ロイシン・マーフィーとマーク・ブライドンの関係の終わりがテーマになっているモロコ最後のアルバム。全体的に漂う悲しげな雰囲気とダンス・ポップなミュージックが上手く組み合わさっており、前作までの実験的なユニークなサウンドとは違ったテイストになっている。2人の別れがなければ生まれなかったであろうアルバム。そもそもモロコ自体ロイシンとマークがパーティーで出会ったのがきっかけで結成されたので、別れたら解散というのは理にかなっている。10曲57分で1曲が長めだが、冗長な感じは一切しない。
おすすめ
2 Come On
5 Forever More
7 100%
9 I Want You
10 Over & Over