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画面を見ながら何度も「スゲー」「かっこいい」「いいバンドだなあ」と呟いた。90年代後半から00年代前半の日本の音楽シーンのなかで、絶対的な支持を獲得していたナンバーガール。本作は、彼らの活動の軌跡がコンパクトにエディットされた2枚組の映像作品だ。
「NUMBER GIRLを映像で思い出す」と題されたDISC1は、福岡天神ハートビートでの初ライヴやレコーディング風景などを向井秀徳自身が編集したバンド・ヒストリー。オルタナティブ系ギター・ロックからスタートした彼らがダブ~音響系のサウンドを吸収しながら、(どんどん増加してく向井の体重と比例するかのように)タフで強靱で鋭利な音楽を描き出すが、ヒリヒリとした緊張感のなかで伝わってくる。DISC2には、「全てのVIDEO CLIP」と「LIVE 京都大学西部講堂 2002年11月22日」を収録。全ロック・ファン必携のアイテムだと思うよ、ホントに。(森 朋之)
レビュー
監督: 向井秀徳
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)