ダーク且つメロディアスな正統派HEAVYMETALが展開されている。全体的にミディアム・テンポな楽曲が占めているが、2曲目、10曲目に疾走曲が収録され、とくに10曲目の様なキラー・チューンもあって嬉しい。スローな曲ではアラビア風なアレンジが施されている。また日本盤ボーナストラックとして3曲ある内の「Don't Wait for Me」はVICIOUS RUMORSのカバーソングで、原曲に忠実でありながらややHEAVYな音作りが為されている。
歌唱面でも申し分なく、アルバム本編でも力強く時にハイトーンを駆使する実力者ぶりを発揮し、「Don't Wait for Me」ではカール・アルバートに肉迫する歌唱力を披露していて素晴らしい。