高音質なモノに買い換えたのでレビュー。
取っ付きにくいけど、コニッツのアルトは最高。
特にこの「モーション」は僕の中で別格。
なんというか、録音の手触りがマジでカッコいい。再生した瞬間に痺れる…!
そしてこの3人の空気!ゴツめなソニー・ダラスのベース、激しいのにうるさくないエルヴィンの緊張感あるスウィング感、その上を流れる水のようにアドリブかますコニッツ!
こんなけコニッツもエルヴィンもアドリブかまして丁々発止って感じなのに、不思議と「白熱!」って感じにならない、ギリギリで抑制された空気。やっぱこれはコニッツとエルヴィンの達人二人じゃないと出せなかった音だと思う。
エルヴィンはもちろん大好きだけど、この盤聴くたびにコニッツの凄さを思い知る。
アドリブの果てに何処かに辿り着きそうなコニッツの凄まじい集中力。何を思い描きながら演奏してたんだろう。
めちゃくちゃどうでもいいし自分でも謎だけど、僕はなぜか風邪を引くと毎回この「モーション」が聴きたくなります。理由は全くわかりません。笑
Motion (Dig)
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登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.2 x 0.86 x 12.78 cm; 68.04 g
- メーカー : Verve
- EAN : 0044006551029
- 商品モデル番号 : 2003210
- レーベル : Verve
- ASIN : B000094T52
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 589,398位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コニッツはアドリブに拘った人で、良く知っている曲でもコニッツが演奏すると独創的なアドリブに
よって知らない曲のように感じることが多いです。例えばビリー・ホリデーも歌っていた「All of Me」、
ヘレン・メリルで有名な「You'd Be So Nice to Come Home to」なんかは、原曲を知った上で聴か
ないとどこがアドリブなのか分からないかも。この辺が苦労と向けと言われる所以です。
さて今回所有していた1997年発売の通常盤(POCJ-2489)から2007年発売のDSDマスタリング盤
(UCCV-9330)に買い替えました。勿論DSDマスタリングによる高音質を求めてのことです。
聴き比べてみると、やっぱり通常盤は音がザラついていると言うか艶がありません。24bit/96kHz
サンプリングの盤ならばもう少しマシかも知れませんが、それでもオリジナル・テープからダイレクト
でDSD変換されたこのアルバムには敵わないと思います。音の艶、自然な残響音、複数の楽器が同時に
音を出していても決して団子のようにならない分解能、左右も奥行きも広さたっぷりの音場、もう
堪りません。この音でコニッツを聴くと、グイグイ惹き込まれます。買い替えて良かった。
よって知らない曲のように感じることが多いです。例えばビリー・ホリデーも歌っていた「All of Me」、
ヘレン・メリルで有名な「You'd Be So Nice to Come Home to」なんかは、原曲を知った上で聴か
ないとどこがアドリブなのか分からないかも。この辺が苦労と向けと言われる所以です。
さて今回所有していた1997年発売の通常盤(POCJ-2489)から2007年発売のDSDマスタリング盤
(UCCV-9330)に買い替えました。勿論DSDマスタリングによる高音質を求めてのことです。
聴き比べてみると、やっぱり通常盤は音がザラついていると言うか艶がありません。24bit/96kHz
サンプリングの盤ならばもう少しマシかも知れませんが、それでもオリジナル・テープからダイレクト
でDSD変換されたこのアルバムには敵わないと思います。音の艶、自然な残響音、複数の楽器が同時に
音を出していても決して団子のようにならない分解能、左右も奥行きも広さたっぷりの音場、もう
堪りません。この音でコニッツを聴くと、グイグイ惹き込まれます。買い替えて良かった。
2017年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
音楽に詳しい知人の話を聞いて興味を持ったが、オリジナル(正統演奏?)を知らない曲は新曲発見の気分だが、よく知っている曲の場合はトラックを間違えたかと確認したくなる。通には好まれるらしいが普通のJAZZ好きにはあまりお勧めではない。
2015年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
是非聴いてほしい作品です。あかんサックスにはまってしまいました。
2012年7月4日に日本でレビュー済み
リー・コニッツ(Lee Konitz 1927年10月13日〜)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・アルト'サックス奏者、作曲家。アルバムは1961年の録音で常に変革を求めたリー・コニッツの作品の中でも即興の妙味を更に高めた逸品。共演者はベースがソニー・ダラス、ドラムがエルビン・ジョーンズ。演奏はピアノレス、よくぞ引っ張り込んだエルビン・ジョーンズでキマリ。バトルと思っていたら外す。全体はクールで緊張感とスリルに満ちている。ここまで原曲を解体した本人はさぞ気持ちいい事だろう。
2004年6月19日に日本でレビュー済み
Lee Konitz(as) 、Sonny Dallas(b)、Elvin Jones(ds) による、1961年8月のスタンダード曲集。しかし Konitz のアルトがテーマらしい旋律を奏でることは殆どなく、どのトラックもいきなり即興に突入。さらに異様なのは Konitz の落ち着きぶりで、レガートを効かせて延々とアドリブを繰り出していながら、その音色は決して熱くならずに、もう徹底的に柔らか。腹に響く骨太のウォーキング・ベースと、耳にも軽やかな絶妙のドラム・ワークに下支えされ、Konitz の冷ややかな熱血ぶりが怪しく輝く。
ちなみに、ジャケットで手前に大きく写っているのは、このセッションの1ヶ月まえに John Coltraneインパルス第1作「Africa / Brass」を終えたばかりの Elvin Jones (ds) の手。
なお、本CDはLP時と同じく5曲のみの収録だけれど、国内盤CDの「モーション+3」は未発表3曲を加えた8曲入りなので、同じ買うならそちらがお薦め。
ちなみに、ジャケットで手前に大きく写っているのは、このセッションの1ヶ月まえに John Coltraneインパルス第1作「Africa / Brass」を終えたばかりの Elvin Jones (ds) の手。
なお、本CDはLP時と同じく5曲のみの収録だけれど、国内盤CDの「モーション+3」は未発表3曲を加えた8曲入りなので、同じ買うならそちらがお薦め。
2009年9月23日に日本でレビュー済み
コニッツの最高傑作といえば、サブコンシャス・リーというのが定番である。僕もその通りだと思うし、当時のコニッツは神がかっていた。では、その後のコニッツは燃え尽きた余燼であるかというとそれは否定しなければならない。なぜなら60年のモーションという異色作にして最高のパフォーマンスを聞かせる作品があるからだ。これが異色なのはエルビン・ジョーンズという新世代の複合リズムを叩き出す天才ドラマーとの共演ゆえである。しかしエルビンは単なる豪放なだけのドラマーではない。以前生を聴いたときに感じたのは、あれほど激しくパワーあふれる演奏が全くうるさくなく、繊細で美しくさえあったことだ。コルトレーンの最高のパートナーであったエルビンだが、ロリンズ、ゲッツ、ショーター、ジョー・ヘンダーソンといった当代きってのホーン奏者のバッキングを勤め、数多くの傑作をものにしている。モーションもそうした歴史的名作であり、異色の組み合わせが化学変化を生んだといえよう。
2003年10月26日に日本でレビュー済み
まあなんだな、いいジャズってのは自然と体が動くことが多い。そして録音状態=楽器の定位もいい。アルトの演奏は非常にクリエイティブでかつクール。このへんがジャズのいいところだな。だってかっこいいもの。エルビンジョーンズのドラムもすばらしい。うううむっやっぱジャズっていいですね。コードをある程度固定してその中でクリエイティブにブローするという方法論であるとは思うが、絶妙なスィング感で駆け抜けているさ。 10点中8点
他の国からのトップレビュー
Gianluca
5つ星のうち5.0
uno dei vertici espressivi di Konitz
2021年2月21日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Ho sempre trovato ingiusto e riduttivo verso Lee Konitz il fatto che venga considerato un alfiere del cool jazz. Non che ci sia qualcosa di male in questo, per carità, ed è indiscutibile che i suoi primi passi al fianco di Tristano si muovessero su quel solco e anche le sue prime prove da leader. Ma Konitz non è mai stato fermo, la sua curiosità musicale e la sua sensibilità l'hanno portato ad esplorare altre sonorità fino a lambire i territori del free.
"Motion", anno di grazia 1961, per la Verve Records è uno dei primi lavori che dimostrano la curiosità di Konitz. Definire cool questa musica è a mio avviso fargli un torto. Formazione a trio con il vigoroso Sonny Dallas al basso e un certo Elvin Jones alla batteria, quel Jones che è il propulsore ritmico del quartetto di John Coltrane.
Gioca con gli standards Konitz, cosa che farà per tutta la vita, li destruttura e li ricompone. C'è chi ha definito il modo di suonare di questo trio "astratto" e credo sia una bella definizione. In "Motion" Konitz mette in chiaro quale è la sua idea di interpretazione, e si può tranquillamente dire, di improvvisazione.
L'interplay con Jones è perfetto e questo è un dato molto significativo visto quello che il batterista stava sperimentando al fianco di Trane.
"Motion" ti impone attenzione, ti impone un ascolto critico per poter cogliere ogni singolo dettaglio proposto. Sono appunto i dettagli l'arma vincente di Konitz. Ti propone standard battutissimi, ma li colora in modo personale, li rende suoi. E in questo album gli riesce perfettamente in ogni brano.
Se dovessi consigliare un singolo album di Konitz, questo sarebbe sicuramente nell'elenco dei candidati.
"Motion", anno di grazia 1961, per la Verve Records è uno dei primi lavori che dimostrano la curiosità di Konitz. Definire cool questa musica è a mio avviso fargli un torto. Formazione a trio con il vigoroso Sonny Dallas al basso e un certo Elvin Jones alla batteria, quel Jones che è il propulsore ritmico del quartetto di John Coltrane.
Gioca con gli standards Konitz, cosa che farà per tutta la vita, li destruttura e li ricompone. C'è chi ha definito il modo di suonare di questo trio "astratto" e credo sia una bella definizione. In "Motion" Konitz mette in chiaro quale è la sua idea di interpretazione, e si può tranquillamente dire, di improvvisazione.
L'interplay con Jones è perfetto e questo è un dato molto significativo visto quello che il batterista stava sperimentando al fianco di Trane.
"Motion" ti impone attenzione, ti impone un ascolto critico per poter cogliere ogni singolo dettaglio proposto. Sono appunto i dettagli l'arma vincente di Konitz. Ti propone standard battutissimi, ma li colora in modo personale, li rende suoi. E in questo album gli riesce perfettamente in ogni brano.
Se dovessi consigliare un singolo album di Konitz, questo sarebbe sicuramente nell'elenco dei candidati.
Bruce Feary
5つ星のうち5.0
Excellent service as usual
2023年8月3日にオーストラリアでレビュー済みAmazonで購入
As always the music arrived in perfect condition ... thank you
James Ferguson
5つ星のうち5.0
Setting the stage
2014年8月30日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Lee Konitz is a very pleasant late discovery for me. He is part of the cool jazz scene that would have such a big influence on West Coast musicians, notably Paul Desmond and Art Pepper. On this album he is joined by Elvin Jones and Sonny Dallas, giving the album more of an uptempo beat. I really enjoyed his takes on classic standards. Konitz has such a beautiful tone, you'd have to be tone deaf not to enjoy it.
Cliente Kindle
5つ星のうち5.0
Meraviglioso
2022年10月26日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Disco imperdibile, jazz allo stato puro, nella sua declinazione cool. Ricerca del suono, ritmo, cantabilità, interplay di livello. Lee Konitz è stato un musicista enorme, di quelli che meritano di stare tra i grandi del genere.
Mfanje
5つ星のうち5.0
Five Stars
2014年10月29日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
It is relatively.