要約:ショートカット設定用のドライバが使いやすく、大きさもこぶし大より少し大きいくらいで場所を取らない。自由なカスタマイズができ、専用のコントローラーよりも使いやすく調整できます。
※今回はDaVinci Resolveに絞ってレビューします。他のソフトでもカスタマイズしやすいハズと思います。
最近DaVinci Resolveの有償版を購入し、Speed Editorを入手しました。が、もっぱらカット編集がメインなのですが、どちらかといえばマルチカム編集をしないとそのパワーを発揮できません。
・無用なキーを排除したい
・右手はマウスで操作したい
・左手でマウスで出来ない操作をしたい
と思いShuttleExpressを購入しました。
Speed Editorはジョグダイヤルが1基しかありませんが、このShuttleシリーズは外側と内側の2つあります。これのおかげでより直感的な操作を、2種類も使い分けられます。
なおドライバをインストールするとDaVinci Resolveのプリセットが手に入りますが、私はカットページ用と編集ページ用2つの設定を作って、作業段階で手作業で切り替えて使ってます。
ちなみにプリセットではJKL再生がボタンに割り当てられています。
プリセットでは外側ジョグに移動フレーム数が角度に応じて変わるよう設定されています。外側ジョグは角度別にショートカットを設定したり、ある角度から更に右に回しか左に回したかに応じてショートカットを制御できます。
フレーム移動はマウスホイールで十分だと私は感じているので、私は外側ジョグを左右に回すと徐々に再生速度を変更出来るようにし、手を離せば即座に再生が止まるよう調整しました。これで外側ジョグ1つだけでJKL再生を制御できます。
このカスタマイズで5つのボタンと内側ジョグが全部使えるようになるので、以下のように設定しました。
・カットページ用:UNDO/DEL/In点/Out点/リップル挿入/内側ジョグ(Ctrl+左右キー)
・編集ページ用:UNDO/DEL/Backspace/分割/再生速度変更/内側ジョグ(Ctrl+左右キー)
あくまで私の例ですが、かなり細かく調整できるのでかなり便利なツールだと理解してくださればと思います。まさかジョグホイールの角度やその増減でもショートカットを切り替えられるとは思いませんでした。
ちなみにShuttlePROと迷いましたが、私は使用用途が限定的なことと、やはり大きさがネックになりそうだったのでこちらを選びました。PROの場合はボタンが多くて設定しても使いこなすのは大変ですが、それを補うためにラベルを入れられる仕組みになってます。でも、Expressなら外側5つのボタンしかないのでむしろより直感的で、こっちを選んで正解だったと思います。
なおスペック上は5+2つのジョグ・ホイールで7ボタンのように思えますが、実際は7ボタン+角度制御で10ボタンぐらいある感覚です。数値で示すのは困難ですが、意外と足りるし、でも意外と足りないかなとも感じますね(外側のボタンは7つだったらちょうどよいかな…なんて)。
しかし本当にいい買い物でした。
※念の為:Amazonのレビュー時にBluetooth性能を問われましたが、USB接続専用です。
ブランド | Contour Design |
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メーカー | Contour Design |
製品サイズ | 2.8 x 11 x 11 cm; 340.19 g |
商品モデル番号 | IM/SX |
メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
カラー | マルチ |
商品の寸法 幅 × 高さ | 28 x 110 x 110 mm |
OS | windows |
同梱バッテリー | いいえ |
商品の重量 | 340 g |