キース・ジャケット程の気迫はないが体調を選ばず聴ける名作になっている。
うめき声がないのも素晴らしい。
アローン+2
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, 2016/6/29
"もう一度試してください。" | SHM-CD | ¥1,432 | ¥1,210 |
CD, 2011/6/22
"もう一度試してください。" | 1枚組 | ¥2,880 | ¥1,580 |
CD, 2003/4/23
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥250 |
CD, 限定版, 2000/6/1
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| — | ¥439 |
CD, 限定版, 2005/9/14
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| — | ¥449 |
CD, 1997/6/4
"もう一度試してください。" | 1枚組 | — | ¥550 |
CD, 限定版, 2014/12/3
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| — | ¥738 |
CD, 限定版, 2010/9/22
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| — | ¥855 |
CD, 1987/12/1
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥880 |
CD, 限定版, 2004/2/21
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| — | ¥1,397 |
CD, 限定版, SHM-CD, 2007/11/21
"もう一度試してください。" | SHM-CD, 限定版 |
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| — | ¥1,430 |
CD, 限定版, 1995/7/26
"もう一度試してください。" | 限定版 |
—
| — | ¥4,800 |
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曲目リスト
1 | ヒアズ・ザット・レイニー・デイ |
2 | ア・タイム・フォー・ラヴ |
3 | ミッドナイト・ムード |
4 | オン・ア・クリア・デイ |
5 | ネヴァー・レット・ミー・ゴー |
6 | オール・ザ・シングズ・ユー・アー (追加曲)|ミッドナイト・ムード (追加曲) |
7 | ア・タイム・フォー・ラヴ (別テイク/追加曲) |
商品の説明
Amazonレビュー
ビル・エヴァンスは、この時代では珍しく、56年のデビューアルバムからソロピアノ演奏を録音している。69年にはソロピアノのフルアルバムをリリース。ジャズスタンダードというより、ポップなナンバーを弾く。
アナログLP時代には、B面すべてを占める14分にも及ぶ『ネヴァー・レット・ミー・ゴー』に驚かされた。前衛でもないソロ演奏が10分以上続くのは異例であるが、エヴァンスの演奏に難解なところはない。共演者がおらず、事前に打ち合わせする必要のないソロ演奏だからこそ、気分次第で演奏を続けることも可能だ。
途中でテンポやリズムパターンを変える、Key(調性)を変えるといったことも思いのままである。イメージがいろいろ広がり、そのために演奏時間が長くなる。それまでの常識では考えられなかったアルバムだが、内容のすばらしさでグラミー賞では最優秀ソロイスト賞を獲得した。(高木宏真)
メディア掲載レビューほか
`JAZZ THE BEST`シリーズの第1回発売分(全100タイトル)。ビル・エヴァンスによる、1968年録音盤。 (C)RS
登録情報
- メーカー : ユニバーサル ミュージック クラシック
- EAN : 4988005330444
- 時間 : 47 分
- レーベル : ユニバーサル ミュージック クラシック
- ASIN : B00008KKSZ
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 262,760位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,444位ビバップ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい音楽です 聞いたなかで1,2をあらそう良さでした ただ ジャケットがネットで見たのと色が違いました グリーン色がよかったのですが、、、
内容はもちろん同じですが 、、、
とにかく ありがとうございました
内容はもちろん同じですが 、、、
とにかく ありがとうございました
2020年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キースジャレッドの方が好みだった事に気づいた一枚です。
2018年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現実から解き放してくれる最高の名盤
贅沢な時間をくれるアルバムです。
贅沢な時間をくれるアルバムです。
2022年12月26日に日本でレビュー済み
2022年の暮れにリリースされた山中千尋のToday is another dayにジョー・ザヴィヌル作のMidnight Moodが収録されている。これを聴いたとき、ボクは「おや、いつもと雰囲気が違うな」と思ったのだが、同時に疑問も湧いてきた。ボクはMidnight Moodをいつもはどこで聴いていたのだっけ。」「そもそもボクはどうしてこの曲を知っているんだ。」Midnight Moodがビル・エヴァンスのAloneに収録されていることを思い出すのにしばらくかかってしまった。改めて山中千尋と比較すべく、Aloneを聴き返し、これもまた魅力的なレコードであると再認識させられた。ビル・エヴァンスに関する世間一般のイメージは、ワルツ・フォー・デビーのような可愛らしい曲を弾くピアニストというイメージだろうけれど、その一方で荒々しく力強いピアノを弾くこともある。ビル・エヴァンスはマイルス・デイヴィスのKind of Blueに参加して、マイルスとともにモード・ジャズを推進してきただけあって、ヴィレッジヴァンガードのライヴではワルツ・フォー・デビーやマイ・フーリッシュ・ハートのような愛らしい曲とならんでマイルスのMilestonesもプレイしている。またジェレミー・スタイグのようなアグレッシヴなフルートを加えたレコード”What’s new”も残している。このAloneに収録された演奏はワルツ・フォー・デビーの系列に連なるものと言えるかもしれない。確かにスコット・ラファロ、ポール・モチアンのトリオと比べると物足りないかもしれないが、Here’s that rainy dayに始まり A Time for Love,にMidnight Moodとロマンチックで可愛らしいレパートリーで固められている。
2006年10月15日に日本でレビュー済み
Verveに残された『Alone』は、エヴァンスのビル・エヴァンスとしての最大の特徴である“リリカル”な音楽性を、如何なく発揮したアルバムだと思います。
勿論、リヴァーサイド時代のソロも美しい演奏を残していますが。
1曲目の「Here's That Rainy Day」からいきなりエヴァンスの美しいピアノの世界に誘ってくれます。深く静かに、自分の心の中を見つめながらピアノの鍵盤を辿るような感じがとても好きですね。心の揺れをスゥイングするピアノで表現できる稀有なピアニストだとも思います。
2曲目の「A Time For Love」の演奏のように、時折音の密度を少なくし、静寂をもたらすことで、余韻と抒情が生まれます。決して全ての音符を隙間なく埋め尽すような演奏はしませんので、その辺りのテンポ・ルバートをもった奏法が個性を際立たせているのでしょう。
「Midnight Mood」の温かいスゥイング感も好きですし、このような軽快さもまた彼の演奏スタイルの魅力だと言えるでしょう。
14分以上演奏した「Never Let Me Go」はソロ・インプロヴィゼーションの中でも一際評価されているものです。
内省的で陰影に富み、心の趣くままテンポを揺らし、様々なメロディーとハーモニーを紡いでゆき、大きな音楽のまとまりとして提示した演奏でした。彼の才能の煌きを最大限に発揮したソロ・ピアノだと言えますね。
少しずつ演奏と共にノッてきたのでしょう。饒舌なピアノは熱を帯びてきます。何度聴いても素晴らしいとしか言いようのない演奏だと思います。これも好きなアルバムです。
勿論、リヴァーサイド時代のソロも美しい演奏を残していますが。
1曲目の「Here's That Rainy Day」からいきなりエヴァンスの美しいピアノの世界に誘ってくれます。深く静かに、自分の心の中を見つめながらピアノの鍵盤を辿るような感じがとても好きですね。心の揺れをスゥイングするピアノで表現できる稀有なピアニストだとも思います。
2曲目の「A Time For Love」の演奏のように、時折音の密度を少なくし、静寂をもたらすことで、余韻と抒情が生まれます。決して全ての音符を隙間なく埋め尽すような演奏はしませんので、その辺りのテンポ・ルバートをもった奏法が個性を際立たせているのでしょう。
「Midnight Mood」の温かいスゥイング感も好きですし、このような軽快さもまた彼の演奏スタイルの魅力だと言えるでしょう。
14分以上演奏した「Never Let Me Go」はソロ・インプロヴィゼーションの中でも一際評価されているものです。
内省的で陰影に富み、心の趣くままテンポを揺らし、様々なメロディーとハーモニーを紡いでゆき、大きな音楽のまとまりとして提示した演奏でした。彼の才能の煌きを最大限に発揮したソロ・ピアノだと言えますね。
少しずつ演奏と共にノッてきたのでしょう。饒舌なピアノは熱を帯びてきます。何度聴いても素晴らしいとしか言いようのない演奏だと思います。これも好きなアルバムです。
2006年11月24日に日本でレビュー済み
まず特徴的なのは左手のタッチの強さ。右手を湖の表面の波とすれば、その波の下でゆっくりと移ろう冷たい底流のようだ。波と底流がお互いに影響を及ぼしあって、ひとつの音楽が静かに湧きあがってくる。
エバンスは、家でピアノの練習をするときはクラシックしか弾かなかったそうだが、ピアノひとつで何かを表現するとなったら、クラシック的な素養はどうしても必要になってくる。かといって、この作品はクラシック的ではない。ジャズでさえないかも知れない。時折挟み込まれるジャズ的なフレーズも、とってつけたような感じがする場面すらある。
しかし、そうしたジャンル論すら無意味なくらい、エバンスという個人の内側から溢れ出す、音にこもった力。他にはどんな音もあり得ないと思わせる説得力で迫ってくるこの音の波に、身を任せる快感を感じさせてくれる一枚だ。
エバンスは、家でピアノの練習をするときはクラシックしか弾かなかったそうだが、ピアノひとつで何かを表現するとなったら、クラシック的な素養はどうしても必要になってくる。かといって、この作品はクラシック的ではない。ジャズでさえないかも知れない。時折挟み込まれるジャズ的なフレーズも、とってつけたような感じがする場面すらある。
しかし、そうしたジャンル論すら無意味なくらい、エバンスという個人の内側から溢れ出す、音にこもった力。他にはどんな音もあり得ないと思わせる説得力で迫ってくるこの音の波に、身を任せる快感を感じさせてくれる一枚だ。
2012年5月6日に日本でレビュー済み
ビル・エヴァンスといえばトリオによるインタープレイが持ち味というイメージが定着しているが、彼のディスコグラフィーをひも解くと、中山康樹氏も指摘の通り、40枚ほど残したリーダーアルバムの中でピアノトリオによるものは半数でしかない。さまざまな編成でエヴァンスは自身の音楽を探求していった。そして、ピアノソロというスタイルでのフォーマットでの追求は、過去の優れたピアニストがそうであるように、最も端的で、本質的な要素にあふれたものになることも事実であろう。アート・テイタム、バド・パウエル、セロニアス・モンク、ジョン・ルイスそして、チック・コリアやキース・ジャレットも・・。しかしビル・エヴァンスほどの名手にしては、この1968年のヴァーブ盤aloneまで、アルバムとしてリリースされていなかったことは奇異に感じる。死後63年のソロセッションが発売されるなど、彼のソロの魅力が改めて見直されてきた。そのようにしてみると、このaloneはエヴァンスとしてはかなり特異な存在であり、発売当時もかなり話題となったことがうかがえる。実際、このアルバムの評価は極めて高く、グラミー賞を受賞しているし、エヴァンスファンも彼の深い静謐な精神世界を再認識したであろう。バド・パウエルやモンク、ピータソンのソロ・ピアノはいわば一人3役でベースやドラムスのリズムをトータルに表現していたのに対し、エヴァンスのそれは、独自の自己との対話という観を呈している。僕も、時折ジャズ喫茶でこのアルバムを聴くにつれ心が洗われる思いであった。その後、チック・コリアやキース・ジャレットの登場によって、ソロピアノは新たな展開がなされたのは周知のことだが、エヴァンスのこのアルバムは、それらの先駆けとして輝きを放ち続ける名作だ。