お届け先を選択

王と鳥 [DVD]

4.4 5つ星のうち4.4 34個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 廉価版
¥2,400
DVD 通常版
¥2,719
DVD 通常版
フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ ポール・グリモー
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 21 分

プリキュアマーケットでAmazon.co.jp限定のコンテンツを掲載中
2024年5月は「キラニコトランク」に"キュアワンダフルからのおてがみ"が届く。 詳細はこちら

商品の説明

レビュー

監督・脚本: ポール・グリモー 原作: アンデルセン 脚本: ジャック・プレヴェール 作曲・歌: ジョゼフ・コスマ 声の出演: ジョン・マルタン/パスカル・マゾッティ/レイモン・ビュッシエール/アニェス・ヴィアラ/ルノー・マルクス/ロジェ・ブラン
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4933672227733
  • 監督 ‏ : ‎ ポール・グリモー
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 21 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/25
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ アイ・ヴィ・シー
  • ASIN ‏ : ‎ B00008VHDH
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 34個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
34グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごいです。高畑さんの展覧会で発想の起源になってたらしいという事でこれを知ったのですが、映画でイデオロギーを語ることができるって本質ですね。制作年も相当に昔ですよ。良い仕事って残るんですね。
2019年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は1952年にポール・グリモー監督によって作られた「やぶにらみの暴君」のディレクターズ・カット。
NHKの朝ドラ「なつぞら」で、高畠勲がモデルの坂場一久(中川大志)が主人公らに「アンデルセン童話をもとに作られたフランスのアニメに影響を受けてアニメ作りに携わることになった」と語るシーンがあった。これが「やぶにらみの暴君」。いまや1979年にポール・グリモー本人によるシーン追加、編集された「王と鳥」でしか観ることは出来ないが、その素晴らしさには驚かされる。

アニメの画面異動といえば水平(横)異動が一般的だが、1950年代に作られたこの作品には垂直(縦)異動が既に取り入れられている。急な階段を煙突掃除の少年と羊飼いの娘が駆け降りるシーンは吸い込まれるような感覚になるし、尖塔の屋根を踊るように降りる少年の動きも軽やかさがある。これらのシーンの多くは宮崎駿の「ルパン三世 カリオストロの城」に多く用いられている。また、終盤に登場する街を破壊する埴輪のようなロボットは「天空の城ラピュタ」のロボットを彷彿させる。それだけこの作品が宮崎アニメに影響を与えたということでもある。

そして、アニメに独特の雰囲気を与えた音楽も最高。「やぶにらみの暴君」のジョゼフ・コズマの楽曲を残しながらヴォイチェフ・キラールの曲が加えられている。
声優は「王と鳥」と異なり「やぶにらみの暴君」では、鳥が「顔のない眼」のピエール・ブラッスール、煙突掃除の少年が「いぬ」のセルジュ・レジアニ、羊飼いの娘が「男と女」のアヌーク・エーメと豪華な配役。こちらの配役でも観てみたい。
ストーリーは、王が持つ絵画から抜け出た恋人たちが、同じく絵から抜け出た王に追われ、最下層の街にいる民衆や動物たちと蜂起するといったもの。前半で、生身の王が絵画から抜け出た王に捨てられるというブラックな展開も用意されている。昔の作品とはいえ、かなり洗練された傑作。是非観てほしい。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔の作品としては衝撃的な作品だと思います。
絵が綺麗なだけで終わっているアニメを見るくらいなら、こちらを観ます。
作品としては色々な意味が練り込まれていて深い作りになっています。
音楽が良い場面もあるが、眠くなる。
2019年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
I happened to know this movie. I don't remember why came across this ancient one. My expectations were shallow. I was knocked out by this charm of power the creation.

First of all, each of the characters tells how they think and live emotionally and financially. Secondly, the colors of the film are so European mellow yet vivid!!! In the Third, the perspectives are so VAST. Soon after I watched, my room connected to another country.

I cried and laughed at what was going on.

The film made in1952. But I was in 2019, full of anxiety to connect to the world, according to OUR continuous research and improvement, now I realized that "The Planet is always opening up new possibilities." OUR various range of creation expands without limit.

Today, instead of FEAR, I chose to say "THANK YOU!" and " WE can learn from mistakes and work together!. Don't you think we have to rewrite the ending again?" Agree? then, "Why don't we?."

PS: I cannot wait for the next ver.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元々わたしが大好きなアニメーションで、この先何度も繰り返し観たかったのと、1歳の息子にも観せたく購入しました。結果息子は夢中になり、親子で永くたのしめそうです。ストーリーの中にある社会についての提唱が教訓になったり、日常において美しいものに触れる機会になる、教育に繋がる秀逸なアニメーションです。あの時代に作ったというのが本当にすごい、ポールグリモー監督や、後に復刻させた製作陣に敬礼したいぐらいです。
2017年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
様々な方が内容等を明快に書いてくださっているので、どなたも書かれていないことだけを、少々、述べるに留めます。
 この映画の元となった『やぶにらみの暴君』(私も英語吹き替え版は観ました)が、もし日本で公開されなかったら、現在のジャパニメーションはなかったであろう(少なくとも何十年かは遅れていたであろう)ことは間違いないでしょう。手塚治虫の『ジャングル大帝』や『火の鳥』、高畑勲と宮崎駿が二人で作った『アルプスの少女ハイジ』、そこに大塚康生が加わってできあがった『ルパン3世』(ファースト・シーズンと、セカンド・シーズンの一部)や、『カリオストロの城』、『未来少年コナン』、また『天空の城ラピュタ』をはじめとする数々の宮崎作品、やなせたかしの『それいけ!アンパンマン』特に劇場版第4作の『つみき城のひみつ』(永丘昭典監督)など、このポール・グリモーのアニメ作品からとてつもないインパクトを受けていることは一見して明らかです(御本人たちも、そのように証言されています)。もちろん、この他にも挙げればキリがないほど、その実例は多すぎるくらいでしょう。
 つまり、ジャパニメーションの原点が、この『やぶにらみの暴君』すなわち『王と鳥』(『やぶにらみの暴君』の優れた部分はすべて入っているから、こう言っていいでしょう)というわけで、それを素晴らしい画質、しかもこの値段のBDで観ることができるということは、実に素晴らしいことです。実写版を含めた、全映画史上においても、不滅の金字塔の1つであることは間違いのない名作なのです。原点を大切にし、常に原点に立ち返り、原点を仰ぎつつ、前に進んでこそ、偉大なる創作が可能となるということを、上記の作品群が立派に証明してくれています。

 ただ、最初の『やぶにらみの暴君』バージョンにおいて、鳥の声を演じたのがフランスの名優ピエール・ブラッスールでした。羊飼いの少女はアヌーク・エイメ、煙突掃除の青年はセルジュ・レジアーニという、現在の日本のアニメ映画でこそトレンドになっている実写映画の名男優・名女優が主役級の声を演ずるという芸当を、今から65年以上も前にやっていたわけです。なかでも、ピエール・ブラッスール演じるところの鳥の声は、まさに絶品という評価の声が一流のシネマディクトの間でも多くあったのです。『王と鳥』では声優がほとんど替わっていて、彼らの声を聴くことができません。「特典映像」というならば、一部分だけでも、彼らの声を聴ける映像を入れてほしかったですねえ、実に。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こちらの作品、3年ほどかけて本編がリストアされたとの事ですが、フィルムの状態やリストア技術にバラつきがある為、大人の眼で鑑賞していると、画質のバラつきに若干のストレスを感じるかもしれません。なお、この点に関しては、本編の最初にその旨、断りの文言が出てきますので、諸所の事情があるのでしょう。

私自身、この作品の事を知らずに今日まで生きてきたのですが(現在36歳)、何ともったいない時の過ごし方をして来たのかと思える程の作品内容でした。
過去とも未来とも言えず、さりとてSFともファンタジーとも取れる不思議な世界で巻き起こる、王と鳥との闘争(?)。そして、そのきっかけをもたらした絵の中の羊飼いの娘と、煙筒掃除の青年。
日本の多くのクリエイター達に影響を及ぼした作品と聞き及んでおりますが、この独特の作品内容ならば、なるほどと思わせてくれます。

なお、このブルーレイディスクにおいて忘れてはならないのが、特典映像として、本編と同じぐらいの長さのポール・グリモーのドキュメント映画が入っている事です。
こちらの映像、ポール・グリモー本人と、ポール・グリモーのアニメキャラを交えて、初期の作品から順を追って鑑賞させてくれますので、私のように「ポール・グリモーってどんな作品を作った人なの?」という、いかにもな初心者でも、楽しく鑑賞出来るようになっております。
当時の日本やアメリカのアニメとは、明らかに一線を画する短編アニメが次から次へと鑑賞出来るのは、アニメ好きの私にとって、かなりの御褒美となりました。
本編の内容の秀逸さ、特典映像含めて4時間超のポールグリモーの世界。☆×5が妥当だと思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月10日に日本でレビュー済み
「やぶにらみの暴君」はかなり昔に見たことがありますが「王と鳥」は一度も見た事がありません。評価は出来ないのであえて真ん中位にしておきます。
映像特典として、「やぶにらみの暴君」も収録して欲しかった。(「王と鳥」に自信があるなら、見比べて貰う為にも・・・)
それから、日本語吹替え音声もあるのだから、それも収録して再発売して欲しい。
「暴君」も見れるとなると、けっこう売れると思うのだが。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート