テープを聴きながら当時を語るレヴォンとロビーの心底楽しげで懐かしそうな表情を見ていると、こちらまで幸せな気持で満たされる。「king harvest」や「the night they drorve old dixie down」の背景に関する話も興味深かった。要所要所にご登場の異次元に?生きるガース教授が愉快痛快!亡くなる数年前のリックの姿には複雑な思い・・。わたしにとってお宝な1枚がまた増えました。
ブラウンアルバムについてメンバーやジョンサイモンがその製作秘話を語ります。ファンなら絶対楽しめます。晩年のリックが「WHEN YOU AWAKE」を弾き語り(完奏!)するシーンがありますが、それがまた素晴しい。声の衰えは否定できないが、なかなかどうして!その歌心はちっとも錆び付いていません!感動します。
the bandの製作過程を思い出しながら、基本的にはリヴォンヘルムが過去を思い出しながら語ってくれる。 そのときに流れる映像に昔のものがあったりと興味深いところも盛りだくさんです。本当に楽しそうに昔のテープを流しながら、そのときのことを話すリヴォンを見てると、本当に楽しかったアルバムなのだと思う。 今がんに侵されながらも手術はせずに薬で押さえてがんばっているリヴォンヘルムだがこのときはまだ元気に見える。 傑作アルバムができるときを、それを作ったメンバーが解説してくれるのだから、ファンだけではなく、音楽を作っている人などにもためになるものだと思います。