レビュー
日本でもすっかりお馴染みとなった、ニック・パークが生んだ人気クレイ・アニメのシリーズ最新作だ。『ウォレスとグルミット 危機一髪』から7年ぶりの登場となった本作は、約2分のショート・ストーリーを10話収める短編集。『サッカー』や『どろぼう』『おつかい』といった楽しいお話がズラリと並んでいるが、実はそのすべてがウォレスの珍発明品が巻き起こす騒動記。クラッカー反応掃除機やら安眠システムやら、よくまぁいろいろ考えつくもんだ。アイディアの面白さ、着想の豊かさに驚かされるほか、メイキングで観られるクレイ・アニメ・テクニックにも感心しきり。アードマンは『チキンラン』のような大作よりも、このシリーズにかぎります。 (米田由美) --- 2003年07月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
製作総指揮: ニック・パーク エグゼクティブプロデューサー: ピーター・ロード/デヴィッド・スプロクストン ラインプロデューサー: ハリー・リンデン アソシエイトプロデューサー: ショーン・クラーク/カーラ・シェリー 監督: クリストファー・サッドラー 音響効果: ジェイムス・メイザー/ジョセフ・ストラシー フィルムエディター: アラン・バレット 編集: アンドリュー・ワード タイトルデザイン: リチャード・ヒグス 作曲: ジュリアン・ノット 声の出演: 萩本欽一
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)