ボウリング・フォー・コロンバイン [DVD]
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仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
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フォーマット | ワイドスクリーン, 色, ドルビー |
コントリビュータ | チャールトン・ヘストン, マイケル・ムーア |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 |
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商品の説明
Amazonより
マイケル・ムーアが、『ロジャー&ミー』や『ザ・ビッグ・ワン』でやったように、アポなし突撃取材で挑んだ優れたドキュメンタリー映画。今回のターゲットは「銃規制」。この主題をとりまくあらゆる論争を巧みに展開、それらの論争を打ち負かしていくが、「他の民主主義国家に比べて、どうしてアメリカ人は互いを殺しあうのか?」という問題の答えはなかなか見つからない。コロンバイン高校銃乱射事件や、ムーアの地元ミシガン州フリントで起きた6歳児の発砲事件にフォーカスを当て、探求は進む。コロンバイン高校銃乱射事件を引き起こした生徒が銃を購入した大手ディスカウントストアのKマート本社に乗り込んだり、全米ライフル協会(NRA)会長、チャールトン・へストンの自宅を訪問、アメリカ国内での銃規制に反対する人々や組織に説明責任を求める。ムーアの切り口には、ユーモアと感情があり、ただの熱血漢で終わっていない。ムーアは、犯罪のはびこる世の中において、真に良識のある発言者となりつつある。(Bret Fetzer, Amazon.com)
レビュー
世界を震撼させたコロンバイン高校銃乱射事件の背景を、各方面への突撃インタビューを重ねて追跡する――その着想と語り口のおもしろさ、ジャーナリストの鏡のごとき姿勢に関しては、もうあちこちでさんざん語られ賞賛し尽くされているのであらためて言葉を重ねるのも気恥ずかしいけれど、でもやっぱりコレは“間違いなくドキュメンタリー映画の歴史に残るだろう”と表現するしかない作品なんだと思う。アカデミーやカンヌを筆頭に世界の映画祭の受賞歴がズラリ並ぶ事実も、もちろん今では作品に箔をつける無比の宣伝文句として機能しているわけだが、でもでもむしろマイケル・ムーアがこの作品でほじくり返したものにピンときた人が世界にこんなにも……と、そんな次元でホッとさせてくれる事実のように感じられる。だってこの世は虚々実々でよっくわからないのだものぉ。\そこでムーアの出番なのだ。表現者ムーアの醍醐味は、ああ、言ったあっ! という快感に尽きる。彼の手法も思想もじつは決して奇抜ではないし、題材はみんなが知ってる思ってる悩んでる諦めてるコト。ただ彼の場合は“諦めてる”がない。そして監督作業においては、瞬間芸のようにみせていてじつは事前の設計図引きの際の天才的パースペクティヴ認識が作品の質を支えているのである。本作公開後もアカデミー賞授賞式典での武勇伝やシステム・オブ・ア・ダウンの「ブーム!」のPV監督といった蛮勇が話題になったが、その本性は現実の悲劇と喜劇に敏感な感性だろう。これがたんなる憎悪や混ぜっ返しでないことは、著作にせよ映像にせよ彼が手がけたものに実際触れれば即座にわかる。本DVDでは初回限定特典で同梱されているアメ本仕様のムーアまるわかり副読本も読みがいがあるし、そういう細々とした周辺の情報を知りたくなるキャラクターでもあるのだ、ムーアのおっさんは。 (平野和祥) --- 2003年10月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
製作総指揮: ウォルフラム・ティッチー 製作・監督・脚本・出演: マイケル・ムーア 製作: チャールズ・ビショップ/ジム・チャルネッキ/マイケル・ドノヴァン/キャサリン・グリン 編集: カート・イングファー 出演: マリリン・マンソン/チャールトン・ヘストン/マット・ストーン/ジョージ・W.ブッシュ 声の出演: 松岡充
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 19.5 x 14 x 3 cm; 299 g
- EAN : 4988102906016
- 監督 : マイケル・ムーア
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色, ドルビー
- 時間 : 2 時間
- 発売日 : 2003/8/27
- 出演 : マイケル・ムーア, チャールトン・ヘストン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B00008HC54
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 61,001位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,039位ドキュメンタリー (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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笑いながらも、怖くなってきます。
マイケル・ムーア監督、誠実な方だと思います。
なぜこれを購入したかと言うと、やはり
あれだ、アメリカであった二つの
乱射事件、中絶手術の施設を
キリスト教の過激派がやった事件。
障害者支援施設をイスラム国の支持者が
やった事件。 これらの事件を見て
あらためて見たいと思った。
もちろんアメリカが銃を武器を
売るのやめたら平和になると思わない
ロシアや中国や他の国が武器を
売るだろう。 だけども、こんなニュース
も聞く、アメリカ、ロシア製の武器が
敵であるイスラム国に鹵獲、横流し
されて、使われてると。 ......
この映画で俺がショックだったのは
6歳の男の子が同級生の女の子を射殺する
事件だ、俺はジョニーマッドドックも
見たしロードオブウォーも見た
子供が銃で殺人をする事実に免疫がある
俺がショックだったのは、その
6歳少年が母子家庭で貧困だったと言う
彼の母親は最低限の社会保障を
受けるために過酷な労働をしいられてた
その労働とは1時間半バスに乗り
金持ちの地域のバーで働くとゆう
しかし結局家賃を払えず追い出され
母子は親戚の家に転がりこみ
少年はそこで銃を見つけ犯行したとゆう
他の事件もそんな感じだ異常な事件だか
それなりのプロセスがあった。
しかし彼らの武器を作っている、
売っている、もしくはそれらを肯定
している、ライフル協会やミサイルを
作っているロッキード社の人間は
自分たちの製品使っている彼らの
行動が理解できないと言う始末
この人たちの商売、正義とは常識で
あって、けっして良識ではない。
自分たちのやっていることに疑問を
いだいていないのだ。
日本でも格差と貧困が拡大し不満が
上がっている、もしも銃が出回ったら
同じことが起こるかもしれない。
俺は武器が好きだが失業中の俺は
それよりも安定した職とお嫁さんが
ほしい、テロとか乱射している人達は
肌の色とか違うけど心の底では
俺と同じものを求めてるのではないのか
よくしらないことはたくさんあります。
ここではアメリカの銃社会問題について真摯に取り組んでいます。
明確な解答が提示されているとは言えないかもしれませんが、
発砲事件の発生率、死傷者などの各国情報や、
アメリカが銃社会になってしまったきっかけなど、
様々な人へのインタビューを通して事実を伝えようというスタンスで映画化されています。
暴力との関係からマリリン・マンソンのインタヴューも収められていましたが、
私はメタルと青少年の暴力の問題に関心があるので、興味深く拝見しました。
マリリンが大統領選のことなど、政治的なことにも自身の意見をもって
冷静に語る姿が印象的でした。
そこにみんなが気づかないと戦争は無くならない
おまけに納品書には領収書ではないとはっきり断り書きがついています。後日、領収書が送られてくるのでしょうか。
アマゾンで買う商品には納品書兼領収書がついていますが、なぜ同じシステムにしないのか、理解できません。
ドキュメンタリー映画なんて客入らねえだろって風潮に一石を投じ、似たり寄ったりなフェイクドキュメンタリーの濫造を許した。
突撃取材というスタイルは『ゆきゆきて、神軍』を撮った原一男監督のオマージュであり、ムーア監督自身が原監督を崇拝しているのは周知の事実。
報道映像の切り貼りやチャールトン・ヘストンの演説など印象操作盛り沢山。
それ故に純粋なドキュメンタリーと言うとクエスチョン付きます。
冒頭の銀行口座を開設するとライフルが貰えるというくだり、チャールトン・ヘストンの演説、ミシガン市民軍の資金集め、オクラホマ連邦政府ビル爆破犯の片割れの自宅を取材……国民は憲法により銃を持つことが保証されているらしいが、そこをムーア氏が核兵器も『武器』だよなと論破する。
政治家やマスコミからコロンバイン銃撃事件の元凶と糾弾されるマリリン・マンソンが自分のことを悪者に仕立てて国民の目を逸らすほうが安易だと語っている。
サウスパークっぽいアニメで振り返るアメリカの暗黒史もとい歴史も分かりやすく面白いが当事者からすれば全然笑えない。
アメリカとカナダの文化的な違い。アメリカ同様の銃社会であるにも関わらず銃撃事件が皆無なカナダに終始困惑しまくりなムーア氏。恐怖による支配とマスコミという暴力装置の効果でジワジワ洗脳され思考停止に追い込まれるアメリカ人たち。
その究極が911であり恐怖で良心が完全に麻痺したアメリカ人はブッシュの戦争を支持、今日に至る泥沼の混迷を生み出すことに加担した。
チャールトン・ヘストンへのインタビューは何度見返しても『悪意』を感じずにはいられない。ムーア氏のめちゃくちゃな話に終始何言ってんだこいつという顔をしているヘストン氏。まるで悪の組織のボスのように印象操作されているのが非常に解せない。
ブルーレイ化されたがニュース映像などは画質が粗い。あえての粗い画質だと思うことにする。
他の国からのトップレビュー
Michael Moore wrote and produced this classic movie that focuses on America’s rather unique gun culture coupled with our propensity for using them to kill our fellow citizens. I’ve seen the movie before, a couple of years after its 2002 release. The “wap, wap” and my subject change of mind (and heart) served as the catalyst for a re-viewing of the movie. On April 20, 1999, Eric Harris and Dylan Klebold woke up and attended their first class of the day, around 6 am. It was a class in bowling. Then they went to their school, Columbine High, and fired over 900 rounds of ammo at their fellow students, killing 12, along with one teacher, and wounding 24 others, before taking their own lives.
Moore has produced a number of documentaries, commencing with “Roger and Me” which concerned GM’s decision to close its car plants in Flint, Michigan. Moore’s style is highly idiosyncratic and carefully cultivated. He dresses like a slob, with a baseball cap, scraggly beard, baggy, ill-fitted jeans, tennis shoes and a shirt that is never quite tucked in. He shuffles. He is obviously “harmless,” and thus gets individuals to agree to be interviewed, and they say some of the most amazing and damning things. One suspects these same individuals would decline to be interviewed if approached by a slick TV reporter with a stylish haircut and a crisply pressed suit.
Moore’s style, which exhibits heavy dollops of irony, is apparent from the beginning… “another morning in America, quiet suburban streets, the milkman delivering milk..." (do they still do that?) and “we bombed another country whose name no one can pronounce.” Turns out to have been literally true, as subsequently revealed later, that on the day of the Columbine school shooting massacre, the United States dropped the highest daily tonnage of bombs on Kosovo (quick – why were we bombing this country?).
With his demeanor and his “ah, shucks” interviewing style, he interviews James Nichols, the brother of Terry Nichols, who will remain at Supermax, in Florence, CO for the rest of his life for his part in the Oklahoma bombing of 1995. Timothy McVeigh, who would be executed for his role, stayed at the James Nichols' farm for months, but the Feds said they did not have enough evidence to prosecute him. He shows Moore the loaded gun he keeps under his pillow. Moore himself grew up in the gun culture and has been a lifetime member of the NRA (National Rifle Association). He takes his NRA card and interviews Charleston Heston at his Hollywood home, the actor who played many roles, including Moses in “The Ten Commandments.” As President of the NRA, he was famous for his five-word declaration: “…from my cold dead hands,” as in, how he would give up his gun.
There is so much more: interviews with Marilyn Manson whose violent rock lyrics were blamed for the massacre (he seemed to make sense and be very level-headed!); Canadian students on why they do not feel compelled to shoot their fellow students; the creators of South Park, the comic strip, with a highly appropriate episode, Michigan militia men in camouflage, target practicing, stating it’s an American’s obligation to own a gun… and on and on.
Moore also recaps America’s violent actions overseas, against a whole array of countries, commencing with Iran, in 1953. Several of the individuals eventually killed were America’s own at one time: Diem, in Vietnam, Saddam Hussein and Osama bin Laden. Manuel Noriega, once a CIA operative, was given a lengthy prison sentence, while 3000 Panamanians were killed in the process of capturing him (just so much collateral damage).
Why, oh why? Why this violence in America, in contrast to so many other countries like Germany, England, Canada, and Australia. Theories are thrown up, only to be quickly punctured by Moore. Two decades later, no progress on the answers, and no progress on reducing the violence. And there is now another “why, oh, why” concerning America’s appalling response to the COVID pandemic.
And I have succumbed to the rationale of “deterrence,” joining the majority of my compatriots. 6-stars, for Moore and his documentary regrettably still so relevant, as the Parkland school shooting trial comes to a conclusion.
Allerdings sollte man nicht alle Aussagen und Zusammenhänge glauben.
Trotzdem unterhaltsam.