バグダッド・カフェ 完全版 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, DTS Stereo |
コントリビュータ | マリアンネ・ゼーゲブレヒト, パーシー・アドロン |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 48 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
商品紹介
やさしい人々がまきおこす、ハートフルな物語、世界的大ヒットを記録した『バグダッド・カフェ』の完全版
【特典映像】
●予告編映像
Amazonより
文句なしに映画ファンをうならせる傑作。舞台はアメリカ西部、モハーベ砂漠にたたずむさびれたモーテル「バグダッド・カフェ」。そこは日々の生活に疲れきったモーテルの女主人や、日夜遊びに明け暮れる娘、売れない画家、ピアノの弾けないピアニストなど、うだつのあがらない人々が集う場所だった。そこへやってきたのがドイツ人のジャスミン。彼女の出現は、徐々に周りを変えていく…。
本作は砂漠のように枯れ果てた人々の心に、たっぷりの水で潤いを与えてくれる映画である。砂漠色の黄色を基調に描いた映像には夕暮れ時の物憂げさがあり、バックに流れる名曲「コーリング・ユー」はひたひたと静かな感動を呼び覚ます。この歌が軽快なリズムに変わっていくにつれ、ジャスミンの魔法は花開き、人々に笑顔が戻っていく。ジャスミン役のマリアンネ・ゼーゲブレヒトの印象が強烈だ。1987年、西ドイツ作品。(齋藤リエ)
レビュー
製作・監督・脚本: パーシー・アドロン 製作・脚本: エレオノーレ・アドロン 撮影: ベルント・ハインル 美術: ベルント・A.カプラー/ビナデット・デ・サント 編集: ディートリッヒ・V.ヴァッツドルフ 音楽: ボブ・テルソン 出演: マリアンネ・ゼーゲブレヒト/ジャック・パランス/CCH.パウンダー/クリスティーネ・カウフマン/モニカ・カローン/ダロン・フラッグ/ジョージ・アキラー/G.スモーキー・キャンベル/ハンス・シュタードルヴァー/アラン・S.クレイグ/アペサナクワット
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83 g
- EAN : 4523215005142
- 監督 : パーシー・アドロン
- メディア形式 : 色, ドルビー, DTS Stereo
- 時間 : 1 時間 48 分
- 発売日 : 2003/4/25
- 出演 : マリアンネ・ゼーゲブレヒト
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 紀伊國屋書店
- ASIN : B00008BOFQ
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 28,464位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,613位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
主人公をカリフォルニア旅行中のドイツ人夫婦で喧嘩別れした超肥満の高年の女性に設定し、その女性が居座るカフェの店長をこれまた喧嘩別れしたヤンキーな黒人女性というキャラクターも配役設定のうまさである。いかにもひと騒動起こりそうなことが見え見え、それでも最後はお互いを理解しあっていく。途中途中でさりげなく笑わせてくれるのも演出のうまさではないでしょうか。
1960年代に西部劇の悪役俳優として名を馳せたジャックパランスが出ていたのには驚いたが、このカフェに居座る男として妙にいい味を出していて、最後はいい所だけをかっさらっていったという印象です。
プライム解除前に見つけて鑑賞。
砂漠の中で殺気立つ描写から、ジャスミンが浄化して少しずつ打ち解けてゆく流れ。
不思議と優しい気持ちや笑顔が染みわたり、癒やされる映画でした。
名曲Calling youは冒頭では夫を呼んでいると思ったのが、最後にはブレンダとジャスミンが呼び合っているように感じました。
初めは距離のある2人が、ミセス呼び→ミス呼び→呼びすてへと近づいていくのも素敵でした。
減点は最後にブレンダの夫は出てこなくてよかったような。
ディレクターズカット版のサービスなのかもしれませんが。
愛は与えるほどあふれる、欲しがるほど枯れる。
しかしハッピーエンドは流れを作るのに結構苦労します。
相当長いストーリーを描かないとハッピーエンドへの筋道が立てづらくなります。
対してこの映画は時間枠内にハッピーエンドへちゃんと導いています。脚本が上手ですね。
興行収益は5億円。製作費がその半額ですから成功した作品とは言えませんが後を引いた作品と考えれば製作者サイドは満足なのではないでしょうか?
未だに名作の一つとして数えられている点を考えると金字塔を打ち立てた作品と言って申し分ないと思います。
感情の流れは不安と退廃から始まって疑惑と打ち解け、幸福の絶頂からの失望、そして新たな希望という流れです。
大人なら楽しめる作品ですが多分子供だと退屈な作品でしょう。
画面のなかに、人とモノが本当に絶妙に配置されるというか出入りするのが素晴らしい。サロモが弾くバッハの平均律は基本へたくそなんだけれど、ジャスミンが聴いてくれたC-Durのプレリュードだけは、ほんとうにステキな音楽になっていて、このあたりもこの映画の大好きなところです。
以下ネタバレ気味になりますが重要なので書きます。
ホノボノとしたイイ話ではあるんでしょう。外部からやってきた「異人」がコミュニティを活性化させるというテーマは悪くありません。しかし、優等生的臭みもさることながら、「底辺の有色人種たちに幸福をもたらす女神である白人」という設定にはちょっと嫌なものを感じてしまいました。穿った見方のし過ぎですかね。
落としどころなど要らないんだなと思った。
中盤はシュールでクスッと笑えるポイントが散りばめられていて、コメディの演劇を見ているみたい。
終盤は音楽が鳴り響いていてミュージカルテイスト。ハッピーエンドで終わるのが良い。
砂漠のような土地にポツンと建つのは、バクダッドと店名についたカフェ。
経営者家族はアフリカ系のブレンダたちで、ここはどこなんだろう・・?
最初はラスベガスを目指してるっぽかったけど・・
と思っていたら、ネイティヴアメリカンぽい保安官が登場して、やっぱりアメリカのどこかかぁ・・
とわかる。
「壊れたコーヒーメーカーが・・」と歌う「calling you」は、やっぱりこの映画のためにつくられた曲らしい。
静かに進行していくにもかかわらず、意外にも次から次へとドラマチックな展開、驚きが、この作品には詰まっている。
つまりスゴく面白い!映画だと思います。
ジャスミンがやってきてから、カフェの人々やカフェ自体もどんどん変っていく。
相手への接し方で、こんなにも世界は変化していくのだと実感させられる。
ひどく静かで殺風景でさびれた場所だったのに、なんて楽しくて賑やかなスポットに生まれ変わっていくのだろう・・ともう感動でいっぱいになる。
そしてラストには、思いがけない幸せが・・!これもドドンとくるのではなく静かに訪れる感じで、
だからこそでしょうか・・とても胸があつくなりました。