70年代前半ごろに活動していた日本のセルジオ・メンデス&ブラジル66と呼ばれたバンド、NOVOのオクラ入りになっていた唯一のアルバムが遂に初CD化された。活動時期にはシングルのみを残して解散してしまったグループなのでこれは正にお宝というべきシロモノでしょう。
これまでにもいくつかのコンピ等で好事家の間で騒がれていて初めて聴いてみたのだけど、その本格的なブラジリアン・ポップぶりには本当にびっくり。この手の音楽がここ数年クラブ等で絶大な人気を誇っている今、正にジャストなタイミングと言う感じで聴いていても古さなど微塵も感じさせない。日本語で歌われる①④⑦⑨あたりが最高ですね。名盤。