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バーバー ― 2枚組 DTSスペシャルエディション (初回生産限定版) [DVD]

3.8 5つ星のうち3.8 56個の評価

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新品 中古品
DVD 1枚組 ¥5,170
DVD 通常版
¥3,300 ¥1,149
DVD 初回限定生産
¥306
DVD 廉価版
¥615
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フォーマット ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo
コントリビュータ ビリー・ボブ・ソーントン, スカーレット・ヨハンスン, イーサン・コーエン, フランシス・マクドーマンド, ジョエル・コーエン, ジェームズ・ガンドルフィーニ
言語 日本語, 英語
稼働時間 1 時間 56 分

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商品の説明

Amazonより

1949年夏のカリフォルニア。義兄が営む理髪店で毎日客の髪を刈り続ける寡黙な男エド・クレイン(ビリー・ボブ・ソーントン)は、当時のベンチャービジネスでもあったドライクリーニングと出会い、クリーニング屋を始めるための資金稼ぎとして、妻の不倫相手をゆすってしまう…。
イーサン&ジョエル・コーエン兄弟の9作目にして、初の全編モノクローム作品(カラー・フィルムで撮影し、そこからモノクロ・ネガフィルムに現像)。いつもは技巧を凝らす彼らの映像美も今回はやや抑え目(ただし、今回は実は多分にSFチックなので、観て確かめたし)で、ドライクリーニングのために人生を狂わされていく主人公およびその周りの人々を、文字通りドライに描いていく。ただし、彼らならではのそこはかとないユーモアセンスも俄然健在だ。(的田也寸志)

レビュー

製作・脚本: イーサン・コーエン 監督・脚本: ジョエル・コーエン 撮影監督: ロジャー・ディーキンズ 音楽: カーター・バーウェル 出演: ビリー・ボブ・ソーントン/フランシス・マクドーマンド/ジェイムズ・ガンドルフィーニ/スカーレット・ヨハンスン
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988126201425
  • 監督 ‏ : ‎ ジョエル・コーエン
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 56 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/12/21
  • 出演 ‏ : ‎ ビリー・ボブ・ソーントン, フランシス・マクドーマンド, ジェームズ・ガンドルフィーニ, スカーレット・ヨハンスン
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ アスミック
  • 生産者 ‏ : ‎ イーサン・コーエン
  • ASIN ‏ : ‎ B00007B58U
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 56個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
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コーエン兄弟が描く「そこにいなかった男」、エド・クレインの迷路のような半生
5 星
コーエン兄弟が描く「そこにいなかった男」、エド・クレインの迷路のような半生
ストライプのバーバーの回転塔のように同じ毎日が続く生活。理髪師エド(ビリー・ボブ・ソーントン)の存在感と、彼と世界との距離感の描写に舌を巻いた。Lookは40年~50年代のノワール、ハードボイルドのそれに近いのが、シャープなモノクロにもかかわらず全編を支配する浮遊感の正体は何か。物語はみなさまが書かれているので略しますが、本頁の「内容」の言う典型的なクライム・サスペンス、というとミスリードしそう。独白があるにもかかわらず、ブラックボックスのようにエドの内面はうかがい知れない。人生にちょっとしたツイストが欲しかっただけかも知れないが、ひとひねりどころか彼を思わぬところまで連れて行ってしまう。そういえばハードボイルド・タッチで始まるが、最後は違うところに着地したように思える。ドライ・クリーニングとロズウェル事件の新聞記事にはニヤリとさせられた。なんと皮肉な。「あれ、俺の見ていたのは虚構じゃなかったのか」・・。本作のエドはその無個性、匿名性のかたまりのようなキャラクターだと感じたが(でもほとんどのカットでタバコを喫っているのが印象的)、実はこの特質はこれまであまり見られなかった独創的なものではないかと思う。中心が抜け落ちているような彼の眺める世界は、なんだか彼から遠く遠く離れていくように見える。エドと世界の間に分厚いガラスがあって、世界の音が入って来ないようなところにいる感じというか、世界から遊離していくような、深い海の底にいるような・・。例えればゴーストみたいな感じ。彼の眺める街行く人々のカットには被現実感・傍観者の視点が感じられる。その中で友人の娘バーディ(スカーレット・ヨハンソン)とのエピソードでは、世界の非現実感も薄らぐのか、エドもどこか世界と繋がっているように見えて面白い。車中のあのシーンはひっくりかえりましたけど。エドは彼女をどのように思っていたのか・・・。ベートーベンのピアノ・ソナタ「熱情」(?)がうまく使われていた。ヨハンソン、そして妻役のフランシス・マクドーマンドをどのように位置付けするべきなのか、実はまだよくわからない・・。でも妻へのラストのあの独白は彼岸を感じさせてちょっと悲しい。似たような彼のセリフにもあるとおり、まるで迷路のすべての分かれ道を間違えて進んでしまった人の人生。それを高見から離れて見ることができれば・・。そうすれば、さてラストは悲劇なのか、救いなのか。同じ人が観てもある時は前者に思え、ある時は後者に思えるラストではないか。本人には悲劇だがこちらから見れば喜劇、と見る向きもあるだろうが、私は本人には喜劇だがこちらから見れば悲劇、と今は思う。撮影はロジャー・ディーキンス。コーエン兄弟の諸作、スコセッシの『クンドゥン』、ラフェルソンの『愛と野望のナイル』などで知られる。カラー・フィルムで撮影されたがモノクロにしている(劇場公開時)。この2枚組のDisc2はカラー版。オリジナル音楽は、これまたコーエン兄弟の常連、カーター・バーウェル。伸びなくてもいい髪を切り、ゴミ箱に捨てるだけの人生。邦題は『バーバー』だが、原題はThe man who wasn’t there. 「そこにいなかった男」。ますます幽霊的だ。人生の大事な局面でいつも「そこにいなかった男」・・。迷路のような現実世界で、生身の肉体と生活を手にしようとした・・、世界にコミットしようとしたゴースト(のような男)のお話しなのか。変な映画だ。もう1回言うが変な映画・・。よくわからないが素晴らしい。The man who wasn’t there 2001 U.S.=U.K.
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5つ星のうち5.0 コーエン兄弟が描く「そこにいなかった男」、エド・クレインの迷路のような半生
2015年1月12日に日本でレビュー済み
ストライプのバーバーの回転塔のように同じ毎日が続く生活。理髪師エド(ビリー・ボブ・ソーントン)の存在感と、彼と世界との距離感の描写に舌を巻いた。Lookは40年~50年代のノワール、ハードボイルドのそれに近いのが、シャープなモノクロにもかかわらず全編を支配する浮遊感の正体は何か。物語はみなさまが書かれているので略しますが、本頁の「内容」の言う典型的なクライム・サスペンス、というとミスリードしそう。

独白があるにもかかわらず、ブラックボックスのようにエドの内面はうかがい知れない。人生にちょっとしたツイストが欲しかっただけかも知れないが、ひとひねりどころか彼を思わぬところまで連れて行ってしまう。そういえばハードボイルド・タッチで始まるが、最後は違うところに着地したように思える。ドライ・クリーニングとロズウェル事件の新聞記事にはニヤリとさせられた。なんと皮肉な。「あれ、俺の見ていたのは虚構じゃなかったのか」・・。
本作のエドはその無個性、匿名性のかたまりのようなキャラクターだと感じたが(でもほとんどのカットでタバコを喫っているのが印象的)、実はこの特質はこれまであまり見られなかった独創的なものではないかと思う。

中心が抜け落ちているような彼の眺める世界は、なんだか彼から遠く遠く離れていくように見える。エドと世界の間に分厚いガラスがあって、世界の音が入って来ないようなところにいる感じというか、世界から遊離していくような、深い海の底にいるような・・。例えればゴーストみたいな感じ。彼の眺める街行く人々のカットには被現実感・傍観者の視点が感じられる。

その中で友人の娘バーディ(スカーレット・ヨハンソン)とのエピソードでは、世界の非現実感も薄らぐのか、エドもどこか世界と繋がっているように見えて面白い。車中のあのシーンはひっくりかえりましたけど。エドは彼女をどのように思っていたのか・・・。ベートーベンのピアノ・ソナタ「熱情」(?)がうまく使われていた。ヨハンソン、そして妻役のフランシス・マクドーマンドをどのように位置付けするべきなのか、実はまだよくわからない・・。でも妻へのラストのあの独白は彼岸を感じさせてちょっと悲しい。

似たような彼のセリフにもあるとおり、まるで迷路のすべての分かれ道を間違えて進んでしまった人の人生。それを高見から離れて見ることができれば・・。そうすれば、さてラストは悲劇なのか、救いなのか。同じ人が観てもある時は前者に思え、ある時は後者に思えるラストではないか。本人には悲劇だがこちらから見れば喜劇、と見る向きもあるだろうが、私は本人には喜劇だがこちらから見れば悲劇、と今は思う。

撮影はロジャー・ディーキンス。コーエン兄弟の諸作、スコセッシの『クンドゥン』、ラフェルソンの『愛と野望のナイル』などで知られる。カラー・フィルムで撮影されたがモノクロにしている(劇場公開時)。この2枚組のDisc2はカラー版。オリジナル音楽は、これまたコーエン兄弟の常連、カーター・バーウェル。

伸びなくてもいい髪を切り、ゴミ箱に捨てるだけの人生。邦題は『バーバー』だが、原題はThe man who wasn’t there. 「そこにいなかった男」。ますます幽霊的だ。人生の大事な局面でいつも「そこにいなかった男」・・。迷路のような現実世界で、生身の肉体と生活を手にしようとした・・、世界にコミットしようとしたゴースト(のような男)のお話しなのか。変な映画だ。もう1回言うが変な映画・・。よくわからないが素晴らしい。

The man who wasn’t there 2001 U.S.=U.K.
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