外国のCDショップ内を歩いているときに通りかかった試聴コーナー。
「ん?森山直太郎?」
という妙な動機で試聴してみました
(ジャケット写真を見ればわかると思います)
が、意外や意外。突然耳に響いてくるチープなリズム。
折り重なるように流れ出すストリングの旋律。
そこに合わさるCaliの歌声。
なんじゃこれは?と思うのもつかの間、彼はまさにフランス・ポップの新星だと直感しました。たった数分間の試聴で、彼の甘い声にみごとに囚われてしまう。
Caliはフレンチな、甘くどこか不可解でフワフワ浮いたイメージを裏切らず、それでいて中にポップな要素を多分に盛り込んでいる、期待の新人です。