回るうちに、ラートの貯えも底を突く。やがて、かつて教師を務めていた町でラートも舞台に立つことになり、座長から昔の教え子や同僚たちの前で道化役を演じることを強要される。ラートがふと舞台裏に目をやると、予て情を通じていた一座の若い男とローラが接吻を交わしているではないか。そして、あまりにも悲劇的な結末が訪れる。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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