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夢 [DVD]

4.1 5つ星のうち4.1 666個の評価

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フォーマット ドルビー, ワイドスクリーン, 色
コントリビュータ 原田美枝子, 伊崎充則, 井川比佐志, 笠智衆, 寺尾聰, マーティン・スコセッシ, 倍賞美津子, いかりや長介, 黒澤明
言語 日本語
稼働時間 2 時間

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商品の説明

商品紹介

黒澤明が見た"夢"の世界---
スティーブン・スピルバーグ提供黒澤 明監督28作目『夢』が待望の初DVD化!!

黒澤明とスピルバーグ。映画界の2人の天才が紡ぐ"夢"の世界は、斬新な映像のきらめきに満ちていた---。

《オムニバス全8話》
「第1話/日照り雨」 出演:倍賞 美津子
立派な門構えの家の前。陽が差しているのに雨が降っている。こんな日には"狐の嫁入り"があるという。日照り雨を不思議そうに眺めていた"私"に、母が「狐の嫁入りを見ると怖いことになりますよ」と釘を差す。止められて余計に見たくなった"私"は神社の森に入っていき、金縛りにあってしまう。動けない"私"の目の前で繰り広げられる、煌びやかでどこかおかしい狐の嫁入り。十分に楽しんで家に帰った"私"に母は自殺用の短刀を渡し、狐たちに死ぬ気で謝ることを強いる……。狐たちの美しい装束と対比して描かれる自然界の厳しい掟。黒澤の自然への畏怖が感じ取れる一作。
「第2話/桃畑」 出演:伊崎 充則
姉と女友達が雛祭りのままごとをしていると、不思議な少女が現れる。"私"にはその少女が見えるが、姉たちには見えず馬鹿にされる。少女に惹かれて裏の畑に行ってみると、そこには人間の姿をした雛人形が勢揃いしており、"私"に話かけてきた。これを恐れた人々は「雛人形は桃の木の化身だ」と言い桃の木を全て切り倒してしまう。それを見た"私"は泣き出してしまう。そんな"私"の姿に心を打たれた雛たちは少年に豪華絢爛な花盛りを見せてくれるのだが……。桃の木を自然全体になぞらえて描く、黒澤流の自然破壊と救済の物語。
「第3話/雪あらし」 出演:原田美枝子
"私"を含めた4人の登山隊は猛吹雪に遭遇してしまう。お互いをザイルで結び、睡魔と闘っている"私"に、どこからともなく現れた長髪の美しい女が甘い声で語りかけてくる。甘美な囁きに眠りかけた"私"だったが、自分を押さえつけている強い力に気付き見てみると、さきほどまで美しい姿をしていた女が豹変し、白髪の醜い老女になっていた!老女は勝ち誇ったように高笑いし、ブリザードの中に舞い上がる!二面性を持った雪女が象徴する陰と陽。やさしさと厳しさ。黒澤の人生経験がここに結集する。
「第4話/トンネル」 出演:寺尾 聡
戦時中将校だった"私"は罪悪感と共に戦地から生還した。暮れなずむ中、人気のないトンネルに差し掛かると、夕闇の中から猛犬が唸り声をあげながら向かってきた。驚いた"私"はトンネルの中に飛び込む。不思議なトンネルを抜けた"私"が歩き出そうとすると、重装備の兵隊が闇の中から出てきた。よく見ると彼は戦時中部下の一人であった野口一等兵で、出てくるなり「自分は戦死したのですか?」と問い掛けてくる。戦死した部下の突然の出現に面食らう"私"だったが、せめてもの罪滅ぼしに真実を本人に告げる。野口は実際は自分の腕の中で息を引き取った事実をかみ締めながら……。戦争の時代を生き、罪悪感を持ちつづけた黒澤の贖罪の物語。
「第5話/鴉」 出演:マーティン・スコセッシ
美術館でゴッホの「アルルのはね橋」を見ていた"私"は、いつの間にか絵の中に入り込んでしまう。その瞬間、絵の中の静止した世界は活動を始める。"私"はゴッホに会うため洗濯している女性たちに話を聞き、大平原でデッサンしている男=ゴッホをついに探し出す。尊敬するゴッホに出会い緊張する"私"に対し、最初は無関心であったゴッホだが「何故、描かないんだね?」と声をかけてくる……。CGとゴッホの融合。やがて自殺に至るゴッホの苦悩を最新の技術を用いて、ゴッホに心酔していた黒澤が切り取ってみせた傑作!
「第6話/赤富士」 出演:井川 比佐志
真っ赤に染まった富士山。逃げ惑う人々。そこに中にポツンとたたずむ"私"。何が起こったかわらかない"私"は群集の中の一人をつかまえ話を聞く。すると彼の口から「六基の原子力発電所が爆発した」という驚愕の事実が明かされる。群集を追って海岸の方に逃げた"私"だったが、そこでさらに恐ろしい場面を目にする。切り立った断崖から人々が次々に身投げしていたのだ!人々を必死止めようとする"私"に、カラフルな色をした放射能が迫る---。黒澤が心の根底で持ちつづけた恐怖を叩きつけた一作。日本の美の象徴である富士山の赤、放射能の黄、紫などの色で表現され、恐怖を引き立てる。
「第7話/鬼哭」 出演:いかりや長介
"私"の前に鬼が現れる。鬼は"私"を不思議なものを見せてくれるという。そこで"私"が目にしたのは、巨大化し人間より大きくなったタンポポ、地の池、その周りで飢餓に苦しむ鬼たち、という地獄絵図であった---。しかも実はその鬼は元人間であり、悪事を重ねた人間のなれの果てだと言う。放射能によって突然変異を起こした植物、食糧危機、そしてそこで苦しむ人間たちをとおして、強欲のために世界を破壊し続ける人間に警鐘を鳴らす。『赤富士』と並んで黒澤の人間の愚かさに対する恐怖が表出した一作。
「第8話/水車のある村」 出演:笠 智衆
どこまでも続く大自然。鬱蒼と茂った木々。清らかな水をたたえた川。その中に"私"がいる。"私"は水車の修理をしている老人と出会い、その話に耳を傾ける。その老人の口から出てきたのは、自然と尊び、共存する人間たちの姿だった---。『赤富士』『鬼哭』で人間の所業とその結果を壮絶なまでの映像で見せた黒澤が、その締めくくりで見せた人間への希望のメッセージ。奇をてらうことなく、訥々と語る老人と黒澤の姿が重なって見える最後の『夢』の物語。

Amazonより

世界にその名を轟かせる真の巨匠・黒澤明監督が「こんな夢を見た」という書き出しから始める、「私」(寺尾聰)を主人公とした8つのファンタスティックな夢のオムニバス映画。製作にはスティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカスが協力、また第5話にはゴッホ役でマーティン・スコセッシが出演している。
黒澤自身の少年~青年期を彷彿させる第1、2、3話、戦死者への哀悼の想いを込めた4話、画家を夢見た彼ならではのエピソード第5話。そして放射能に色をつけるという斬新なアイデアもさながら、現代の核問題危機を恐ろしいまでに先取りした第6話と、その後人類が鬼と化す7話。ついには、おごる文明を拒否し、自然と同化して生きる素晴らしさを訴える第8話へと至る。滅び行く日本の美、破壊されていく自然、そして核や戦争による滅亡の危機…。これらを回避するには、正義を貫く人間の謙虚な心しかないという、黒澤明自身の思想を夢という形で巧みに分散させた、真の映画的美しさに満ちた作品である。(的田也寸志)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 19.2 x 14 x 1.8 cm; 117.94 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988135538758
  • 監督 ‏ : ‎ 黒澤明
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, ワイドスクリーン, 色
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/12/20
  • 出演 ‏ : ‎ 寺尾聰, マーティン・スコセッシ, 倍賞美津子, 笠智衆, 伊崎充則
  • 字幕: ‏ : ‎ 英語, フランス語, 日本語, スペイン語, タイ語, 中国語, ポルトガル語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Surround)
  • 販売元 ‏ : ‎ ワーナー・ホーム・ビデオ
  • ASIN ‏ : ‎ B00007AJUL
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 666個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月7日に日本でレビュー済み
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子供の頃のとても印象的な映画です
2023年11月5日に日本でレビュー済み
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tiktokに流れてきたので、即プライムビデオで視聴しました。
久しぶりに黒澤映画を見ました。
奥深いですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年4月8日に日本でレビュー済み
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とても素晴らしい映画です。私は、この時代に生まれてないのに、なぜか、小さかった頃のことを、思い出す映画です。
2024年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映像の変化、鮮やかな背景さすがは日本の黒澤いや、世界の黒澤でして。
2024年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
字幕入りとは分からずに購入してしまった。せっかくの美しい映像が台無し。字幕の位置が悪過ぎ
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
粗筋にもあるとおり、オムニバス形式で、
黒澤監督がホントに見た夢なのかは定かではないが、
漱石の夢十夜ならぬ、いわば「夢八夜」になっている。

タイトルのフレーズ↑は、作中連発されるもの。
たぶん、黒澤監督が漱石のファンなのだろう。

全編通して、暗転してから、話の区切りとして用いられている。

単なる脚本のネタではなくて、
元は黒澤監督が見た夢だと仮定して述べるんだが、
自然主義的で、幻想譚で、美しくも、恐ろしい。

序盤は狐の嫁入りだとか、雛祭りにまつわる桃の木の精、
といったファンタジックかつホラーのような話だが、
ベースがなんせ夢であるから何でもありである。
そういや雪女も出てきた(汗)。

まさかのゴッホに絵画の中で逢うのは、
おおよそ日本が舞台の他の夢と毛色が少し違う気はしたが、
彼の色彩感覚とか、不遇さとか、狂おしいまでの情熱だとかに、
同じアーティストとして一目置いていたのかなあ。

中盤以降は反戦、反原発(反放射能)というヘビーな話題が続く。

ご自身の体験も込みで、戦争や原爆への憎悪があったのだろうなあと。
トンネルで戦死した部隊全員の幽霊と遭遇する悪夢とか。
原発が暴発し滅亡寸前の未来など。

家庭用のガスに腐った玉ねぎみたいなニオイをわざと付けているみたいに、
「放射能に色を付ける技術がある」なんて、
ショートショートの星新一もびっくりのシュールさ、ブラックユーモア。
原発関係者、この毒に触れてください。

「人体が奇形化して鬼が未来にホントに生まれているかも」なんてのは、
実際に3.11で原発がメルトダウンしちゃった現在、
もはや予知夢かつ悪夢だったのではなんて邪推もする。
鬼がいかりや長介なのもまたびっくり。

(福島に風評被害とか、商売レベルのせこいこと言わないでね…
むしろこの警句を活かさなかった後世のお前らなんなのよって
黒澤監督が草葉の陰で泣いている、という話なので…)

最後の水車の村の美しさは序盤の美しさにも通ずるものがあるが、
老人の台詞がいちいち、ちくちくアンチテクノロジーな感じである。
スマホ全盛の今を見たら黒澤監督は卒倒するかもしれない(汗)。

その村の描写で、問題提起のような葬送のシーンがある。

1945年敗戦で国家神道を反省したとされつつ、
さらに価値観崩壊の経済敗戦で第二の敗戦といわれたバブル崩壊(一説に1989年?)、
その直後の1990年作なので、
公開当時にはあの最後の葬式描写は相当配慮があったのだろうなあと推察する。

俗に葬式は仏式では嘆くものだが、
神式では神に迎えられるもので、
めでたいものだという説明がある。

その知識と接続して、
村の老人の説明台詞と、
その後に続く「にぎやかな葬送」があるのだが。

黒澤監督が全般的に神道の擁護をしたかったかはわからないが、
元来、戦後に非難される前、
つまり「国家と癒着してしまう前」の皇祖神というのは
五穀豊穣、農耕の神だったはずだ(神棚などを想起)。
タブーかな?

国家神道がなぜまずいかというと、
政治と宗教が合致して犠牲者が多数出たからだ。
(近代化して合理的に憲法を持ったはずなのに、
現人神に忠誠を誓うというオカルトで国が駆動していた矛盾のせいともいえる)

政教分離しないと悲劇が起こる、
ということで今や憲法の原則の一つにもなっている。
(統一教会など自民党の議員が宗教仲間みたいな話、
その手の問題がなぜまずいのかも、これで察してくれ)

神式というには楽隊が管楽器を奏でていて異質であり、
東南アジアのような色彩の入ったコスチュームでアイヌのような、
琉球のような、はたまた異国のウイグルとかチベットのような…。
和装と若干異なっている村人の葬送。
(だが全体のシルエットとしてはありえそうな格好。
服飾史に通じた人なら要素分解できるだろうか?)

「夢なので」とはぐらかしつつ、
そこは毒を中和しつつ、
「国家神道ではなかった昔の日本」を懐かしんで
この映画を遺し亡くなったのか…(仮)。

少なくとも、かの射殺された元総理が率いた7年半の日本において、
自公政権の重鎮らが改憲論議として、
「国家神道の日本の辺りにわざわざ持っていこうとしていたのよりはかなり昔の農村」
への懐古主義、自然主義だろうなと…。

黒澤監督に「同列に並べるな!一緒にすんな!」って怒られるだろうか。
時空が違うし、想起させるものも明治維新なんかよりずっと以前のものだから、
同列には語っていないつもりなんだが。

特殊映像が未発達でも、アイデアが優れていれば、濃厚な夢体験。
過去に観た方は今一度。
まだの方はぜひ一度。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の時に見たときは、世にも奇妙な物語的なファンタジーと思っていましたが、大人になって見返すとメッセージ性の高い作品であることに気づきました。
当時ブラウン管で見ていた画像もデジタル・リマスターで美しくなり感無量です。
2021年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は『夢』というタイトルそのままで、「こんな夢を見た」という見出しで始まるファンタジー8編が収められています。
8編すべて独立した1話完結ですが、年代的に昔話の世界から戦時中そして現代(近未来?)という流れがあって、全体として1つの作品として成立するという形になっています。
明治生まれの作者つまり黒澤明の人生と精神の変遷に沿っているのかもしれません。
娯楽性はほとんどなく、ものすごくメッセージ性の強い作品です。

と書くと芸術性の高い作品のように聞こえますが、これが子供向けのマンガレベル。
ネタバラシしたくないので具体的には書きませんが、わざとらしい演技とセリフ、陳腐なメッセージ、映像的にもまるでダメ。何から何まで深みもセンスも全く感じられず、ほとんどB級映画。
死ぬほど退屈な2時間でした。

本作撮影開始時黒澤明78歳。さすがに老いぼれてしまったからなのか、元々こんなもんなのかよくわかりませんが、とてもじゃないが世界に名を知られた監督の作品とは思えません。
ていうか本当に世界的に有名なんですかね? 信じられない。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Ernestologue
5つ星のうち5.0 👍
2023年11月27日にイタリアでレビュー済み
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Cliente Amazon
5つ星のうち5.0 Única opção com legendas em português
2022年12月27日にスペインでレビュー済み
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Procurava este filme com legendas em português, para oferecer no natal. Não encontrei mais nenhum vendedor com essa versão. O único defeito é ser um bocado caro.
Pierre cloutier
5つ星のうち5.0 A classic
2018年10月14日にカナダでレビュー済み
Amazonで購入
A Classic
Abenaki
5つ星のうち5.0 5 étoiles bien méritées quand même
2006年8月30日にフランスでレビュー済み
Amazonで購入
Je ne reprendrai pas le commentaire de "Par-delà-les-nuages" cités au-dessus, mais dans sa globalité je partage grandement son opinion. Magie et féérie dans les premières histoires avec des images sublimes, pour peu à peu sombrer dans les cauchemards à vous réveiller les plus endormis. Car les rêves sont vraiment féériques et les cauchemards vraiment cauchemardesques. Avec en point d'orgue du cauchemard, le Fujiyama (pardon pour l'orthographe, j'ai un doute) en éruption et les gazs les plus toxique qui se répandent, et cette autre histoire de démons à cornes et aux plantes géantes. Traumatisme d'Hiroshima très présent encore aujourd'hui. Toutefois la dernière histoire, très parti pris "pro-écologie-moraliste", est infiniment paisible dans un petit décor de village à moulin le long d'un cour d'eau des plus agréable et comme dans la première histoire, possède un cortège accompagnant des obsèques hallucinant. On constate dans ce dernier rêve les images sublimes et paisible des premiers rêves et un dialogue qui "résume" en quelque sorte les cauchemards qui précèdent. Comme un bilan avec une mise en garde (perso, j'ai du mal à croire que ce dernier rêve en fut un réellement). Mais je trouve que le tour de force de toutes ces histoires est que Kurosawa a réussi à faire ressortir l'aspect, la sensation d'irréalité qui entoure les rêves que nous faisons. Pour un peu , on s'y croirait. C'est un film qui vaut amplement d'être vu pour qui aime la poésie en mouvement racontée par de belles images, rêve ou cauchemard.
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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David Carling
5つ星のうち5.0 This is a Dream Come True.
2003年3月3日に英国でレビュー済み
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Remaining (arguably) as his most delicate example of cinema, the late Akira Kurosawa left it the customary five-long years before releasing the long-anticipated Japanese epic 'Ran', before patiently waiting another five years when the highly established director let loose 'Dreams'. After finding finance from movie brats George Lucas, Francis Ford Coppola and Steven Spielberg and a secure release courtesy of Warner Bros. Pictures, Kurosawa began to write the screenplay for 'Dreams', a personal journey through some of the hallucinations he had seen in his sleep. Born 1910 in Tokyo, Akira Kurosawa was the seventh child to three brothers and three sisters. Before breaking into films, Kurosawa was enrolled in the Japanese army - from which one of the "Dreams" are present in the film - and later as a member of the Japanese Physical Education Association. In 1943, Kurosawa took the helm of 'Sanshiro Sugata', his first feature, which he followed up with Part-2 in 1945.Through the years, Kurosawa made 31 features, at first pumping out one or two a year, until his three hour epic 'Red Beard' which started his ritual 5 year seize between releases.
'Dreams' is split into eight segments, more so than stories as the segments are not always a tall-tale, more so a statement that Kurosawa seemingly needed to get out of his system. The first vision comes in the form of 'Sunshine through the Rain', a young boy -Kurosawa' has just left his house and run into the nearby woods only to find a parade emerging from a strange mist. He hides behind a tree watching on until they spot him looking and he runs away only to find that an angry fox has visited his home and left a sword for him to fall onto. The boy's new journey now is to search for the foxes' under the rainbow and beg for forgiveness. The second vision is 'The Peach Orchard'; a young boy sits in a room with five girls. He has an argument and decides to leave when he sees a mysterious girl inside his house and decides to follow her into the woods. Here, he is confronted by an array of Japanese men and women all in dress that demand that the boy cut down the all peach trees. The third is 'The Blizzard...' which is now famous for its silent opening where all that is heard is the wind rushing over the mountains and the clunks of instruments being used to climb them. This story follows Japanese folklore about the mysterious snow fairy and is probably one of the biggest visual treats on offer. The fourth is 'The Tunnel', as stated before this is one Kurosawas' nightmares of the war where he approaches a long, dark tunnel only to be confronted by what seems like a blood-stained dog growling at him to enter. At the other end he meets one of his darkest fears, his deceased army still marching and awaiting their orders from the commander. The fifth is 'Crows', Kurosawa's ode to celebrated painter Vincent Van Gogh where Kurosawa is strolling through a local gallery looking at and admiring his works of art. We he exits he seemingly enters one of Van Gogh's' painting where the land transforms consistently. The sixth is 'Mount Fuji in Red'. A volcano erupts, although the volcano is actually an exploding Nuclear Power Plant that threatens to wipe out an entire city. The seventh dream is 'The Weeping Demon'. Kurosawa walks over a black and desolate land, fighting the wind. Here in this mist covered world, strange creatures surround him, but these creatures are Demons. The eighth and final episode is 'Village of the Watermills'. An older Kurosawa crosses a long bridge that spans across a large streams washing away below. All around watermills turn, providing 'The Village' for nearly all the power they will ever need. Sadly, the last episode is honesty the worst in this near perfect package.
Kurosawas' eye for detail is exceedingly vibrant that some say he meant the film to look like it was a studio set. Although I'm sure you can make up your own mind, considering the importance of the film, the studio backing it and the money hiding behind. But in my personal opinion the colour and exquisiteness of narrative is exceptional and when watching the last thing you are caring about is if the set looks fake. The fantastic effect come from George Lucas' 'Industrial Light & Magic' and is one film you easily watch again. A film that soars quite closely to 'The Seven Samurai' in terms of its resourcefulness, Dreams will stay bright for years to come. Look out for the cameo by Martin Scorsese - it's great. Kurosawa died in 1998 following a stroke.
31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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