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バルカン超特急 (トールケース) [DVD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
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フォーマット | ドルビー, ブラック&ホワイト, 字幕付き |
コントリビュータ | マーガレット・ロックウッド, マイケル・レッドグレイブ, アルフレッド・ヒッチコック, ポール・ルーカス |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 34 分 |
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商品の説明
Amazonより
後に多くの作品に影響を与えた、ヒッチコック監督の英国時代の代表作の1本。ヨーロッパの小国バンドリカに立ち往生してしまった列車の乗客たちは、やむなくホテルに一泊する。真夜中、そのホテルで殺人事件が発生。そうとは知らない乗客たちを乗せた列車は翌日発車するが、今度は車内にいた老婦人の姿が忽然と消えてしまい、乗客の誰もが「そんな婦人は見たことがない」と証言する。ただひとりの女性を除いて…。
列車という閉鎖された空間の中で、謎を残して消えた老婦人。いわゆる密室サスペンスの元祖と言える作品だが、列車の乗客たちが結婚を控えたアメリカ人女性、クリケット好きなふたり連れなど個性豊かな面々。冒頭のホテルでのやりとりも含めてユーモラスで、緊張感はやや希薄だが、実はその全員がバンドリカのスパイで、老婦人は英国のスパイという大胆な展開には驚かされる。なお本作は1979年に『レディ・バニッシュ/暗号を歌う女』(監督アンソニー・ペイジ、主演シビル・シェパード)としてリメイクされた。(斉藤守彦)
レビュー
監督: アルフレッド・ヒッチコック 原作: エセル・ライナ・ホワイト 脚本: シドニー・ギリアット 撮影: ジャック・コックス 音楽: ルイ・レヴィ 出演: マーガレット・ロックウッド/マイケル・レッドグレイブ/ポール・ルーカス/ジョージ・ウィザーズ/リンデン・トラヴァース/デイム・メイ・ウィッティ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語
- EAN : 4933672228013
- 監督 : アルフレッド・ヒッチコック
- メディア形式 : ドルビー, ブラック&ホワイト, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 34 分
- 発売日 : 2003/6/20
- 出演 : マーガレット・ロックウッド, マイケル・レッドグレイブ, ポール・ルーカス
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Mono)
- 販売元 : アイ・ヴィー・シー
- ASIN : B0000A02FC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 288,370位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 10,534位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 28,573位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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出演∶マーガレット・ロックウッド、マイケル・レッドグレイヴ、ポール・ルーカス、メイ・ウィッティ、セシル・パーカー、リンデン・トラヴァース、ノウントン・ウェイン、ベイジル・ラドフォード、メアリー・クレア、エミール・ボレオ、フィリップ・リーヴァー、セルマ・ヴァズ・ディアス、キャサリン・レイシー、ジョセフィン・ウィルソン
監督∶アルフレッド・ヒッチコック
"スリラーの巨匠"、"サスペンスの神様"と謳われたアルフレッド·ヒッチコック。元々イギリス出身の彼は、戦前の1930年代まではイギリス映画界で活動し、1940年頃からアメリカに活躍の場を移している。日本で今でも広く知られている彼の有名作品は、アメリカ時代のものが多い。
この『バルカン超特急』は、渡米直前のイギリス時代末期の作品だが、日本には当時は入ってこなかったようだ。日本で日の目を見たのは、たしか1970年代半ば、私の大学生時代に、ヒッチコックの未公開傑作の特集上映(?)があり、この『バルカン超特急』や『海外特派員』などを見ることが出来たと記憶している。
この作品、"人間消失もの"サスペンス映画の元祖だろう。当時すでにTVで、オットー·プレミンジャー監督の同ジャンルの傑作スリラー『バニー·レークは行方不明』('65)を見ていたので、「『バニー·レーク』の元ネタはこれかぁ〜」と思いつつ見ていました。初見の時は深く考えなかったが、この作品の製作年は、第二次世界大戦勃発直前の緊迫状態の頃だ。ヒッチコック渡米後の『海外特派員』('40)と同様に、主人公(英米人)の命を脅かす仮想敵国(国名は出ないが)は、ドイツだ。
[物語] バルカン半島バンドリカ(架空の国)からイギリスへ向かう列車は、豪雪で立往生。乗客らは駅のホテルで一泊する。帰国して婚約者と挙式予定のアイリス(ロックウッド)もその中にいた。上階に泊まるクラリネット奏者の青年ギルバート(レッドグレイヴ)の演奏が元で騒音トラブルとなり、二人は険悪な仲に。客は他に、クリケット狂のカルディコット(ウェイン)とチャータース(ラドフォード)、不倫カップルの"トッドハンター夫妻"(パーカー&トラヴァース)、そして老齢の家庭教師ミス·フロイ(ウィッティ)ら。
翌朝、出発する列車に乗る寸前、ホーム沿いのホテルの上階からアイリスとミス·フロイの頭上に植木鉢が落下してきて、アイリスが頭を打つ"事故"が発生する。大事には至らず、列車は予定通り出発。車内で、アイリスは、ミス·フロイと、イタリア人奇術師ドッポ夫妻(リーヴァー&ヴァズ·ディアス)らと同室になる。同じイギリス人のフロイと親しくなるが、頭が朦朧として一眠りして目覚めると、フロイの姿が消えていた。
アイリスは老嬢を探すが、ドッポ夫妻や車掌らは「そんな女性は最初から乗っていない」と……!? 同乗の高名な医師ハーツ(ルーカス)は、頭を打った後遺症の記憶の混乱だろうと言うのだが……。アイリスは必死でフロイのいた証拠を探し求める。車上で再会したギルバート青年も、彼女を信じ、ともに事件の謎を追い始める。だが事件は、単なる失踪事件ではなかった。巨大な陰謀を背景に、二人の背後には危険な魔手が忍び寄る……。
さすがはヒッチコックと言うべきか、観客(視聴者)をグイッと引き付けて放さない設定の妙。(難を言えば、序盤の一夜のエピソードがやや冗長) 周りの人間がみな嘘をついているのか、それとも何か別の理由が…? 謎が謎を呼び、謎解きの興味は尽きない。トーキー映画が普及して10年かそこら(80年以上前)の作品なので、"進化"した昨今の作品に比べると、脚本的にはシンプルで、裏が読みやすいかもしれない。
だが、陰謀を企む"敵"だけでなく、悪意のない人々までが、それぞれの理由から"ウソ"をつかざるを得なくなるストーリー展開がじつに上手い! 奇術の仕掛けや小道具の利用法など、今となっては使い古しのトリックは、ご愛嬌。ニヤニヤ笑ってスルーしましょう。
人間消失→主人公以外は誰もがその人間の存在を否定、というパターンは、前記『バニー·レークは行方不明』のほか、ジュリアン·ムーア主演『フォーガットン』('04)、ジョディ·フォスター主演『フライトプラン』('05)でも使われている。(3作とも消えるのは子供だが……)
『バルカン超特急』も含めて、いずれも謎解きの過程を面白くするためのミステリーなので、ハッキリ言って何処かに無理のある筋立てばかりです。細かいことは突つかずに楽しむべきでしょう。
…と言いつつ、あくまでも個人的な好みで述べさせてもらうと、家族写真·ヴィデオからも子供の画像だけが消失したり、よその子供も消失して誰も知らない、という展開の『フォーガットン』は、大風呂敷を広げ過ぎかなぁ。飛行中の旅客機から主人公の娘が消えて、乗客·乗員誰もが子供の存在を否定する『フライトプラン』の"真犯人"の"プラン"は、凝り過ぎ·捻り過ぎ……という気もします……。
いずれも多かれ少なかれ何処かに無理のある話なので、どれが好きか、どこまで許せるかは、個人の好みですね。もし未見で、興味のある方は、見比べてみてください。どれも皆、真相を推理·想像しながら、謎解きが存分に楽しめます。(相当ブッ飛んだ"タネ明かし"のものもありますが……(笑))
同種作品の中では『バニー·レークは行方不明』だけが、他と少し違う。他の3作では、消失する人間が序盤に出てきて、観客(視聴者)もその存在を確認している。ところが『バニー·レーク〜』では、序盤から、行方不明になったという主人公の娘が姿を見せないので、存在そのものが謎になってしまうのです。(ひょっとして主人公が"サイコ"!?……とか) 未見の方は、こちらも是非どうぞ! ちなみに『バニー·レーク〜』は、『バルカン超特急』と同じイギリス映画です。
よく調べるとこの映画は1930年代の映画ですか。私が見た映画の中で一番古いです。冒頭の山の中に現れる駅はミニチュアみたいだし、背景が絵だったのも何か所かありましたね。また、後半の銃撃戦は余りにお粗末だったけど、この時代を考えれば仕方のないことです。でも、このストーリーは結構面白いので、誰かリメイクしてほしいですね。
「平和主義者」の弁護士の人格設定やその行動の顛末なんかは公開時の英国の背景を思わせてとても興味深かったですし。
ヒロインのマーガレット・ロックウッドもとっても綺麗。
目鼻立ちがお人形さんのように整っているだけじゃなくて、「知性と無邪気さ」「品性と屈託のなさ」という一つの顔の中になかなか同居できない要素がケンカせずに納まってて最後まで見飽きない。
ただ、毎回残念なのが、序盤や中盤の随所で感じてしまう悠長さ。
それはおそらく、ヒッチコックの演出するコミカルな場面が、大抵の場合、私にはクスリとも笑えないせいだと思います。
舞台説明・キャラの紹介・途中での伏線部分など、展開の起伏が乏しい箇所で観客に冗長さを感じさせないために笑いを被せてきているのでしょうから、ヒッチコックの目論見通り楽しく笑えていれば、全編通してもっとスピーディーに感じられるのかも知れません。
今回は「ヒロインが魔術師の看板を邪険に扱うシーン」と「クリケットおじさんズのラストカット」の二ヶ所笑えましたのでまだ救われた方かも。
で、本作でのお気に入りがこの「クリケットおじさんズ」。途中はムカついたんですけど。
この作品の後、この二人組のキャラであちこちに出てたそうで。なるほど、人気が出るのも頷ける素敵な二人組です。
んで、最後にちょっと疑問なんですが、ハーツ医師って、結局どうなったの? なかったですよね、そこ?
まあ、脳内補完できるところだからいいって言えばいいんだけど。
なんだか強引に結末をまとめた感じがする終わり方だった。