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幻の光 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 木内みどり, 浅野忠信, 内藤剛志, 江角マキコ, 是枝裕和 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 20 分 |
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メーカーによる説明
幻の光 [DVD] | 幻の光 [Blu-ray] | 【メーカー特典あり】 幻の光 (是枝裕和監督メッセージカード(全1種共通)付) [Blu-ray] | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.0
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価格 | ¥3,682¥3,682 | ¥3,347¥3,347 | — |
製品仕様 | DVD | Blu-ray | Blu-ray |
発売日 | 2003/4/25 | 2018/5/25 | 2018/5/25 |
特典 | 是枝裕和監督メッセージカード(全1種共通)付 |
商品の説明
商品紹介
『奇跡(2011年6月全国ロードショー)』『空気人形』『歩いても歩いても』『誰も知らない』……
日本映画界を震撼させる、数々の名作を作り上げ続ける鬼才・是枝裕和監督、鮮烈の劇場映画デビュー作品!
宮本輝原作、江角マキコ主演。
ヴェネツィア国際映画祭で「金のオデッサ賞」を受賞するだけにとどまらず、主演女優の江角マキコが日本アカデミー賞
で新人俳優賞を獲得。
圧倒的な才能を国内外に見せ付けた。
能登の雄大な自然を背景に一人の女性の心象を丁寧に、静謐に描き出す。
『あんた、なんで死んでしもうたのやろ……?』
【毎回映像特典】
・劇場オリジナル予告篇、生まれた場所(是枝裕和監督撮り下ろし江角マキコインタビュー)
・キャスト・スタッフプロフィール(静止画)
【内容】
ゆみ子は12歳の時に祖母が失踪するという過去を持つ。
25歳になったゆみ子は夫・郁夫と息子との平和な日々を送っていたが、ある日突然夫が列車に飛び込んで自殺してしまう。
5年後――愛する人を次々と失った記憶と引き止めることができなかった悔恨を胸に秘め、ゆみ子は奥能登の小さな村に
住む民雄の元へ嫁ぐ。
新しい家族に囲まれて平穏な日々を送っていたが、やがて前夫の死の影に次第に引き寄せられてゆく……。
【スタッフ】
原作:宮本 輝「幻の光」/監督:是枝裕和/製作:重延浩/企画・プロデューサー:合津直枝/音楽:陳明章/脚本:荻田芳久
撮影:中堀正夫/照明:丸山文雄/録音:横溝正俊/美術:部谷京子/衣装:北村道子/編集:大島ともよ/音響効果:佐々木英世
助監督:高橋巌/製作協力:テル・プランニング/製作:テレビマンユニオン 他
【キャスト】
江角マキコ/浅野忠信/内藤剛志/木内みどり/柄本 明/赤井英和/寺田 農/大杉漣/吉野紗香 他
レビュー
製作: 重延浩 プロデューサー・企画: 合津直枝 監督: 是枝裕和 原作: 宮本輝 脚本: 萩田芳久 撮影: 中堀正夫 照明: 丸山文雄 音楽: 陳明章 出演: 江角マキコ/内藤剛志/浅野忠信/木内みどり/柄本明/赤井英和/寺田農/大杉漣/吉野紗香
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 83.16 g
- EAN : 4934569615602
- 監督 : 是枝裕和
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 20 分
- 発売日 : 2003/4/25
- 出演 : 江角マキコ, 浅野忠信, 内藤剛志, 木内みどり
- 字幕: : 英語, 日本語
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B00008NWZH
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 36,999位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,891位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
DVDのおまけのなかで何年かぶりに訪れたロケ地で江角さんカメラに背を向けていましたが、あなたあれ泣いてなかった?
素材集のような習作に感じる。いい意味でも悪い意味でも、旧来の邦画の磁場に絡めとられている。
幼い頃、四国へ帰って死ぬと言って家を出たまま帰らなかった祖母、何も言わず電車に轢かれて自殺した夫。
彼らを誘った死の理由が理解できないまま喪失感に苦しむ妻。その薄暗い、言葉に代えがたい心象風景が奥能登の薄暗い風景と重ねられて描かれていきます。
主人公に江角マキコ、自殺した夫に浅野忠信、再婚した男に内藤剛志など。
人間には理由もなく死に傾斜する時たまの時間がある。そして易々とその陥穽に嵌りこんでしまう心の隙間が口を開けることがある。
台詞も最低限でぼそぼそっと聞こえる。
観ている方は、どこか夢を見ている気分になる。
特典映像での江角マキコは、若々しく美しく生気に満ちている。
ロケ先を旅する映像は必見。
輪島の自宅(映画の中で)へ向かう車の中で「なんか悪いことするみたい(ちょっと違うかな?)」といった彼女。
そんな彼女に、映画から現実に引き戻されたような気がした。
電車の走る音。
高架下。
自転車の二人乗り。
喫茶店。
工場。
洋服店。
生後三ヶ月の息子。
鈴の音。
傘の忘れ物。
後姿。
ある日突然、自殺した夫。
十年の時間。
再婚。
能登半島。
日本海。
漁村。
風が襖を揺する音。
波の音。
蜩の声。
葬列。
灯台の灯り。
十年前の出来事のこと。
また、鈴の音。
疑問。
『その話は明日にする。
そんな恐ろしい話。
頼むから明日にしてくれ。』
『海に誘われる言うとった。
ひとりで海の上におっとったら。
沖のほうにきれいな光がみえるんじゃと。
誰にでもそういうことあるんちゃうか?』
静かな映像。
愛する人の死をどのようにして。
理解していくのか。
飲み込んでいくのか。
そんな大それたことは飲み込めない。
意味もわからず死んでしまったら。
理解なんてできない。
この映画では。
夫が何故だかよくわからないけれども自殺をした。
という理解に苦しむ出来事を。
出来事として、ただ置いているというか。
そんな点が。
よくできているところだと思います。
何故、あの人が自殺をしたのか?
という問いに対して、いろいろと憶測推測を。
言うことは可能なのだけれども。
そんな憶測推測ではなく。
だた、自殺をしました。という事実があって。
私はそれに悩んでいます。という態度を描いている。
その映画としての立ち位置を。
とても素敵に思いました。
ひっそりと撮り続けたような、是枝監督の最高傑作。
幼い頃、死に場所を求めて失踪した祖母。
幸せのさなか、線路の向こうに果てた夫。
自分が掬いきれなかった家族の死を抱えて生きる主人公を
感情のない眼でカメラが追います。
素晴らしい構図、長回し、音楽、演技も去ることながら
尼崎の濡れたような夜、輪島の乾いた厳しい冬の風景が
この上なく美しく切り取られ、主人公の心象風景となっていることが
この映画をここまで崇高にしているのだと思います。
特に後半で、粉雪の舞う海沿いの荒れ野をゆく短い葬列は、
叢にともる 乾いた黒い灯火のよう。
主人公がその後を誘われるようについてゆくシーンは圧巻。
冬の海で岩肌に焚かれた火の隣に佇む小さく黒い姿が
主人公の心の内を全て物語っており 恐ろしいまでに見事。
邦画は全く見なかったのですが、この映画だけは特別。
見えない大きな力と感情に突き動かされて、
最早 涙も出ず 歯を食いしばるばかりでした。
機会があったら、是非 ひとりで
部屋を暗くして 観てみて下さい。@
北陸って一年中曇ってるんですか?なんであんなところに住んでるんだろう。柄本明なんてほっといて尼崎でもどこでも住んだらいいのに。
前妻が死んだんだからもうあそこにいる理由なくない?