水の女 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 杉森秀則, 浅野忠信, YUKI, 小川眞由美, 塩見三省, 江夏豊, 大浦龍宇一, UA |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 55 分 |
商品の説明
Amazonより
人気ミュージシャンのUAと浅野忠信共演の、個性的な人々が集う銭湯を舞台にしたラブ・ストーリー。
父親と銭湯を営む涼(UA)は、自他共に認める雨女。婚約者と父を同時に亡くし、傷心旅行に出た涼が旅から帰ってみると、留守宅に見ず知らずの男・優作(浅野)が上がり込んでいた。 手配中の放火魔である優作と涼の奇妙な共同生活がはじまり、やがてふたりは愛し合うようになる。
雨女の涼と火に安らぎを覚える優作という取り合わせがおもしろく、孤独を癒やしあい、愛しあうようになるさまが水と火を使った詩的な映像でつづられている。UAと浅野忠信の相性もよく、UAは初主演作とは思えないな自然さ。共演の小川眞由美、江夏豊、元JUDY&MARYのYUKIなど個性的な面々が、物語をより豊かなものにしている。(茂木直美)
レビュー
アングラの女王? として新たなステージに入った、UAの初主演映画。彼女が“雨女”だというエピソードから脚本が作られただけに、UAの内面世界を独自に発展させたかのよう。水を呼び寄せる“銭湯に棲む女”としての設定と、さまざまなモチーフがとても面白いだけに、いかにも“大学映研出身、CM業界育ち”な映像詩になってしまったのは残念なかぎり。寓話に流れすぎて、凝りに凝った映像が焦点を結ばない。イメージフォーラム出身で、映像にも心得があるUA自身が手がけた映像の方が、同じく抽象志向でも、強烈さにおいては一枚うわ手。そのPV「閃光」と、本作の特典映像の「閃光」PVとは、まったく別のものなのでファンは要チェック。 (鷺沼晶良) --- 2003年07月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
プロデューサー: 甲斐真樹/根岸洋之 監督・脚本・編集: 杉森秀則 撮影: 町田博 照明: 木村太朗 録音: 林大輔 整音: 杉山篤 美術: 林田裕至 衣裳: 北村道子 音楽: 菅野よう子 出演: UA/浅野忠信/HIKARU/YUKI/小川眞由美/江夏豊/大浦龍宇一/塩見三省/頭師佳孝/都家歌六/石井光三/流山児祥/ぼんちおさむ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 19.2 x 14.2 x 1.2 cm; 181.44 g
- EAN : 4933364610713
- 監督 : 杉森秀則
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 55 分
- 発売日 : 2003/5/23
- 出演 : 浅野忠信, UA, YUKI, 江夏豊, 大浦龍宇一
- 字幕: : 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : 東北新社
- ASIN : B00008XWUX
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 89,205位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 779位日本のラブロマンス映画
- - 4,378位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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見ないと損です
日本人で成り立つ話だが出演者が仮にみんな海外の人だったらどうなったんだろうと考えながら見てしまう
そういやオダギリジョーの『アカルイミライ』と似てるな
主人公の雨女りょう(UA)は銭湯でいろんな人の体のアカを落とす
その人の人生をリセットさせるかのように犯罪者や浮浪者を洗う
自分自身には雨を降らせることで満たしていたのか
誰しもやっぱしリセット願望はあるだろう笑
明日から会社も家も全部違うものになればいいのに・・
だとかどっかに旅立ちたい・・知らない町へ・・・とか
そんな願いもこの映画に飛び込めば少し和らぐような気がする
田舎に住んでる人より、もちろん都会に住んでいる人のほうが感動できる作品ではないだろうか
この後は窪塚君主演の『ランドリー』でもどうだろうか
私が水の女を見るきっかけも、このキャストだったからです。
もしこれが他のキャストだったらと考えると、何て事のない映画だったと思います。
である宮澤優作役の浅野忠信は「水の女」涼(UA)とは対照的に「火の男」である。火を眺めていると心が落ち着くと云う放火魔である。父親の他にもう
一人、結婚式をまじかに控えたフィアンセの男と二人を同時に亡くしてしまい、天涯孤独の身になってしまった彼女は一人では店の銭湯である「ひかり湯」
の経営も立ち行かない。そんな孤独になってしまった彼女の前に突然現れた正体不明の男。以前知り合ったバイクの女性が言っていた言葉が「初めて会った
人と仲良くなりたかったら何も聞かない事」その言葉通りに彼女はその不審な男に対して何も聞かずにいた。そんな正体不明の男を銭湯の裏方仕事である
ボイラーマンとして彼を雇ったのだ。彼が放火犯であると云う事を涼(UA)は知らないが、火が好きだと云う彼には正にピッタリな職業とも云える。やがて
彼も仕事に慣れてきて、銭湯経営も何とか立ち直り軌道に乗って来た、そして二人は寂しさも有ってか心を許すように互いに惹かれあうようになったのだ。
銭湯が舞台だと色々細かい所を見てしまう。私は今でこそ家風呂だが、銭湯には40年以上も通っていた。だから以前住んでいた家には風呂が無かった。
家の向かいが銭湯だったのだ。そこの銭湯が休みの日でも徒歩で行ける距離に銭湯が近所には5~6件は有ったので家に風呂が無くても困る事が無かった
のだ。もっとも家族全員が毎日銭湯通いなので銭湯代だけでもバカにならない金額になったが。この映画は2002年の作品だが、劇中に出て来る銭湯はかなり
古いタイプの作りだと思う、時代背景から考えても風呂場の中央にある洗い場のカランがある所だが、仕切り的な役目の鏡すら無いので対面の人からも
丸見え状態だ。だいぶ昔はこう云うタイプも有ったと思うが2002年でも有ったのだろうか?。因みに私は東京23区内の下町に住んでいて、関西の銭湯には
入った事が無いが、2002年ならまだ私も銭湯通いしていた時期であり、その頃でもこんなレトロなスタイルでは無く、もっと近代的な銭湯だったと思う。
映画撮影用の為に既に廃業している古い銭湯をわざわざ借りたのだろうか?。それにしても小川眞由美さんは綺麗だな、この時点で還暦を過ぎているのに。
である宮澤優作役の浅野忠信は「水の女」涼(UA)とは対照的に「火の男」である。火を眺めていると心が落ち着くと云う放火魔である。父親の他にもう
一人、結婚式をまじかに控えたフィアンセの男と二人を同時に亡くしてしまい、天涯孤独の身になってしまった彼女は一人では店の銭湯である「ひかり湯」
の経営も立ち行かない。そんな孤独になってしまった彼女の前に突然現れた正体不明の男。以前知り合ったバイクの女性が言っていた言葉が「初めて会った
人と仲良くなりたかったら何も聞かない事」その言葉通りに彼女はその不審な男に対して何も聞かずにいた。そんな正体不明の男を銭湯の裏方仕事である
ボイラーマンとして彼を雇ったのだ。彼が放火犯であると云う事を涼(UA)は知らないが、火が好きだと云う彼には正にピッタリな職業とも云える。やがて
彼も仕事に慣れてきて、銭湯経営も何とか立ち直り軌道に乗って来た、そして二人は寂しさも有ってか心を許すように互いに惹かれあうようになったのだ。
銭湯が舞台だと色々細かい所を見てしまう。私は今でこそ家風呂だが、銭湯には40年以上も通っていた。だから以前住んでいた家には風呂が無かった。
家の向かいが銭湯だったのだ。そこの銭湯が休みの日でも徒歩で行ける距離に銭湯が近所には5~6件は有ったので家に風呂が無くても困る事が無かった
のだ。もっとも家族全員が毎日銭湯通いなので銭湯代だけでもバカにならない金額になったが。この映画は2002年の作品だが、劇中に出て来る銭湯はかなり
古いタイプの作りだと思う、時代背景から考えても風呂場の中央にある洗い場のカランがある所だが、仕切り的な役目の鏡すら無いので対面の人からも
丸見え状態だ。だいぶ昔はこう云うタイプも有ったと思うが2002年でも有ったのだろうか?。因みに私は東京23区内の下町に住んでいて、関西の銭湯には
入った事が無いが、2002年ならまだ私も銭湯通いしていた時期であり、その頃でもこんなレトロなスタイルでは無く、もっと近代的な銭湯だったと思う。
映画撮影用の為に既に廃業している古い銭湯をわざわざ借りたのだろうか?。それにしても小川眞由美さんは綺麗だな、この時点で還暦を過ぎているのに。
そして何と言ってもこの映画の見所は映像そのものだ。
アップ画面よりも引きの映像が多く、人と人だけでなく、人と自然、人と宇宙の関係を表現したかった監督のこだわりが伝わってくる。
それは、人をそれぞれ水や火といった自然のものに例えているからだろう。
そんな自然(人や光など全て)の映像を見ているとまるで絵画を鑑賞しているかのような錯覚に陥る。
そう、例えるならモネの「睡蓮」や「印象日の出」、ミレーの「落穂ひろい」
また、スーラやゴッホといった画家までも連想される。
この映画の素晴らしいところは、そういった外国の画家の表現方法を日本映画で表現したところだ。
銭湯の映像が印!象派の画家によって描かれたように見えるのだ。
そして、これは外国に日本を紹介する映像として格好の映画である。
おんぼろの軽トラック、銭湯の煙突や暖簾。浴場を共有する人達、また富士山の絵。
日本特有の自然や商店街といった風景。
そんな古き良き日本の風景、文化がこの映画には詰まっている。
とても芸術的な映画なので、ハリウッドなどの映画好きにはお勧めできない。
しかし、もう一度日本の良さ、美しさを知るにはこの映画を見たほうがいいだろう。
自然をテーマにしさらにそこに神秘な日本特有のテーマを融合させた映画って印象を受けました。
こうゆうのって今いるチャライ女優じゃできないきがします。
浅野さんもやっぱりよかった。