本作品、米国のall musicなどでは60点程度の評価でしかありませんが、これは評者がボンクラ以外の何物でもない
証左であります。
bill evansという人、drumsに天才philly joe jonesを迎えると他のsettingでは絶対に見られないchemistryを発揮
するようでありまして、いつものレギュラートリオなど比較にならない思イッキリway-outした大変スケールの大きな演奏を
展開しています。
philly joeに較べたら、歴代の正規メンバーを勤めたドラマー、ポール モチアンもラリー バンカーもマーティー モレルもエリオット ジグムンドも
そしてジョー ラバーバラも全員、芸の未熟なコドモ達です。
1967年録音(verve)「california here i come」以来のphilly joe との見事なcollaborationによる快演でありまして、
而もcd1枚で72分間という長時間、飽きることなく楽しませて呉れます。
ということで、未だでしたら万難を排して御購入されることをお勧めします。
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