2003年、HOOBASTANKの2ndアルバムです。
今回は、あの大物プロデューサー・Howard Bensonを迎えての作品です。
バンド自体も全体的に成長していますが、
Howard Bensonが実力をうまく引き出したのか?、それとも余程相性が良かったのか?、一回りも二回りも、スケールアップしています。
まず、「これでもか!」ってくらい楽曲が揃ってます!
パワフルな突進力と爽快感に溢れる(1)(4)(5)、格闘するようなガッツのある(2)(9)、
メランコリックで苦悩を感じさせる(3)(7)(10)、スケールの大きさやダイナミックさを感じさせる(6)、
心がホッとするようなバラード(8)。。。などなど、「Live向け」から「聴かせるタイプ」まで揃ってますね。
特筆すべきは、爽快感Max!な(5) "Just One"
バンドの代表曲の1つであり、日本ではスーパードライのCMで使用されました。
この曲から洋楽に入ったという10代、20代も多いのでは? (気になる方は、動画サイトで検索してみてください。)
1曲1曲でのテンションの緩急、アルバム内でのテンションの緩急は、「うまいなぁ」と思います。
そこに、メリハリがあってダイナミックな演奏も加わり、リスナーとしっかりコミュニケーションを取っている感じがするのも、Good!です。
HOOBASTANK & Howard Bensonタッグが生み出した、「ゼロ年代Rock名盤」だと思います。
「HOOBASTANKファン」「ゼロ年代Rockファン」は、必聴です。
また、メロディがとても聴きやすいので、「Rock好きな洋楽初心者」「普段邦楽を聴いているRockファン」にもGood!です。
(参考)
日本盤は、ボーナストラック2曲「Never Saw It Coming」「Open Your Eyes」収録。
DVD付きのツアー・デラックス・エディションもあります。