グラミー賞を総なめにしたデビューアルバムは2年目に入ってボックスセット再リリース。そこにはライブ音源やリミックスの音源が多数入ったものを加えたスペシャルエディションだったのだが、今回はデビューアルバムを持っている人の為に特典だけを切り離し、安価で提供しようという内容。 オマケとして見ればありがちな形態だが、こうやってオマケだけ切り離されるとなんとも奇妙なCDとなる。オリジナルアルバムなんだかライブアルバムなんだか、リミックス集なんだか立ち位置は微妙だ。 マイケル・ジャクソンのBLOOD ON THE DANCE FLOORというリミックス+新曲というアルバムが昔リリースされていたが、強いて言えばこれに近いのかもしれない。 ショートライブ的な長さで、シングルを敢えて避けたような選曲でのライブ音源は実に貴重で、彼女の技量が鮮明に出ている。ダニー・ハサウェイのカバーなど、アルバムで聞けない曲も収録。彼女は比較的ライブでカバーをするので、それゆえの貴重な瞬間。 逆にリミックスはシングルからのものが中心で、別バージョン的なものも収録。EVEとのデュエットはアシャンティやJA RULEを手がけて有名なマーダーインクのアーヴ・ゴッティによる作品。普段のアリシア・キーズとは違う雰囲気の曲なので楽しめるだろう。ちなみにこの曲もベスト10ヒットしている。
Great idea to collect the remixes from Alicia's first album onto one disc, along with a bunch of unplugged stuff, but this expensive CD has only 50 minutes of music on it! The real issue I have with that is that the two very hard to get house mixes--Roger's Release mix of "Butterflyz" and J-Jay & Chris Lum's mix of "Troubles", are both EDITS running less than 5 minutes, when the original versions are both about 9 minutes long! Why couldn't the record company give us the extra 5 minutes of each of those mixes and made this a 1 hour CD ????