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キェシロフスキ・コレクションII 「トリコロール」セット [DVD]

5.0 5つ星のうち5.0 10個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥9,460
フォーマット 色, ワイドスクリーン, ドルビー
コントリビュータ ジュリエット・ビノシュ, ジュリー・デルピー, イレーヌ・ジャコブ, クシシュトフ・キェシロフスキ
言語 フランス語
稼働時間 4 時間 47 分

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メーカーによる説明

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トリコロール ブルーレイBOX [Blu-ray] キェシロフスキ・コレクションII 「トリコロール」セット [DVD]
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
17
5つ星のうち5.0
10
価格 ¥12,745
製品仕様 Blu-ray DVD
発売日 2013/12/21 2003/12/5

商品の説明

Amazonより

ポーランドの名匠、クシシュトフ・キェシロフスキが、フランス国旗に用いられている青、白、赤の色をモチーフに作り上げた3部作「トリコロール」。各作品のストーリーは独立したもので語り口も全く異なるが、部分的に交錯し、やがて大きな運命のうねりがそれぞれの主人公たちを待ち受ける。
著名な作曲家の夫と幼い娘を事故で失ったジュリー(ジュリエット・ビノシュ)の深い喪失感で幕を開け、ゆっくりと訪れる彼女の再生がつづられる「青の愛」。主人公には驚くほどに台詞が少ないが、その心情を代弁するかのように、彼女の夫の作品として発表されるはずだった美しい交響楽のフレーズが映像からこぼれる。長年コンビを組んだ作曲家、プレイスネルへの信頼のほどを感じられる作品だ。
フランス人の妻・ドミニク(ジュリー・デルピー)から、不能を理由に離婚を迫られたポーランド人のカロル(ズビグニェフ・ザマホフスキ)。一文無しになって故郷に帰った彼は、ある計画を遂行し始める…。3作中、もっともユーモアに彩られているのがこの「白の愛」。キェシロフスキ作品としてはいささか異色にも思える軽やかなプロットの中に「生きることを選ぶ意味」がにじむ。
モデルのバランティーヌ(イレーヌ・ジャコブ)は、ひょんなことから、隠遁生活を送る元判事(ジャン=ルイ・トランティニャン)と知り合う。彼は近隣住人の電話の盗聴を趣味としていた。それを非難する彼女を、彼は冷淡にあしらったかのように見えたが…。『ふたりのベロニカ』のジャコブを主演に迎えた「赤の愛」は、すべてを包み込むような愛の物語。人生の残酷と救済、偶然と運命。キェシロフスキ作品を通じて描かれてきたテーマが結実した、3部作の最後にふさわしい一作だ。
この3部作発表後に引退を表明したこの巨匠は、それを撤回することなく、1996年3月13日、帰らぬ人となった。(安川正吾)

レビュー

監督: クシシュトフ・キェシロフスキ 出演: ジュリエット・ビノシュ/ジュリー・デルピー/イレーヌ・ジャコブ
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.6 x 14.2 x 2.6 cm; 322.06 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988102925314
  • 監督 ‏ : ‎ クシシュトフ・キェシロフスキ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 4 時間 47 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/12/5
  • 出演 ‏ : ‎ ジュリエット・ビノシュ, ジュリー・デルピー, イレーヌ・ジャコブ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ ジェネオン エンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B0000AKI6U
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 4
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 10個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中5つ
5つのうち5つ
10グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2003年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 ドキュメンタリー時代から「愛」というテーマを追求し、劇映画に足を踏み入れたキェシロフスキ監督。社会派のポーランド時代、TVシリーズの「デカローグ」、「二人のベロニカ」を経て「トリコロール」に行き着く。フランスの豪華女優陣を起用し制作されたこの作品は決して興行に走ることなく、観客をキェシロフスキの世界に引き込んでいく。
 この3作品は一つ一つが独立し、全く別々の作品であるにも係らず、3作品全体が一つの作品になっているといってもいい。それはただ、登場人物が3作品を行き来するからではなく、キェシロフスキの永遠のテーマである「愛」が「3つの愛」により表現されているからである。
 トリコロールには3作品を見つめている「ある視点」を感じる。この世に数多く存在する愡?のうち、たまたまこの「3つの愛」が選ばれたに過ぎない。この「ある視点」が「3つの愛」を通して世界を暖かく見守っているように思えてならないのだ。それは神か、キェシロフスキか、それとも観客自身か。
 あなたは最初に何色から観るだろうか。3作品を観る順番によってあなたが見つける「愛」の形は違うはず。一通り観た人も、もう一度自分に合った「愛」を探してみることをお勧めします。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月27日に日本でレビュー済み
初めて見た彼の映画は、「ふたりのベロニカ」。ドラマとして巧い構成だったが、
それ以上に、映像も素晴らしかった。彼のレンズを見る目は、詩人の心を持った
発明家の目のように、全く意外な視点で映像を切り取って見せ、魔術的である。
また、音楽が比類なく美しい。

続く「トリコロール3部作」では、さらにそのドラマ性に磨きがかかり、
すべてが重なり合って奇跡を起こす、偉大な芸術へと昇華している。
これには、負けた、という感じである。ここまで大胆にもやってしまう監督は
皆無だったのでは・・・。

しかし、彼の才能の凄さは、ドラマだけではもちろんなく、最初にも述べたように、
その独特の色彩感覚や、光や影の扱い方、視線に入るものを、摩訶不思議なものへと
変容させる魔術的レンズの技にあると思う。

3部作の中では、どれも良い作品だが、女優の新鮮な美しさ(E・ジャコブ)と
ドラマの不思議さでは「赤の愛」、映像の特異な美しさとドラマの格調の高さ、
好きな女優(J・ピノシュ)の映画ということでは「青の愛」である。
「白の愛」は、間にはさまって、ちょっと小休止のような、軽さと愉快さがあり、
面白いし、笑える。でも、ほんとはけっこう、きつい話だ・・女優(デルピー)が
とても可愛くて、なおさら、そう思えてしまう・・・。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年7月21日に日本でレビュー済み
懐かしいですねえ。
青のテーマからはじまりますね。
作曲家の死。それを受け継ぐジュリエット・ビノシュ。
この映画自体が欧州統合を背景に含んでいるので
その欧州統合の音楽を作る、統合はすなわち博愛という美しい設定です。
サントラにはご主人パターンと受け継いで作ったパターンと2つ収録されてます。
映画自体、ピアノとフルートの旋律が印象的に使われ美しい音楽が散りばめられてますね。
次の白のテーマのジュリー・デルピー、最後の赤のテーマのイレーネ・ジャコブ、ともにこのシリーズで知りました。
次にこのシリーズというか、キェシロフスキとプレイスネルのコンビの話題です。
私見ですが、この2人は映像の中に情感と音楽と映像の融和を求めていたような気がします。
「ふたりのベロニカ」「トリコロール」「デカローグ」とすべて、心の揺れが
音楽で表現されてます。素晴らしいきれいな音楽で主人公の心情が映像とともに語られていきます。
話は飛びますが「PREISNER`S MUSIC」というこの映画の音楽担当の作曲家のコンサートのCDがあるのですが大のお勧めです。「秘密の花園」「ヨーロッパ ヨーロッパ」などの曲も含まれてますし上記の作品群は当然含まれております。。
キェシロフスキの映画は彼の音楽なしには成立しにくいと思うほど重要な役目をしておりますのでぜひ、この作曲家も聞いてみるといいと思います。
この「トリコロール」は俳優が次の作品に重なって出る(役柄は似ているようなこともあるし、違うこともあるんですが)重層構造になった素晴らしい作品群だと思います。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年8月29日に日本でレビュー済み
大学生の頃、本3部作をオシャレ恋愛ものか、けっ!と切り捨てた僕は、それから数年後ポーランドという国に興味を持ち始め、この作品が同国出身の天才監督のによるものだと知った。
ここで描かれているのは決してオシャレなファッション感覚の愛ではない。
「青」の主人公はいきなり事故で作曲家の夫と娘を失い、「白」の主人公は異国に住むプレッシャーで性的不能に陥り、愛してやまない妻に三行半を突きつけられ、「赤」の2人の主人公は、一方は外国に住む彼氏の身勝手極まりない言動に満たされない思いを抱き、一方は隣家の会話を盗聴し、その世界に閉じこもっている。
彼らはそれぞれ、自らのありようを求めて苦悩し、やがて小さいながらも確実な一歩を踏み出してゆく。
オシャレなどとはとん!でもない、痛みを伴う、逃れられない檻のような愛という感情と人生という運命の不可思議な化学反応。
しかしそれぞれのヒロインを演じる女優が美しく魅力的なのも確か。
遠くを見るような不思議な視線と良い意味で土臭いジュリエット・ビノシュ、残酷な色気と少女のようなあどけなさを行き来するジュリー・デルピー、清楚で優しげな雰囲気にそこはかとないエロティシズムを漂わせたイレーネ・ジャコブ。
3人とも前作『ふたりのベロニカ』のヒロイン候補だった(結局ジャコブが主演)。
本3部作では登場人物が微妙に交錯するのが楽しい。
そのわずかな繋がりが収斂する「赤」のラストには賛否両論あるようだが、こんな無茶なと言う前に胸がじわりと暖かくなるのは確か。
本能が求めていたと言うべき、!見事な結末だろう。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年2月23日に日本でレビュー済み
違う映画を観に行った時に、宣伝を見ました。
何よりもその映像に惹かれました。あっさりしているのに、
すごく訴えてくるものがあるんです。
この3部作で、最後の『赤の愛』が1番好きだという方は多いですが、
私の場合は青ですね。音楽だけでもすごく引き込まれました。
最後の言葉は、ものすごく印象に残っています。
悲しげなメロディだったけど、心に染み渡るような歌でしたね。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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