アニメのエンディングではワンコーラスだけしか聴けずに歯がゆい思いをしていましたが,ついにポルカ・オ・ドルカが全貌をあらわしました。
挑発的にスキップする三味線の音色,刹那的な歌詞とコード進行。かつてのアソビズムに見られた,マエムキでケンコウ的だった自力本願は,頽廃の坂を転げ落ちた挙句の果てに浄土教的他力本願として進化してしまったのでしょうか。なんだそれ・・・
このマキシシングルの特典扱いで収録されたボーナストラックとして,各種アレンジでのポルカ・オ・ドルカが楽しめます。いったい歌と合っているのかいないのかケムに巻かれたような無理やりな曲が勢ぞろいしています。まるで香港製B級アクション映画のような悪ふざけ,あきれて何度も聴いてしまいました。
㡊??もう一つのボーナストラックは,ロケット団のBGM。カントー編とホウエン編とでは,登場の際にも音楽が違っていたんですね。このCDを聴いてはじめて気がつきました。
マキシシングルというと,欲しくもないカップリングに閉口させられる例もありがちですが,このCDは文句無しでした。