実在した人物、事件をベースにしてるのは知っていたけど・・・ヒャーッ!ラストは本当の事件のアノ事を暗示してるよう。何故なのかクローネンバーグ作品のグロ映像の中で、ビジュアル的に最も自分のアタマの中に居座るのは意外にもこの映画の中の映像。あのオぺ着・・・
クラッシュ、スパイダーやこの戦慄の絆辺りの精神的奇形が一番クローネンバーグ監督らしい作品だと思っています。もっとねじ曲がってください。ファンです。
戦慄の絆 [DVD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
DVD
"もう一度試してください。" | デジタルリマスター版 | ¥4,000 | ¥3,231 |
DVD
"もう一度試してください。" | 2021年キャンペーン応募券封入 |
—
| ¥4,970 | ¥2,750 |
DVD
"もう一度試してください。" | 2019年キャンペーン応募券封入 |
—
| — | ¥5,083 |
今すぐ観る | レンタル | 購入 |
戦慄の絆(字幕版) | — | — |
フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | ジェレミー・アイアンズ, デヴィッド・クローネンバーグ, ハイジ・フォン・パレスク, ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 51 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
レビュー
製作・監督・脚本: デヴィッド・クローネンバーグ 共同脚本: ノーマン・スナイダー 撮影: ピーター・サシツキー 音楽: ハワード・ショア 出演: ジェレミー・アイアンズ/ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド/ハイジ・フォン・パレスク
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988003951177
- 監督 : デヴィッド・クローネンバーグ
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 51 分
- 発売日 : 2003/1/8
- 出演 : ジェレミー・アイアンズ, ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド, ハイジ・フォン・パレスク
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : キングレコード
- 生産者 : デヴィッド・クローネンバーグ
- ASIN : B00007B919
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 82,954位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,795位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
29グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画館で観た時には、衝撃的でした。 ラストの双子が歩くシーンが忘れられません。
今回数十年ぶりにあらためてそのシーンも確認できました。
画質が思っていた以上にきれいだったので、お得な買い物でした。
今回数十年ぶりにあらためてそのシーンも確認できました。
画質が思っていた以上にきれいだったので、お得な買い物でした。
2020年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
双児の容姿が髪型まで全く同じなため、どちらが兄で弟なのか終始判然とせず二重人格として見れる訳でもなく終始混乱する。クローネンバーグ監督らしいけど理屈っぽくて伝わりづらい印象。
2012年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
画質は良いです!
クローネンバーグ作品は早くBD化して欲しいです。
海外でもヴィデオドロームしかまだリリースされてないので、
本作を含めて待っています。
クローネンバーグ作品は早くBD化して欲しいです。
海外でもヴィデオドロームしかまだリリースされてないので、
本作を含めて待っています。
2002年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1989年アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭第17回グランプリ受賞作品。原題はDead Ringers。公開当時のチラシの惹句は「引き裂いてあげる・・・二人のあなたを。このままでは離れてしまうから。」
カナダのトロントで産婦人科医院を開業する名医、エリオットとビヴァリーは幼い頃から文字通り一心同体に育つ一卵性双生児だが、一人の女性に惹かれて行く過程で衝突し、お互いの心のバランスを崩して行くという映画になっています。
それまでは常にシンクロ・バランスして存在してきた二人だが、弟は心の弱さから薬に溺れてしまう。それと同期して兄の心のバランスも崩れて行くが、弟を「救ける」為に兄も薬を使い、お互いの心の奥底で結び付こうとする。弟が立ち直ったと思いきや、今度は兄が薬に溺れてしまう。弟は兄を救けるために自ら再び薬を試し、「兄の居るところ」へ落ちて行く...
主人公の一卵性双生児役を一人二役で演っているジェレミー・アイアンズ(クローネンバーグは後の「M.バタフライ」でも起用)の演技が光っています。公開当時、二役の合成が余りにも見事なので結構話題になりました。
映像的にはグチョグチョした内臓のような描写を好むクローネンバーグ監督にしては珍しい心理サスペンスになっていますので、クローネンバーグ映画を避けてきた人にもOKかも。ただし、全体に暗いし結末に救いが無いため、やはり見る人を選ぶかもしれません。
カナダのトロントで産婦人科医院を開業する名医、エリオットとビヴァリーは幼い頃から文字通り一心同体に育つ一卵性双生児だが、一人の女性に惹かれて行く過程で衝突し、お互いの心のバランスを崩して行くという映画になっています。
それまでは常にシンクロ・バランスして存在してきた二人だが、弟は心の弱さから薬に溺れてしまう。それと同期して兄の心のバランスも崩れて行くが、弟を「救ける」為に兄も薬を使い、お互いの心の奥底で結び付こうとする。弟が立ち直ったと思いきや、今度は兄が薬に溺れてしまう。弟は兄を救けるために自ら再び薬を試し、「兄の居るところ」へ落ちて行く...
主人公の一卵性双生児役を一人二役で演っているジェレミー・アイアンズ(クローネンバーグは後の「M.バタフライ」でも起用)の演技が光っています。公開当時、二役の合成が余りにも見事なので結構話題になりました。
映像的にはグチョグチョした内臓のような描写を好むクローネンバーグ監督にしては珍しい心理サスペンスになっていますので、クローネンバーグ映画を避けてきた人にもOKかも。ただし、全体に暗いし結末に救いが無いため、やはり見る人を選ぶかもしれません。
2009年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
好き/嫌いがはっきりわかれる類の映画である。
冷めた目で考えるとこれほどコストのかかっていない映画も少ないのではないだろうか。俳優は3人−1人=2人。あつらえた大掛かりなセットもないだろう。それだけ作り手/演じ手の手腕に出来栄えのかかった映画である。
最初は、兄を演じている弟なのか、弟を演じている兄なのか、判断つかないシーンがあり、二度目にやっと理解できたりして、そんな劇中劇のような「からくり」もこの映画の中の好きな部分である。
各場面に用いられているインテリアや小間物から台詞の一つ一つまで、綿密に計算しつくされていて何度見ても「発見」がある。
惜しむらくは、折角あらたにDVD化したのに、英字での字幕スーパーがなかったこと。
ヒアリングできる方には不要だが、英語での台詞を確認しながら鑑賞してみたかった。
冷めた目で考えるとこれほどコストのかかっていない映画も少ないのではないだろうか。俳優は3人−1人=2人。あつらえた大掛かりなセットもないだろう。それだけ作り手/演じ手の手腕に出来栄えのかかった映画である。
最初は、兄を演じている弟なのか、弟を演じている兄なのか、判断つかないシーンがあり、二度目にやっと理解できたりして、そんな劇中劇のような「からくり」もこの映画の中の好きな部分である。
各場面に用いられているインテリアや小間物から台詞の一つ一つまで、綿密に計算しつくされていて何度見ても「発見」がある。
惜しむらくは、折角あらたにDVD化したのに、英字での字幕スーパーがなかったこと。
ヒアリングできる方には不要だが、英語での台詞を確認しながら鑑賞してみたかった。
2008年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5年前後待ち続けたDVDです。前回同社から発売されていたモノは音声・画像共に最悪だったため不安でしたが、期待以上の改善にホッとしました(ただし、マスターテープがVHSの為か、若干画面のゆれなどが気になりましたが)。
お話は外見そっくり、性格は正反対の双子である産婦人科医が徐々に精神のバランスを崩して行き、不思議な絆に(観客自身も)翻弄されるという色んな意味でかなりイタい作品です。まあ、本作の魅力はほとんど語りつくされているので、私の意見を・・・。
本作はクローネンバーグの中でも異色作だという意見が多いと聞きますが、私はむしろ一番彼らしい作品の一つではないかと思います。グロテスクな描写ばかりが話題になりがちな彼ですが、私がいつも印象深く感じるのは、主人公や登場人物の孤独さです。人並み外れた能力を持っていても、世間からはバケモノ・狂人扱いされ、疎外されている人々ばかり・・・それが彼の大きなテーマの一つだと思うのです。
確かに過去のグロテスクさの名残はまるで昆虫の体の一部のような冷たく痛そうな手術器具ぐらいですが、メタファーが少なくなっただけで、二人だけの世界を築こうとする主人公達は、より一層孤独さが強まり、悲しく、痛く、そして恐ろしい。それが観ているこちらに後々まで鈍く残るほど伝わって、複雑な感動を覚えました。
一度観ると忘れられないヘビーな傑作、未見の方、この機会にぜひ一度手にとってみてください(ただし、疲れている時は観づらいと思うので、体調を万全にしてから!)。
お話は外見そっくり、性格は正反対の双子である産婦人科医が徐々に精神のバランスを崩して行き、不思議な絆に(観客自身も)翻弄されるという色んな意味でかなりイタい作品です。まあ、本作の魅力はほとんど語りつくされているので、私の意見を・・・。
本作はクローネンバーグの中でも異色作だという意見が多いと聞きますが、私はむしろ一番彼らしい作品の一つではないかと思います。グロテスクな描写ばかりが話題になりがちな彼ですが、私がいつも印象深く感じるのは、主人公や登場人物の孤独さです。人並み外れた能力を持っていても、世間からはバケモノ・狂人扱いされ、疎外されている人々ばかり・・・それが彼の大きなテーマの一つだと思うのです。
確かに過去のグロテスクさの名残はまるで昆虫の体の一部のような冷たく痛そうな手術器具ぐらいですが、メタファーが少なくなっただけで、二人だけの世界を築こうとする主人公達は、より一層孤独さが強まり、悲しく、痛く、そして恐ろしい。それが観ているこちらに後々まで鈍く残るほど伝わって、複雑な感動を覚えました。
一度観ると忘れられないヘビーな傑作、未見の方、この機会にぜひ一度手にとってみてください(ただし、疲れている時は観づらいと思うので、体調を万全にしてから!)。
2005年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エログロっぽいシーンも多少あり、内容は重くて暗めです。
しかし、はっきり言えるのは、決して単なるホラーやスプラッタではないということ。
静かに確実に、ストーリーが進んで行きます。
初めて見たのは十数年前。
心の奥底に、こびりつき染み渡る様な、かつ強烈な印象が残った作品です。
全面的に理解、共感できる心理や状況が描かれている訳ではないのに、自分自身の心の深淵を覗いたような気分になったのも事実。
年月を経た今、再度見ても、それは全く色褪せていませんでした。
好みは分かれる作品かもしれませんが、私の中では「芸術的な作品」のひとつです。
しかし、はっきり言えるのは、決して単なるホラーやスプラッタではないということ。
静かに確実に、ストーリーが進んで行きます。
初めて見たのは十数年前。
心の奥底に、こびりつき染み渡る様な、かつ強烈な印象が残った作品です。
全面的に理解、共感できる心理や状況が描かれている訳ではないのに、自分自身の心の深淵を覗いたような気分になったのも事実。
年月を経た今、再度見ても、それは全く色褪せていませんでした。
好みは分かれる作品かもしれませんが、私の中では「芸術的な作品」のひとつです。