メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 2008/11/19
"もう一度試してください。" | 通常盤 | ¥1,482 | ¥560 |
CD, CD, インポート, 2002/11/4
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
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| ¥7,271 | ¥880 |
CD, リミックス含む, インポート, 2002/11/5
"もう一度試してください。" | インポート, リミックス含む |
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| — | ¥449 |
CD, 限定版, Blu-spec CD, 2009/8/26
"もう一度試してください。" | Blu-spec CD, 限定版 |
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| — | ¥2,647 |
CD, SACD, 2003/3/5
"もう一度試してください。" | SACD | — | ¥6,980 |
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曲目リスト
1 | メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64 |
2 | ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調op.77 |
商品の説明
Amazonレビュー
一見、この2つの協奏曲のカップリングは奇妙なものに見えよう。ヒラリー・ハーンは、専門的というよりはむしろ、くだけた内容のライナーノーツのなかで、この2つを組み合わせた説得力のある理由を記している。聴き手にとってもっとも重要な理由は、これらの曲への彼女自身認める愛着、好みで、それは彼女の演奏の一音一音を通して語られる。
22歳のハーンは、十代の人目を引く神童から並外れたヴァイオリニストへと成長してきた。彼女のテクニックはすべての難題にこたえるだけの力があり、人にそのことを忘れさせるほど、いとも易々と弾いてみせる。その音色にはレーザー光線のような直進性と強度があり、精緻なクリスタルガラスのような無傷の純粋さがある。これは、飾りやうわべの効果、あるいは誇張といったもののない、澄明で直截(ちょくせつ)な彼女のスタイルに引き継がれており、レコード全体を通してスライド奏法はほとんどない。彼女の演奏法はどちらかといえばクールだとしても、それはまた格調高いということでもあり、感情的にまったく気取りがないので、メンデルスゾーンのようなポピュラーで聴き慣れた音楽でも新鮮に聴かせられるのだ。
彼女はリズムを勝手に変更することはあまりないが、テンポは雰囲気や表現に応じて自由に変えており、第1楽章の第2主題は他の主題よりもはるかにゆっくりと弾いている。ショスタコーヴィチもまた新鮮で、違ったふうに聴こえる。ロシアの偉大なヴァイオリニストがすべてレパートリーにしているこの曲は、通常、芳醇(ほうじゅん)な音色で情感をたっぷり込めて演奏される。ハーンはこの曲がもつ暗く悲しみに沈んだ絶望、取りついて離れない強迫観念、冷笑的なアイロニーをとらえているが、その演奏ぶりは、真っ赤というよりも薄青色に燃え立つ炎のようである。そこには抑制感、閉じ込められた緊張感、興奮状態が明らかに見て取れ、それは最後にカデンツァで燃え尽きる。まさにうっとりするような演奏である。オーケストラも上々の出来だが、メンデルスゾーンでは往々にして音が大きすぎる。(Edith Eisler, Amazon.com)
メディア掲載レビューほか
ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンのマレク・ヤノフスキ指揮、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団との共演によるアルバム。 (C)RS
登録情報
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- EAN : 4547366009095
- 時間 : 1 時間 4 分
- レーベル : ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- ASIN : B00007DXSN
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 387,328位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,688位現代音楽
- - 21,456位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
冒頭から音に圧倒されました。LP時代から今まで聴いた事の無いバイオリンの音が出てきたのです、弦から水が滴り落ちているかのような瑞々しい音。良いCDが出て来ている今でも色褪せる事はありません。
オーケストラも楽器の編成事に3段階くらいに分けてビットレートを変えている様でそういった細かい配慮がハーンのバイオリンを際立たせているのでは無いかと思います。DSD録音→DSDカッティングについては疑問も残りますが略します。
音が良ければよいのです。
「良い音だなぁ」と何度か聴いている内、ある事に気付きました。メンデルスゾーンの出だしからハーンが何か言いたがっている。私には・・「これから貴方に伝えたいことがあります」。と言っている様に聴こえます。
それからは何を言いたいのか考えながら聴くようになりました、そしてこの曲は「私自身の人生だ」と感じる様になりました。このハーンの演奏に限ってですか今までの人生の良い事、悪い事が聴く度に甦ってきます。好きだった懐かしい曲を久々に聴いたような気持になります。3楽章ではこれからの事、「悔いが残るのは何をやっても同じ正直に行きなさい」と。20歳前後の娘に説教を受けている様で恥ずかしい面もあるのですが、バイオリンと言う楽器を通すから感じる事で口頭で同じ事を云われても伝わってこないと思います。
私はこういう演奏が好きです。欲にとらわれず今出すべき音を懸命になって出そうとしている。今自分に出来る事を精一杯やるそんな謙虚さが好きです。
ショスタコーヴィチはソニー時代のハーンの演奏では一番音が良いと思っています。只、1楽章が人の心中を表現しようとした曲のようでアンコール同様受け入れがたい方もいますね。
でも最後まで聴いて欲しいのです。ハーンの執念とも思える気持ちの激しさが伝わってきます。音楽って気持ちと気持ちの触れ合い、命の共鳴だと今の私は思っていますので・・3楽章の終わりにハーンが「最後まで聴いていただき有り難う御座いました」と言っている様に聴こえます。
最近、五嶋みどりのシベリウスでブルースペック2版が出てたので買い、かなり良くなっていたのでハーンも買いましたが
マスター自体が良いのかあまり変わらずです。ショスタコーヴィチの音が良いのでもっぱらこっちを聴いてます。
K-01(トラボ)→SA-1(ダック)→etude(ATT)→P-500L→4344M
この32bitDACはゴミだと判り今は単体では使っていません。ゴミのおかげでアイソレーション、アースループ、クロック、非メッキを知り実践出来ていますのであまり悔いはありませんが、高い買い物ですのでご自分の耳でお確かめ下さい。楽器の音は単音ではありません。或る技術者曰く、32bitのトランジスターて無いんじゃないかなぁ~。です。
最近CDが増えたショスタコヴィチの第一協奏曲だが、ヴェンゲーロフ/ロストロポヴィチ盤がEU年間最優秀ディスクにも輝き名盤とされている。
ところがヒラリーはそのヴェンゲーロフも凌ぐテクニックを見せつける。
とにかく指が正確に回り、音が濁っていない。怪物的なテクニックを必要とする同曲では考えられないレベルだ。
発売当時強烈な印象を受けたが、これは録音技術によるマジックではない。
ベルリンフィルのソリストとして来日した際にも同曲を演奏し、聴衆(ベルリンPO団員すら)を圧倒した記録が残されている。こちらも貴重だ。
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ドヴォルザーク:交響曲第8番 他 (Shostakovich:Violin Concerto No.1, Dvorak:Symphony No.8/Hilary Hahn, Berliner Phil., Mariss Jansons) [日本語解説書付] [DVD ]
ショスタコーヴィチは、楽章によって猛烈なスピードで演奏する箇所があり、テクニックの凄さに唸らせられます。
この曲は全体として暗い曲で、オケの重たく暗い響きも相俟って素晴らしい演奏となりました。
通常よりも暗めのメンデルスゾーンを聴いたあとでショスタコーヴィチが鳴りますので、余り違和感なく頭の中でつながります。
他の国からのトップレビュー
Ot.
Die CD selbst: Mendelssohns Stück ist eindeutig mein Favorit; das liegt weniger an der Interpretation oder handwerklichen Umsetzung von Schostakivich als vielmehr an seiner Schwermut. Mendelssohn kommt selbst in Moll so leichtfüßig daher, dass es unmöglich erscheint, das ganze Werk nicht an einem Stück zu hören. Und daran hat Hilary Hahn sicher ihren gewichtigen Anteil. Nach dem ersten Durchgang - dem inzwischen etliche gefolgt sind - dachte ich nur: so also fühlt es sich an, zutiefst befriedigt zu sein, ohne "es" getan zu haben...
With warmest regards, Miss Hahn - you are great!
Le concerto de Mendelssohn retrouve une jeunesse parfois oubliée. Le jeu, rapide, dépasse la simple virtuosité pour une alacrité joyeuse. Hilary Hahn s'écarte avec bonheur d'un romantisme pesant même si on souhaiterait un peu plus de douceur et un legato plus souple dans l'andante. C'est jeune et fougueux là où A.S. Mutter et Karajan optaient pour la grandeur pour citer l'un des innombrables excellents enregistrements marquants.
Chostakovitch composa en 1947-48 son premier concerto pour violon ; ses années les plus noires sous la botte de Staline et Jdanov qui voulaient mettre aux pas les compositeurs. Très sombre, sarcastique et désespéré, l'ouvrage sera créé en 1955 par David Oïstrakh (dédicataire) et Evgeny Mravinsky (rien que ça). Il devrait logiquement porter le N° d'opus 77.
Se mesurer à 23 ans à ce chef d'œuvre de noirceur et d'ambiguïté honore la jeune artiste.
On reproche parfois à H. Hahn des tempos rapides. C'est assez vrai, mais, comme pour contredire ce jugement, les tempos sont ici plus amples que dans la belle version de Viktoria Mullova, violoniste pourtant réputée pour son souci de laisser aux notes le temps de s'épanouir, d'habiter l'œuvre. Par cette retenue, et le jeu détimbré et limitant le vibrato aux nécessités imposées par l'instrument de H. Hahn, le peu de sérénité qui pouvait subsister dans la conception de son aînée s'enfuit. L'atmosphère angoissée de cette musique devient glaçante. On semble perdre toute espérance dans le nocturne initial et la passacaille. Le concerto retrouve ainsi sa quintessence. La longue cadence de l'andante devient comme une pièce introspective et secrète grâce à la maîtrise absolue de la soliste, sa rythmique inexorable. Mais ce passage reste pourtant totalement dépendant de la passacaille qui le précède, comme un point interrogatif douloureux avant le burlesque cynisme de l'allegro conclusif, tentative ultime de retrouver un peu de lumière.
Marek Janowski soutient parfaitement le voyage dramatique en soulignant le discours concertant de l'orchestre : percussions-vents notamment.
En conclusion : une admirable exécution du premier concerto de Chostakovitch complétée par une juvénile interprétation de celui de Mendelssohn. Comment ne pas recommander ce disque à prix modique de plus ?
I also recommend another of her CDs, "Hilary Hahn Plays Bach", most especially for her interpretation of the Chaconne. I believe this is one of the great compositions in western music, and I have heard no better performance than hers, again partly due to her wonderfully deep tone, but also due to the magic of her own interpretation. I have listened to this track many times, and never cease to be deeply moved by it.
I haven't even listened to the Mendelssohn concerto yet.