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ファースト・アルバム(EXPANDED&REMASTERED)

4.4 5つ星のうち4.4 20個の評価


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曲目リスト

1 ビヨンド・アンド・ビフォア
2 アイ・シー・ユー
3 昨日と今日
4 ルッキング・アラウンド
5 ハロルド・ランド
6 エヴリ・リトル・シング
7 スウィートネス
8 サヴァイヴァル
9 エヴリデイズ (シングル・ヴァージョン) (ボーナス・トラック)
10 ディア・ファーザー (アーリー・ヴァージョン #2) (ボーナス・トラック)
11 サムシングス・カミング (ボーナス・トラック)
12 エヴリデイズ (アーリー・ヴァージョン #1) (ボーナス・トラック)
13 ディア・ファーザー (アーリー・ヴァージョン #1) (ボーナス・トラック)
14 サムシングス・カミング (アーリー・ヴァージョン) (ボーナス・トラック)

商品の説明

メディア掲載レビューほか

イエス・ニュー・スタンダード・リマスター・コレクション。ボーナス・トラックを追加収録したライノ・レーベルによるリイシュー・シリーズ第1弾(全4タイトル)。1969年に発表されたデビュー・アルバム、全14曲を収録。 (C)RS

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ ワーナーミュージック・ジャパン
  • EAN ‏ : ‎ 4943674040285
  • 製造元リファレンス ‏ : ‎ WPCR-11442
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 20 分
  • レーベル ‏ : ‎ ワーナーミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B00007M8S7
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 20個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
20グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月15日に日本でレビュー済み
イエスの中では一番愛聴しています。

整合感や緻密さ、構成の完成度よりも各メンバーがのびのびと演奏しているのが魅力です。
原石の輝きというか、昇りつめてゆくポテンシャルを秘めながらの高度な演奏。

この後、去ってしまう2人の名手、
ギターのピート・バンクス(フラッシュ、ソロも大好き!!)と、
キーボードのトニー・ケイ(バジャー、デティクティブ大好き!!)の、
奔放なパフォーマンスもいい!!

おおらかで抱擁感があってすがすがしく、
音のカタマリのひとつひとつがとてつもなく気持ちいい。
「こわれもの」「危機」ももちろん大好きですが、
イエスで一番聴いたのはこのアルバムです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
60年代後半で、長尺の楽曲や饒舌な演奏力という「大型」なバンドは、おしなべてZEPPとの比較で語られる風潮があったようだが、イエス自身がZEPPを目指していたとは思えない。

ではデビュー時から「プログレ」の世界に成功したいとの意欲があったのかというと、本作などを聴くとそうでもないように思う。

ただ、単純にポップなメロディ、良い曲を、スリリングな演奏、独自の解釈で思う存分楽しみたいという純粋な音楽的欲求があっただけのように思う。

カヴァー曲の長尺解釈などに後のプログレ的魅力も感じるが、まだ本来のイエスのレベルには達していないのも事実。だからこそ、ジョン・アンダーソンとクリス・スクワイアのミュージシャンとしての未開化の魅力、才能の片鱗が感じられて非常に興味深い作品だ。

ボートラでアルバム制作時の状況も垣間見えるし、イエス・ファンならずとも、じっくりバンド黎明期を再評価してみるのも一興かと。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
続けざまに聴いている。
2003年5月24日に日本でレビュー済み
1969年に発表されたデビュー・アルバムが”ニュー・スタンダード・リマスター・コレクション”としてライノ・レーベル制作、ビル・イングロット監修で再発されました。発表当時は「プログレッシブ・ロック」という言葉もない頃でしたが、イエスはクリームの解散コンサートの前座を務めたり、米アトランティック・レコードと直接契約(イギリスのグループがアメリカのレーベルと直接契約するのは当時は珍しかった)したりと、当時のイギリスではかなり期待されたグループでした。音的には、トニー・ケイのオルガンとピーター・バンクスのギターが前面に打ち出されており、俗に言う「イエスの音」とは若干違いますが、クリス・スクワイアとビル・ブルフォードのリズム・セクションとジョン・アンダーソンを中心とするボーカル/コーラスは健在です。このアルバムは6曲も未発表音源が追加され、バージョン違いによる聞き比べも可能ですので”お買い得”だと思います。以上
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年2月11日に日本でレビュー済み
英プログレ四天王の一角、イエスのデビュー・アルバムです。1969年作品。
後の傑作名作群と比較すると、未だ未完な部分が大いに感じられる仕上がりではありますが、新人のデビュー盤としては上々の出来栄えであり、それなりに楽しめる佳作となっています。
決して凡作ではないですよね。

方向性としては、この当時シーンの主流であったサイケポップ、アートロック指向が存分に盛り込まれたものとなっています。
ただ、ドアーズやピンク・フロイドのような重さや鋭さは希薄で、全体的に明るく健康的な印象が強く残る作風です。
アシッド臭も殆ど感じられません。

そういう意味では、良い意味での毒気に欠ける面があり、悪く言えば当たり障りのない地味な作品になってしまっていると言えなくもありません。

ただし、後のど真ん中のプログレ路線を追求することになる、その根幹をなすテクニカルな部分はしっかりアピールされているし、各曲よく書けているし、この時点においてでもその非凡なる才能の芽は十分感じ取れる内容になっていると思います。
演者の技能にしても、スクワイア&ブラッフォードのリズム隊は勿論、間もなくバンドを離れてしまうことになるピーター・バンクスのギターについても特に秀逸であり、本作においても抜群の存在感を発揮していると思います。

ところで、本作がリリースされた1969年というのは、未だプログレッシブロックの基本様式が確定する以前であり、クリムゾンのデビュー作も本作リリース時点では未発表の状況です。
そういう観点で言えば、この内容というのはこの時期としては十二分にプログレッシブロックとしての性質を備えていたと思うし、シーンの中においてしっかりと存在感をアピールし得る作品だったと思います。

前述した通り、確かにやや未熟な面もある作品ではありますし(特にアンダーソンのVoについてはそれが顕著かな?)、あるいはまた、数ある名作群の中からあえて本作をチョイスして聴かなければならないというほどのアルバムではないとは思いますが、ファンであればしっかり押さえておきたい作品であるのは間違いありません。

取り分け、スクワイア&ブラッフォード推しの方々にとってのマストであることだけは確かだと思います。
この時点でも、素晴らしいプレイが堪能できます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イエスと言えば、話題になるのはもっぱら「こわれもの」以降から「リレイヤー」の時期まで、(その基礎として「サードアルバム」)、「ロンリーハート」から「ビッグジェネレイター」、「ABWH」くらいのところが多い。私自身、イエスは一時期かなり聞き込んでいて、ライブにも行っているが、この「ファーストアルバム」や2ndの「時間と言葉」は聞いた事がなく、興味もほとんどなかった。その理由としてはよく見かけるレビューで、イエスの音楽スタイルが確立されたのは「サードアルバム以降」というのを何となく真に受けてそのまま時間が経過してしまったからというのが大きい。最近、10年ぶりの新作がリリースされ、それをきっかけに再びイエスに興味が戻ってきた。調べてみると、2009年リマスターの国内版が安価に買える事がわかり、この「ファースト」から「ビッグジェネレイター」までをいっぺんに購入してしまった。

聞いてみて驚いた。「サードアルバム以降」どころかこの「ファースト」や「時間と言葉」も、完璧にイエスサウンドが完成しており、何の違和感もなく聞ける事だ。人のレビューがいかにあてにならないか思い知らされた。イエスが好きだけれどこのアルバムには手が出ないと思ってる方は迷わず買っていいと思う。ほんとうにどこを聞いてもイエスとしか言えない演奏と楽曲で、今回購入した2009リマスター盤の中ではこのアルバムを聞く事が特に多い。ただ、無駄に多数収録されているボーナストラックは、かえってアルバムの流れを壊して逆効果。収録するにしても、「これだ」という出来のいい音源を1〜2曲で充分だ。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月28日に日本でレビュー済み
 遅れてファンになると、良いこともあるもんである。
 プログレはロック聴き始めの子供の頃から大好きだったが、何故か、いわゆる「五大プログレ・バンド」の中では、イエスになかなか馴染めず、1枚もレコードを買わずにきた。CD時代になっても、なんとなくきっかけがなく20数年が過ぎたが、デビュー40周年の今年、丁寧なリイシューが行われ、一通りまとめて購入してみた。
 過去にも紙ジャケで発売されたらしいが、今回は、英国オリジナル盤を元にしたE式というし、封入物やレーベルもかなり再現しているようだ。
 また、本作は帯も日本グラモフォン時代の黒帯を採用ということで、古くからの熱心なファンは、複雑な気持ちだろう。ウン、判る。私も、キング・クリムゾンでは随分似たような思いをしてきましたからねえ。

 さて、ウッドストックの前月に発売されたファーストである本作、実は今回はじめてジックリ耳にするのだが、正直なところ、「プログレッシヴ・ロック」というレッテルを貼るのはちょっと躊躇われる内容だ。
 そういったジャンル分けよりむしろ、圧倒的に「堅実」な演奏能力に、度肝を抜かされた。ロック・ミュージシャンというより、ジャズ・ミュージシャンに近いレベルだ。彼らの年齢やキャリア、処女作であるということを考慮に入れると、さらに驚きが増す。
 ビートルズのカバーにしても、ちょっと同時代では他に類を見ないアプローチで、クリムゾンやELPが数年で早々とガス欠になったのに較べ、手を変え品を変え生き延びている彼らの強い生命力の萌芽を見る思いだ。
 ただ、オリジナルの楽曲群はメロディの面でまだ魅力に乏しい曲が多い。そんな中、個人的には小品だが、「昨日と今日」が好きだ。

 ひとつだけ欲を言えば、解説がライノの再発時のものだけで、たとえば、日本盤LPに掲載された日本人評論家のものを復刻するとかしたら、おもしろかったのになあ、と思った。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年7月8日に日本でレビュー済み
69年発表の1st。6.はビートルズ、2.がバーズのカヴァーと何となく初期ディープ・パープルの作品とイメージが被る内容。CSN直系のコーラスとハードなギターを生かしたサイケ・ポップよりのサウンドを聞かせている。言うまでもなく本作には後に発揮されるプログレとしての魅力は薄い。しかしながら演奏、曲などは他の凡庸なサイケ系のグループとは一線を画しており、イエスと思わなければかなり楽しめる内容だと思う。1.は前述のようにモロにCSN風。2.ではピーターのジャズっぽいギターとブラフォードのドラムスがなかなか聞かせる。3.はメランコリックなメロディが美しいフォーク作。シンプルなアレンジが素晴しく、初期の名曲と言っても良いだろう。4.はトニーのオルガンが大活躍する従来のイエスに近い曲。6.はピーターのハードなギターとブラフォードの激しいドラミングからトニーのオルガンへ移行するドラマティックなアレンジがされているが、ヴォーカルが入るといたって普通。7.は美しいメロディとコーラスが聞かれるサイケ・フォークの佳曲。こういう曲が入っているからこの作品は無視できないのだ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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