家を空けてた間、家人共がラックを荒した時期があり、ジャケットも散逸するなど悲惨の極みの CD で、つい最近まで正体不明のままでした。さすがに Amazon、投稿された方々のコメントで収録期が判り、表示 data に収録曲 Zdenek Kosler 氏の "Slavonic Dance" とあって、このカップリングは他にはなく、正体判明した次第、うれしい限りです。"Symphony No. 9 in E minor" 超が付く有名曲、年末恒例の「第九」は終楽章 "choral" が知られてはいても、全体通しで聴かれている交響曲といえば「新世界」に違いないのです。やはり、メロディーがなんか「懐かし」的で、馴染めるし、"2nd. Largo" 「家路」これ知らない人略々いないでしょう。更には、"1ｓｔ. Adagio, Allegro Molto" 一度聴いたら忘れない引き込まれる出だし、"3ｒｄ. Scherzo: Molto Vivace" これも強烈、最強は "4th. Allegro Con Fuoco" 「どっかで聴いたことある曲」の大関、という具合。それにしても Neumann、Czech Philharmonic Orchestra 無敵です。アンサンブルも然ることながら、曲想ってか、image まったく裏切り無し。「これはこう、あれはこんな、どうじゃ」的演奏です。Kosler 氏、たびたび音楽番組で拝見、拝聴した人で、親近感ありますが、"Slavonic Dance" これいいです。"Slavonic Dance Opus 72 No.10 in E minor (Starodavny)" なんというか、そこはかとない哀愁感、"No.16 in A-flat major (Sousedska)" 安寧というか郷愁感、大好きです。交響曲も舞曲も素晴しい仕上がり、これ現役バリです。
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