デブラ・ウィンガーを探して [DVD]
フォーマット | ドルビー, 色 |
コントリビュータ | ロザンナ・アークエット |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 37 分 |
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商品の説明
Amazonより
『グレート・ブルー』『パルプ・フィクション』などの個性派女優ロザンナ・アークエットが「仕事と家庭の両立」「売れない中年女優の悩み」など、自身の悩みをストレートに同業者の女優たちにぶつけたドキュメンタリー。
メグ・ライアン、シャロン・ストーン、サルマ・ハエック、グゥイネス・パルトロウ、ダイアン・レイン、ウーピー、ゴールドバーグ、ジェーン・フォンダ、そしてタイトルロールのデブラ・ウインガーなど、登場する女優は34人。全員が本音で語るとは言い切れないが、子育ての失敗を告白したフォンダ、仕事と家庭の両立の困難さを素直に語ったレイン、演技力のコンプレックスを吐露したストーンなど、その素顔が垣間見られる映像は貴重。また業界内のバクロ話などは、映画ファンはミーハー気分でニヤリとできるかも。ハリウッドの女優たちを身近に感じさせる内容の女性映画と言えるだろう。(斎藤 香)
レビュー
製作総指揮: マーク・キューバン/トッド・ワグナー 製作・監督・出演: ロザンナ・アークェット 製作: ハッピー・ウォルターズ/デヴィッド・コディコヴ/マット・ウィーヴァー/クリスティナ・バークメイヤー 出演: デブラ・ウィンガー/グウィネス・パルトロウ/メグ・ライアン/エマニュエル・ベアール/ジェーン・フォンダ/ウーピー・ゴールドバーグ/シャロン・ストーン/ホリー・ハンター/ダイアン・レイン
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 19.4 x 13.6 x 1.4 cm; 141 g
- EAN : 4988013649507
- 監督 : ロザンナ・アークエット
- メディア形式 : ドルビー, 色
- 時間 : 1 時間 37 分
- 発売日 : 2004/2/18
- 出演 : ロザンナ・アークエット
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B00009XLKV
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 69,859位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 472位外国のドキュメンタリー映画
- - 6,415位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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あまり内容の無い事を言っている方も居ましたが、さすがにベテランの女優さん、40代以降の女優の言葉はなかなかうならされました。
今を生きる普通の女性としての映画界が描く女性像への不満は「ああ、やっぱり演じる側もそう思っていたんだ。」と苦笑い…。
私が心にじーんと来たのは、ある女優が長期ロケのある映画のオファーを受け、子供と引き離される事を理由に仕事を断ろうと悩んでいた時のエピソード。彼女のお父さん曰く、「働く女は働かなきゃ。女優だからとかそういう事じゃない。女はいつだって上手くやらなきゃ。」
現実をとらえた厳しくも頼もしいエール。
彼女達は女優であり女であり、母であり、だれかの娘なのだと。
白鳥が水の下で懸命に足をかいている姿は懸命に生きる人間の姿そのもの。
それは女優だろうが専業主婦だろうがシングルマザーだろうが独身の女性だろうが、同じなのだなあと、共感する部分がたくさんありました。
おまけですが、一人一人のインタビューが短いですし、さすが女優さん、言葉ははっきり聞き取れます。英語の勉強にもいいかも。
一線で活躍する女優たちの生の声が聞けて実に興味深いです。インタビュアーが同じ女優のR・アークエットというのが大きいのでしょう。
彼女たちが女優として出演している映画を見ていると彼女達に子どもがいて、家庭があるなんて全く見えないのですが、母親でもあるんだなとちょっとびっくり。この映画見ているの母親予備軍の独身女性が多かった感じですが、母親、父親も是非見てほしいですね。
ハリウッドに関して注文もしています。外から見ているとわからないですが、今のハリウッドはティーン向けの映画が増えていて、大人の女優が出演する機会が減っている。恋人役でしか使われない若い女優は使い捨てのような状況である。女性監督ももっと増えるべきだ。確かにアメリカで大ヒットするのは子どもっぽい作品が多いような気がしていたのですが、ハリウッドを支えていたのはティーンだったのですね(^^; 日本では今のところ、映画を見にいくのは本作に登場していたぐらいの、大人の女が中心になっています。従って、本作も大人気、大混雑でありました(^^; 日本の映画市場は今のところこういった良作がヒットしますから健全だと私は思います。
キース・キャラダインの娘マーサ・プリンプトンが父に似たクールなキャラだと思ってたら、なんかガサツな三枚目と化してたのには、我が目を疑った。『200本のたばこ』のコミカルなキャラから変わり始めたのだろうか?『旅立ちの時』でリバー・フェニックスと共演していた(しかも付き合ってたんじゃなかったか?)頃のシャープな面影もなかった。靴の裏みたいな顔の男優の話で笑いを取ってたが、こういう人だったのかと思ってビックリ。マルコヴィッチが在籍してたステッペンウルフという劇団に客演してるという近況を言ってた。
デブラ・ウィンガーは、『シェルタリング・スカイ』に出たのがいけなかった。彼女のチャキチャキのアメリカンな魅力に合わない役だと思った。アメリカ娘に退廃は似合わない。ベルトリッチは女優の未来を潰す監督だと思う。
まとめた作品。題名になっているデブラ・ウィンガーは、
「愛と青春の旅立ち」に出ていた女優で、ロザンナ・アークエットは、
デブラがなぜ輝かしいキャリアをあっさり捨てたのか、
今どうしているのかをインタービューしています。
デブラ・ウィンガーは相変わらず美しい印象でした。内側からも輝いている。
カメラの前では嘘をつけないですね。
私の印象と違っていたのは、エマニュエル・ベアール。とてもしっかりした考えの
持ち主でした。以後彼女の作品を見る目が変わりました。
自分の人生ってなんだっけ、などと人生の迷路に入り込んでしまったとき、この映画は
ひとつのヒントをくれるかもしれません。
女優という仕事、母親、妻など彼女達がこなす役割はめまぐるしい。
メグ・ライアンは母親業のために年に1本だけに仕事を減らしたし、ジェーン・フォンダは愛する人の1言で引退した。みな、それぞれ実に重いものを背負って生きている。
マスコミはおもしろおかしく、女優同士をライバル関係に仕立て上げるが、ところがどっこい彼女達は繋がっている。実生活で、人よりも数倍の苦労をしているのだから。これを共感できる相手は、同じ立場の女優しかいないのだ。
S・ストーンが「怖いくらいすごい」という女優の名前2人を挙げ、一方、別の女優が制作サイドに「女の武器」を使わないとどうなるか? など暴露する(彼女は使わなかったが)。
映画女優好きにはたまらない内容になっている。
この映画に登場する彼女達は、とても優秀だった。
最後に一言、女優業はとても大変だ。華やかさの裏の苦労を垣間見ることができた。
まず、こういう問題意識を抱えて映画を作るロザンナの企画・実行力に感心。そして34人から本音を引き出すロザンナのインタビュー力も大したものだ。34人のインタビューを並べ、「赤い靴」のトラウマを語る場面を所々に配する編集も巧み。
わかるのは、人生での選択に関し、女優達が共通の悩みを持っていること。ロザンナは連帯感を得たと言う。そして、家族を重視していること。ここで家族とはほとんどの場合子供。夫との生活がほとんど語られないのが男としては寂しい。そしてハリウッドが10台の観客にこびている現実。近年の映画の邦高洋低に通じる。
女優という職業に固有の問題ではないので、多くの人に観てもらいたい作品だ。
各女優の素顔に触れられるのも面白い。S.ストーンが後輩のことを考えて行動するという姿勢は堂々としている。その他、S.ランプリングが尊敬されていること等も。なお、D,ウィンガーとJ.フォンダはその後現役復帰しています。