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「恋人のいる時間」IENA BOX 限定エディション [DVD]

4.2 5つ星のうち4.2 4個の評価

フォーマット ドルビー, ブラック&ホワイト
コントリビュータ フィリップ・ルロワ, ジャン=リュック・ゴダール, マーシャ・メリル, ベルナール・ノエル
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 35 分

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商品の説明

商品紹介

ゴダールの60年代長編映画で唯一日本で見られなかった『恋人のいる時間』が映像化。素敵なIENAの特製トートバッグに、『恋人のいる時間』DVDとフランス語台本のスクリプト・ブック、それに映画のタイトルのロゴをプリントしたハンカチーフを入れたおしゃれなセット。

【ストーリー】
シャルロットは、小型機のパイロットであるピエールと再婚、彼女の最初の夫との間の小さな息子ニコラと、3人で暮らしている。しかし彼女は3か月前から、地方巡業劇団の役者ロベールを相手に不倫にふけっていた。 怪しんだピエールは私立探偵に、シャルロットの尾行を依頼してする。
シャルロットは、愛人との情事の前後にはタクシーを何台も乗り換え、尾行には気を遣っていた。愛人が新しく借りたアパルトマンでの午後の密会から、映画ははじまる。

【商品仕様】
・本編DVD
・IENAの特製トートバッグ
・フランス語台本のスクリプト・ブック
・映画のタイトルのロゴをプリントしたハンカチーフ

レビュー

監督: ジャン=リュック・ゴダール 撮影: ラウル・クタール 出演: マーシャ・メリル/フィリップ・ルロワ/ベルナール・ノエル
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 28 x 26.6 x 2.4 cm; 379.99 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988001900733
  • 監督 ‏ : ‎ ジャン=リュック・ゴダール
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 35 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/21
  • 出演 ‏ : ‎ マーシャ・メリル, フィリップ・ルロワ, ベルナール・ノエル
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ 日本コロムビア
  • ASIN ‏ : ‎ B00008Z6TH
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2004年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゴダールにしては、これまでにないヌード満載の映画。
コケティなかわいらしさや小悪魔的なしぐさとか、細かい
パーツはやっぱりゴダールだ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月8日に日本でレビュー済み
まず、DVD(コロンビアミュージックエンターテイメント製)について書きます。画質は、制作年(1964年)を考えればそこそこです。映像特典は予告編二種のみで、封入リーフレット等はありません。ジャケットデザインはなかなか好み(チョッとオシャレすぎる気もするけど)なのですが、少々寂しい感じはします。

・・・・・
さて、ゴダール作品…作品によっては猛烈に好きだし天才的(又は変態的)な監督だとも思うのですが…、しばしば頭を抱えます。作品によってはワカラないからです(特に政治の季節以後)。正直いってスキになれません(私が凡庸であるからだと思えますが)。
ところが本作、割合とストレートです。おそらくテーマゆえでしょう。

『1964年に撮影された、ある主婦の一日の断片』
冒頭に出るこの字幕そのままに本作は約24時間の‘断片’を描きます。
映画の幕開けは昼間の情事のシーンです。主人公シャルロット(マーシャ・メリル)はつれ子と夫の三人家族(既に彼女は二度目の結婚ということです)があるにも関わらず、役者と不倫しています。そして、以前一度夫にバレています。夫は今も疑っていますが彼女はウソをつき通します。夫も愛しているからです。…‘矛盾’しているのです。やがて、妊娠が判明します…。
と、いうのが大雑把なストーリーですが、見所は‘断片’にあります。

例えば…
手や足や腹部などのパーツのアップ(つまり人間の‘断片’)。非常に美しい映像ですが、セクシャリティよりも審美的な印象が強いものです(吉田喜重作品を思い出します…ゴダールのほうが古いけれど…)。
例えば…
頻繁にあらわれる下着の広告やら健康器具…この辺りの滑稽な描写はゴダールの批評精神かもしれません…が、むしろ茶目っ気のようなものも感じます(ペルー乳清…やたらとバストの形を気にするところ)。
例えば、
‘矛盾’溢れる主人公の行動・言動・モノローグの小悪魔的な魅力(『遅れたくない…普通の人生』)。…あるいは目線の美しさ・鋭さ。

『僕にとって記憶が大事だ』 『私にとっては現在…』
主人公は何度となく男たち(夫や愛人や夫の友人)と会話をします。ところが、すれ違うばかり…噛み合いません。本作の原題は『結婚している一人の女』…女性そのものを…又はその矛盾を(‘断片’を組み合わせることによって)ゴダールなりに描こうとしたようです(それがテーマでしょう)。しかし、ゴダールと女性との‘矛盾’という段差は広がるばかりです。

ただ、本作の時点で‘矛盾’はまだ決定的ではありませんし、どこかに‘矛盾’を楽しむ感覚があり本作の楽しさにもつながっています。本作におけるマーシャ・メリルは(当初予定されていたという)アンナ・カリーナに較べてやや甘い(?)感じがあり、それもポイントでなのしょう。まあ、結局この‘矛盾’は解決できず後年の刹那的超傑作『気狂いピエロ』にも繋がってしまいますが…。

ゴダールは好きになれない…と初めに書きました。ところが不思議なものでゴダール作品のソフトを少しづつ買い続けることも止められません…。そして、時々文句を言いながら観てしまいます…そして、その‘矛盾’を楽しんだりもします。
本作で女性を描けているか?…といえば微妙な感じもします。…が、それはそれ、私にとって本作は‘矛盾’も‘楽しい’一本です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年3月4日に日本でレビュー済み
画質は2003年にリヴァイバル公開された時のものと

ほぼ同じように感じたので、多分そちらのフィルムから

起こしたものと思われます。製作から意図されたもの

なのでしょうが、『勝手にしやがれ』など前期ゴダール

作品によくみられる光を多く取り込んだ白っぽいモノクロ画面。

女性の裸体を局部クロースアップでとらえたる場面や、

突然ネガ反転したり、カメラが90度傾いたり、独創的な

試みも健在。当時のファッション誌や広告、滑稽なダイエット用

グッズに主人公らが興じる場面など60年代前半の仏人の

生活風俗を切り取ったカタログ的な側面を垣間見れる楽しみもあります。

『カルメンという名の女』などゴダール作品でおなじみの

ベートーヴェン弦楽四重奏曲が聴けるのもうれしい。

作風としては一応のストーリーはあるものの、後の『彼女について私が

知っている二、三の事柄』につながるようなエッセイ的側面があるため

ドラマ的盛り上がりには欠けますが、肩肘はらず鑑賞できる作品と思われます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート