わが谷は緑なりき [DVD]
フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ジョン・フォード, ウォルター・ピジョン, モーリン・オハラ |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 59 分 |
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商品の説明
商品紹介
アカデミー賞作品賞受賞!
巨匠ジョン・フォードが描く感動の家族愛!
<キャスト&スタッフ>
グリュフィド牧師…ウォルター・ピジョン
アンハード…モーリン・オハラ
ヒュー…ロディ・マクドウォール
監督:ジョン・フォード
製作:ダリル・F・ザナック
脚本:フィリップ・ダン
原作:リチャード・レウェリン
●字幕翻訳:稲田嵯裕里
<ストーリー>
19世紀末、英国ウェールズ地方の炭坑町を舞台に、ある少年の目を通して描かれる時の流れと家族の姿。「西部劇の神様」ジョン・フォード監督による不朽の名作。アカデミー作品賞他、まるでカラー作品を思わせる美しい緑の谷での映像で撮影賞にも輝いた。本作により、名子役と謳われるようになったロディ・マクドウォール、助演男優賞を獲得したドナルド・クリスプ他、多彩な俳優陣も魅力。
<ポイント>
◎1941年度アカデミー賞6部門受賞(作品賞/監督賞/助演男優賞[ドナルド・クリスプ]/撮影賞[白黒]/美術監督賞[白黒]/室内装置賞[白黒])
●カラー撮影以上に美しい色彩感あふれる見事なモノクロ映像は必見!
●日本語字幕:シネマフォント(手書き風字幕)を採用
<特典>
●オリジナル劇場予告編
●キャスト・ギャラリー
Amazonより
1941年度アカデミー賞作品 / 監督 / 助演男優(モーガン老役のドナルド・クリスプ) / 黒白撮影 / 黒白美術 / 装置賞を受賞。時の20世紀FOXの総帥ダリル・F・ザナックがプライベートで製作、映画史上最大の巨匠とも呼ぶべきジョン・フォード監督が、自らの少年時代の想いも込めて演出に当たった、これぞ映画の誉れというべき極上の名作である。
舞台は19世紀末の英ウェールズ地方。貧しいながらも平和な日々を過ごしたいた炭鉱夫モーガン一家。しかし経営者が賃下げを断行したことから、家族はやがてバラバラになり、次々と不運に観舞われていく。とめどもない悲惨なドラマを、モーガン家の末っ子ヒュー(ロディ・マクドウォール)が回想。しかし、その視線はあくまで美しく誇らしいもので、ラストで彼が語る一言がタイトルになっている。暗いトーンの中で一カ所に光を当てた画面構図が「どんなにつらくとも人生とは素晴らしいものだ」というメッセージを明確にしている。涙の後にすがすがしい感動と生きる希望を観る者にもたらす真の映画。これぞ真の傑作中の傑作であり、映画芸術の頂点。癒されたいなどと甘える暇があったら、この映画を観るといい。(的田也寸志)
レビュー
監督: ジョン・フォード 出演: ウォルター・ビジョン/モーリン・オハラ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988142123220
- 監督 : ジョン・フォード
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 59 分
- 発売日 : 2003/3/7
- 出演 : ウォルター・ピジョン, モーリン・オハラ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B000087EOP
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 276,951位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 27,576位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
この年代の映画は私が育った70年代でもテレビ放送でも見たことはなく、改めてamazonで見られることは大変感謝です。たとえ、レンタルビデオ屋でこの作品を見かけても決して見たいと思わないだろう、それだけamazonをはじめとしたストリーミング配信というのは様々な年代、国の映画をジャンルを問わず手軽に簡単に公平に検索して解説を読んで観ることができいいシステムだと思います。
さて、映画の内容はというと19世紀末、南ウェールズの炭鉱の町で暮らすモーガン一家の絆を末っ子ヒューの語りを通して様々な出来事が描かれる。炭鉱の町で暮らす人々の生活、賃金カット、組合の設立、解雇、仕事中の事故、そして兄弟の結婚、出産、離婚、通学、イジメ喧嘩、そして最後に事故による父親の死、これらすべてが短いエピソードながら巧みに繋げられ、少年ヒューの成長する姿と共に表現されている。
この19世紀の時代の思想がよく映像から出ていて、特に娘アンハードの愛のない結婚、そして離婚・出戻りから、あらぬ噂による誹謗中傷、炭鉱の出身による学校での仲間外れとイジメ等、当時であればあまり起こらない出来事(離婚・出戻り、身分不相応の通学)に対する過剰反応なのだろう。現代ではLGBT容認とか人権尊重を基本とするが、このようなあからさまな表現ではなくSNSによる攻撃に置き換わり、もっと醜くなっているとも感じられた。
ジョンフォード監督というと「駅馬車」のイメージしかなく西部劇しか撮らないのかと勝手に思っていたがこのようなヒューマンドラマを作れるということに驚きであった。そして1941年で白黒で音楽も陳腐だが、映画はシナリオであると改めて思わせてくれた。
私は現代のCG満載、音楽ド派手なアクション・SF映画は食傷気味であまり好きではないのだが、最近の若者たちはそのような映画しか見ていないであろう。amazonではこのような古い映画も手軽に見れるので解説を読んで少しでも興味を持ったら是非とも見て頂きたい作品です。
日本にとっては太平洋戦争が始まった昭和16年。
当時の軍部が敵情視察としてこの作品や「風と共に去りぬ」を鑑賞したとか・・・。
その結果を踏まえての判断が「真珠湾先制攻撃」とは、旧日本軍の頭の中は相当ヤバかったんでしょう(笑)
映像技術として卓越した「風と共に去りぬ」に対して、この作品はこの時代で既に産業革命以降の殖産第一主義の見直し的なニュアンスを漂わせ、労働問題や職業差別的な部分にも切り込んでいるなど、社会としての成熟度が存分に感じられます。
当時の日本からしたら、両作品を作れるような社会からは学ぶべきものしか無いのに、ホント、なんて事してくれたんだか・・・。
いつも私のレビューはこうなっちゃいますけど、戦前戦中の秀逸な外国作品を観るとそう思わざるを得ないんですよ。
だって、この国にもきっと素晴らしい作品もあっただろうに、その殆どが焼失してしまったんですから・・・。
色々と物議を醸した人だが、「それでは次週をお楽しみに、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。。。」、懐かしい
現代はこういういい映画番組がなくなってしまった。CSならあるのだろうか?
もとい!
原題 How Green Was My Valley
誰にでもある(と思いたい)幼い頃の記憶の原風景。
主人公のヒューを通して、移り変わっていく時代を描いているのだ。
白黒映画だが、とにかく英語がきれい。
とにかく見て欲しいの一言。
見なければわからない。現在の経済状況の急変に追いつけない世代に見て欲しい。そういう不安を支えていたのが'家族愛'であり、'故郷の記憶'である。
細かい解説は他の人が書いているので割愛する。
この作品のすごさの一端。
米国連邦議会図書館のあアメリカ国立フィルム登録簿に登録された作品なのだ。
日本で言えば、映画の国宝級なのである。
Maureen O'hara主人公の姉、ヒューと呼び合う声。たまらないよ。
O'hara とは別に、Scarlet O'haraもいるが、こちらは「風と共に去りぬ」の主人公。
amazon primeさん、ありがとう。こういう作品を見られるなんて、いいじゃないか。
そのリフト上、「彼の教えはいつも正しかった」という人は主人公ヒューの膝で眠り、いつもヒューを支え導いてくれた人は明らかに十字架に架けられた人の姿勢を取り、主人公ヒューはそれまでの幼さを捨て少年期に別れを告げた顔に変わっています。
その後のヒューの人生は何一つ語られません。
観客に提示されているのは、映画の導入部、
『母のショールに荷物をまとめ/私は谷を出ていく/二度と戻ることはない/50年の思い出はここに残して行こう』
で始まるヒューのモノローグだけです。
おそらくモーガン家の跡取りも無事に大人になり、母も看取って、やっとヒューは谷を出て行けるのでしょう。
谷に残り続けても、冒頭の映像にある人影も疎らになり薄汚れた風景が日々眼前に横たわっているだけです。
故郷をとおく離れてしまえば、振り返り思い出すのはエンディングのイメージのような「わが谷は緑なりき」の美しいロンダの谷。
リフトから冒頭に至る物語は、旅立つ彼の回想に不必要な記憶として切り捨てられたのだと思います。
この谷での半生を捨て、齢50を過ぎて宝島を探しにゆく。
映画としては不要な部分なのでしょうし、正しい観賞の仕方ではないのかも知れませんが、リフトから降りた後のヒューの、おそらくは苦難と忍従、疲弊と絶望の半生にも不思議と思いを馳せてしまう終わり方でした。
とってつけたような、美しく暖かいばかりの筋立てでないからこそ、心に残る名作だと思います。
他の国からのトップレビュー
Con il suo tipico linguaggio sociale,Ford pennella un dipinto di lacerante umanità,volando su simboli e spaccati con lirismo e pietà.
Il DVD presenta una stampa ottima,in video e audio.
Raccomandabile è la visione nella versione originale,dove le voci dei protagonisti sono pulite e precise,senza presentare impietose pastosità sonore.
Ottima copia per un film che fa sognare in un bianco e nero da antologia.
Da comprare e rivedere.
I haven't seen the entire film through. Just ran through sections to check the quality of the DVD which appears to be excellent. I received this very quickly, in great condition, at what I think is fair market value.
Thrilled to have this film in my collection.