いやー、いい映画でしたねー!
公開から22年経って、初めて観ました。
さすが、デンゼル・ワシントンですが、私は、ロバート・デュバルに相変わらず、いいものを観せてもらいましたね。
日本では、DVDのみ?Blu-rayないし、4KウルトラHDで、観てみたいですね。
フォーマット | 色, ドルビー, DTS Stereo, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ジェームズ・キアーンズ, ジェームズ・ウッズ, デンゼル・ワシントン, ロバート・デュヴァル, レイ・リオッタ, ニック・カサヴェテス |
言語 | 日本語, 英語 |
稼働時間 | 1 時間 56 分 |
心臓病を患う息子を持つジョンは、助かる道は心臓移植しかないと、担当医から告げられる。しかし、彼には移植リストに息子の名前を載せるお金がない。家財を売って工面したが、全く足りず、病院側はそんな彼をつっぱねる。ジョンは病院に立てこもり、医師らを人質に、息子を助けてくれ…と要求を出した。
貧しい者に冷酷な医療保険の実情に鋭くメスを入れつつ、映画は社会派に走らず、主人公の強い父性を軸にした感動ストーリーになっている。息子を助けるために病院に立てこもる主人公の行動は、一見無謀に思えるが、あらゆる手をつくしてもどうにもならず、人命救助よりも営利を取った病院側に闘いを挑んだジョンに共感できるのは、デンゼル・ワシントンの説得力のある熱演あってこそ。インディーズ映画の帝王ジョン・カサヴェテスの息子、ニック・カサヴェテスが演出しているのも興味深い。(斎藤 香)
監督: ニック・カサヴェテス 脚本: ジェイムズ・キアーンズ 撮影: ロヒール・ストッフェルス 音楽: アーロン・ジグマン 出演: デンゼル・ワシントン/ロバート・デュヴァル/ジェイムズ・ウッズ/レイ・リオッタ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)