日本が誇る世界トップレベルのテクノアーティストjoseph nothingですが
今回のアルバムに入っている「Martian's Bazaar」、この曲のポップセンスに脱帽です。
メロディ、音色、リズム、全てが軽快で耳にすんなり入りなおかつ頭に残りやすい、
まさに極上のポップミュージックといった感じです。
この曲にばかり集中してしまいましたが、他にも浮遊感のある美しいアンビエント、
アップビートでさまざまな音を素材に使った太いリズムのドラムンベース、
そして抜群のセンスを見せるポップテクノ、
その全てが高水準で、彼のポップセンスに見え隠れする狂気が
アルバムタイトルどおり夢世界に微かな邪気を感じさせていてとても癖になる一枚です。