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You Must Believe in Spring

4.7 5つ星のうち4.7 217個の評価


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曲目リスト

1 B Minor Waltz
2 You Must Believe In Spring
3 Gary's Theme
4 We Will Meet Again
5 The Peacocks
6 Sometime Ago
7 Theme From M*A*S*H
8 Without A Song
9 Freddie Freeloader
10 All Of You

商品の説明

Amazonレビュー

このビル・エヴァンスはどうしようもなく悲しい。悲しいだけでなく、悲しさを昇華した美しさに魅了される。エレイン夫人が亡くなったのは1976年。翌77年には音楽教師だった兄ハリーが自殺している。そうした私生活上の不幸な出来事が本作に不安な影を投げかけているのだ。実際1曲目のワルツはエレイン夫人に捧げる曲だし、4曲目はハリー追悼曲で、その曲名は「フォー・オール・ウィ・ノウ」に登場する“ウィ・メイ・ネヴァー・ミート・アゲイン”という歌詞に由来する。なんでもエヴァンスはロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイのデュエットによる「フォー・オール・ウィ・ノウ」をハリーに聴かせてもらったことがあるのだという。共演はエディ・ゴメスとエリオット・ジグモンドで、本作はゴメスが参加した最後のアルバムでもある。

エヴァンス・トリオというと一般に三位一体のインタープレイが有名だけど、本作はどちらかというとエヴァンス主導の演奏。録音は77年。ワーナーでの第1作ながら、発表されたのはエヴァンスの死後だった。(市川正二)
※ オリジナル・アルバムに3曲追加した[Bonus Tracks]盤です。

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 12.4 x 14.2 x 1.19 cm; 96.1 g
  • メーカー ‏ : ‎ Rhino / Wea
  • EAN ‏ : ‎ 0081227371920
  • 製造元リファレンス ‏ : ‎ 081227371920
  • レーベル ‏ : ‎ Rhino / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B0000C24KC
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 217個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エヴァンスのCDは大量に持ってますが、これが一番好みです。
2020年3月25日に日本でレビュー済み
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初めて耳にしたときから、今まで。
聴くたびに胸に染み入り、また毎回新たな感動を覚えるアルバム。
エヴァンスのアルバムの中では、私的にベスト5に入ります!
一生聴き続けたい一枚です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年7月7日に日本でレビュー済み
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1997年、ビル・エバンスが亡くなる3年前の録音。奏者は以下のとおり。
 ・Bill Evans: Piano
 ・Eddie Gomez: Bass
 ・Eliot Zigmund: Drums
そうそうたるメンバーによる演奏。エバンスのアルバムのなかでは録音状態が極めていいので音が綺麗。
しかし、個人的な好みとしては今一歩といったところ。
もう少し現代的で前衛的なアレンジにしてほしかった。
9曲目にマイルスデイビスのフレディ・フリーローダーが収録されているが、このアルバムの中ではこれがベストだと思う。
10曲目のオール・オブ・ユーもパワフルで聴きごたえがある。
他は懐メロ的でアレンジが平凡。
エディ・ゴメスはウッドベースを使ってはいるが、音を加工しすぎていて、アコースティックな雰囲気が出ていないので、あまり好きにはなれない。チックコリアなどとの共演向きの音だと思う。
エバンスには木の生の音や渋い響きのベースが似合う。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月17日に日本でレビュー済み
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やはりこれがビル・エヴァンスの最高傑作なのか。数多くアルバムを収録しているし、時期によって異なるので一概に言えないが名盤なのは間違いない。
リリシズムに充ちているけれど、それだけでは言えない何かがある。
洗練さと儚さが一緒になっている。瞑想的でありモーツァルトのピアノソナタ23番のアダージョ的な印象を受ける。
Peacock は美しいけれど人生への疑念を表現しているような感じ。それ以降はやっと救いが見えてくる。全体を通じて私小説というか、内面がそのまま投影されたようなアルバム。
このアルバムのように世間に対して背を向けたエヴァンスの姿が好きだし、共感できる。
Waltz for Debby と双璧を成すアルバム。

他のエヴァンスのアルバムを聴いてもこれと比較してしまうし、他のジャズピアニストを聴いても何か物足りなくなってしまうかもしれない。あまりに良すぎて聴く側のハードルを上げてしまうアルバム。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年6月29日に日本でレビュー済み
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このアルバムのリリースされたのは1981年。
Bill Evans はその前年に亡くなっていました。
ちょうどジャズに興味を深めていた時期でもあり、彼が若い時代から晩年まで、LP(!)で聞き込みました。

私たち日本人にも馴染み易い彼の耽美的なピアノプレイは、その長いキャリアを通じて様々な傑作アルバムの中に刻まれています。
モダンジャズの巨人Miles Davisの代表作であると共に、彼自身の名を世に知らしめた Kind of Blue
Portrait in Jazz、Waltz for Debbyを含むリバーサイド四部作
名ギタリストJim Hallとのデュオ、Undercurrent
Bill Evans Trio with Symphony Orchestraでは、オーケストラとの競演も。
そして、稀代のジャズ・ハーモニカ奏者Toots Thielemansが参加したAffinity

その中でも、私ごときが申すまでもなく、リバーサイド四部作が彼の頂点をなす傑作と言われていますね。
私は、このYou Must Believe in Springが同じ1977年録音のI Will Say Goodbyeと共に、1959~1961年録音の四部作と何ら遜色のない傑作だと、今も確信しています。
キャリアの晩年に至って、彼が再びピアノトリオという原点に立ち返り、全盛期に匹敵する名演奏を残したことは、一ファンとして感慨に堪えません。
それは、キャリア初期の1955年と最晩年の1981年に、それぞれゴルトベルク変奏曲の名演奏を残したグレン・グールドをも想起させる出来事だと思います。

1 B Minor Waltz (For Ellaine) ドビュッシーにも通じる透明感溢れる世界
4 We Will Meet Again (For Harry) 静から動へのドラマチックな展開は彼のTrioならでは
6 Sometime Ago 彼の代表作Waltz for Debbyを思い起こさせる心温まる逸品

当時のジャズ評論家は、彼の作品を「究極のリリシズム(抒情性)」と称えていましたが、全面的に同意します。
自室でも、車内でも、こころゆくまで堪能できる傑作ですね!
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年2月26日に日本でレビュー済み
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たしかにエバンズ晩年の演奏。映画化もあり人気の、東直己の推理小説『ススキノ探偵シリーズ』第12作「猫は忘れない」で印象的な使われ方をしていますが、そのまま。小品ですが、佳作です。
2015年7月3日に日本でレビュー済み
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偉大なるジャズ音楽家が奏でる、最後のピアノトリオ。

ジャズの世界では、「マイルスの音は泣いている」と表現されることがある。
これは、ビルエヴァンスの音にも言えることではないかと思う。
思わず涙が流れるほどの美しい音楽。
澄み切ったピアノの音は、自身に降りかかった数多くの悲劇がつくり出した音色なのだろうか。
リリカルな音運び、決して主張しすぎないリズム、氷のように透き通ったシンプルな、でもワインのように複雑で豊かな音色。
どれをとってもまねのできない、彼だけの音楽がジャズの世界に与えた影響は果てしない。
この世を去った恋人、エレインにささげる「B Minor Waltz」、兄ハリーにささげる「We Will Meet Again」、アルバムの最後を飾った「Theme From M*A*S*H(aka Suicide Is Painless)」など、自身の死をにおわせる曲が多い。
彼自身にも麻薬中毒という思い十字架を背負っていることが背景にあるのだろう。
ガブリエル・フォーレのレクイエムのように、死を「幸せな開放、至福への願望」表現しているのではと感じる。
録音状態も、非常に良い。
録音しているスタジオの空気感が、生々しく伝わってくる。

この作品は多くの人に知っていただきたい作品です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年2月22日に日本でレビュー済み
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感傷的な曲が詰まってます。
冬景色にぴったりかと思います。
エディゴメスのベースが印象的で、ビルに音楽的パルスを送っているかのようです。
録音状況も素晴らしく、鮮明なのでオーディオ的にも優良アルバムとなっています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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他の国からのトップレビュー

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Amazon Customer
5つ星のうち5.0 Piano to die for
2017年10月3日に英国でレビュー済み
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excellent. nuff said. If you like Jazz piano then this is as good as it gets....prefer this kind of jazz with some horn presence but nevertheless Bill Evans is a genius.
Guaza
5つ星のうち5.0 5 stelle per il contenuto artistico
2017年4月7日にイタリアでレビュー済み
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Un disco che "bisogna" possedere ad ogni costo. Discreta la ripresa audio, la stampa un po' meno (disco lievemente ondulato che, però si traccia bene con un braccio di media-alta qualità). Il piano di B. Evans e così straordinario che dò comunque 5 stelle.
Philippe
5つ星のうち5.0 C'est magnifique ! ! c'est mon disque préféré ! ! !
2016年1月1日にフランスでレビュー済み
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C'est magnifique ! ! je ne suis pas d’accord avec le monsieur qui critique le mastering. Ils ont enlevé des petits saturations des les transitoires ce qui donne au départ lorsque l'on connaît l'ancien disque, un sentiment de nostalgie de l'ancienne version. Passé la seconde ou troisième écoute, on retrouve un piano plus moderne dans sa prise de son originale et surtout l'essentiel, un message musical de folie. Jamais de passages galvaudés ou complaisants. De la vraie belle musique, à savoir, inventivité, mélodies, impros, virtuosité, finesse et puissance à la fois dans les phrasés, complicité des musiciens, c'est yahouhh, c'est certainement mon disque préféré. Inégalable je pense dans son genre. On apprécie aussi les autres pistes en bonus dont un long titre avec un son encore plus moderne et ça sonne vraiment bien. You must believe in this disque qui va très loin, voire au delà ;-)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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inland sailor
5つ星のうち5.0 Hauntingly beautiful
2005年5月15日にアメリカ合衆国でレビュー済み
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Back in the mid sixties when we were trying to copy in some small way Evan's incredible work from Kind of Blue, we would have given anything to hear some of these incredible ballads like "You Must Believe in Spring".

Eddie Gomez does a fabulous job of complementing Evans in the unique trio style that encouraged a bass player to interact not simply support the piano player.

In my 40 year attempt to understand Evan's demons and the baggage he was carrying, this CD sticks in my mind especially one particular figure from the title cut.

The reluctance to release "...Spring" says to me that the people responsible perhaps "did not believe" and who could blame them. Evans remains a dark and introspective artist. (I have an interesting instructional tape done with his brother on the art of jazz but he never seems to fully open the door)

Although one could guess that Evans would not have agreed, the title cut of "...Spring" introduces the listener to Michel LeGrand and perhaps in turn the fabulous lyrics of Marilyn and Alan Bergman. Evans stepped outside of "conventional" jazz composers and helped bridge a gap between these talented people and the jazz community.

Worth it to hear Evans one more time again AND to listen to Gomez' tremendous basslines.

Call me prejudiced but I find it hard to give Evans less than 5 stars for most of his work, only the way it might be presented.

This is very good CD and a must for true Bill Evans fans.
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Bradley B.
5つ星のうち5.0 A masterpiece near the end of Evan's career
2015年1月14日にアメリカ合衆国でレビュー済み
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An excellent album for any Bill Evans or jazz fan, the masterpiece "You Must Believe In Spring" recorded in 1977, brings out a great and unique sound from every note and key. Contrary to the title this album is one of Evans more dramatic pressings with song's B Minor Waltz, Gary's Theme, and We Will Meet Again that show the beauty and woe of Evan's playing during the twilight of his career. The album is short and sweet, with the vinyl pressing only going up to the MASH Theme (Suicide Is Painless). skipping Freddy Freeloader, Without A Song, and All of You. It is certainly an album that will leave you wanting more.
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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