劇場版『攻殻機動隊』で彼女に初めて出会った人もいるでしょう。また、今年の舞台『レ・ミゼラブル』で彼女に出会った人もいらっしゃっるかもしれません。そして、まだまだ彼女に出会っていない多くの人に是非この作品で彼女に出会って下さい。
この作品の映像をさっき初めて観ましたが、作品の中へ吸い込まれそうでした。特に、彼女が演じる少女の存在感に、その瞳に惹き付けられて、ずっとその作品世界に浸っていたいような錯覚に一瞬落ち入っていました。素敵な作品だと思います。
子供の頃に、少なくとも誰でも1度は読んでいた事があるであろう童話が、今やわらかな光と色彩と心の通う演技者を伴い現代版の映像作品として誕生したかのような趣を感じられるかもしれません。
彼女の歌声が好きな人も、音楽の「菅野よう子」さんが好きな人も、彼女達をまだご存知で無い方も、この作品である種の「やすらぎ」を感じられると思います。
出来るなら、誰にも教えずひっそりと宝物の様に、大事にしたい…そんな感覚を覚えるか、あるいは…もっと多くの人にこの作品を観て欲しいと思う…そんな想いを抱いてしまいそうな作品だと感じています。