Amazonレビュー
コミック界のスーパーヒーロー、デアデビルは本作をどう思うだろうか? 人並み外れた聴力をもつこのコスチューム・ヒーローなら、思わず音量調節つまみをつかむに違いない。なんと言っても、耳鳴りを起こしそうなモダンロックのナンバーが本作にはめじろ押しなのだ。その中でも、ドロウニング・プールとこれまたコミックから抜け出したようなロブ・ゾンビのペアは、フューエルやサリヴァやニッケルバックの強力な新曲があるにもかかわらず、その強烈な個性で他を圧倒している。そして、映画の予告編で流れた「Bring Me to Life」を含む新人バンド、エヴァネセンスの2曲も、トーリ・エイモスのファンにも気に入られそうなエイミー・リーのドラマチックなボーカルのおかげでひときわ光っている。このようにハードロック色の強い本作だが、そればかりではない。ナッピー・ルーツとP.O.D.のギターのマーカス・クリエルの共演したラップ・ロックのナンバーは、ラップのファンもロックのファンも満足させてくれるし、オートパイロット・オフは威勢のいい音を響かせている。それに、タイトル曲にはケミカル・ブラザーズ的なビッグ・ビートが取り入れられている。(Kurt B. Reighley, Amazon.com)
メディア掲載レビューほか
ベン・アフレック主演映画「デアデビル」(20世紀フォックス配給2003年4月公開)のオリジナル・サウンドトラック。音楽はニッケル・バック、ザ・コーリング、フーバスタンク、モービー、ロブ・ゾンビ、POD他アメリカを代表するロック・アーティストが参加。 (C)RS