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本作は、人気シリーズ「遙かなる時空の中で」で初のフルボイスが実現された最大4人対戦可能のボードゲームだ。水野十子描き下ろしのイベントスチルも収録されているファン待望の内容になっている。
ごく普通の高校生、元宮あかね(主人公)は「龍神の神子」として選ばれ、異世界「京」に召喚される。鬼の一族の陰謀によって危機の真っ只中にある京を救うため、「八葉」という8人の男性と戦いを始めるが、ある朝、目が覚めると自分と同じ姿の少女が3人いることに気づく。鬼の呪いによって、夢の世界に閉じこめられてしまったのだ。4人の中の1人は鬼が化けた偽物で、その偽物を見つけないと身体を乗っ取られてしまう……。見分ける方法はただ1つ、龍神の神子ならば八葉との強い心のきずなでどんな試練にも打ち勝つことができるはず。この夢の京の中で、最も活躍した神子こそ本物に違いない。
ゲーム内で活躍するには、京の町にはびこる怨霊を退治したり、珍しいお札を手に入れて贈ったりする。もちろんその過程で怨霊や鬼との戦闘が発生するが戦闘方法は簡単で、お札を選んで攻撃方法を選択するだけだ。ここで、京の町で集めたお札を効率よく使うのがポイントになる。八葉たちといっしょに旅をしているうちに、恋愛イベントが発生し、深い信頼を得ることができた八葉とは甘く切ないエンディングが用意されているので、ここはやはり最後まできっちりプレイして見届けてほしい。(椎 武男)