Amazonレビュー
ファレル・ウィリアムズとチャド・ヒューゴは、休む間もなくプラチナ・ヒットを量産している。2人組のプロデューサー・チーム、ネプチューンズとして、彼らはジャスティン・ティンバーレイクやブリトニー・スピアーズ、オール・ダーティ・バスタードのモンスター・ヒットを世に送り出してきた。そして余った時間に、彼らはN.E.R.D.の名で自分たちの本当に好きな音楽をやるのだ。
シルクで紡がれたようなデュラン・デュランのニュー・ウェイヴ・クラシックと、きっちり構築されたビートルズのサイケデリック・エピックの双方から影響を受けているという本作『Fly or Die』は、2002年の『In Search Of...』に続くアルバム。にぎやかで勢いのあるディスクだが、中でもハイライトとなるのは、「She Wants to Move」やグッド・シャーロットのメンバーたちとのコラボレートした「Jump」に代表される、荒々しさを売りにしたトラック。前作で特徴的だったニュー・メタル調の爆音は、より本作にふさわしい70年代風のヴァイブに席を譲っている。まるでスライ&ザ・ファミリー・ストーンとE.L.O.に挟まれた不浄の十字架のようなバンド・サウンドだ――しかも、ア・トライブ・コールド・クエストのフィルターを通してある。申し分ない出来だ。(Aidin Vaziri, Amazon.com)
メディア掲載レビューほか
世界最強プロデューサー・チーム、ネプチューンズ+シェルドン・ヘイリーによるヒップホップユニット、ナード改め、`N.E.R.D.(エヌイーアールディー)`のセカンド・アルバム。TX系『SHOWBIZ COUNTDOEN』2004年3月度エンディング・テーマの1stシングル「シー・ウォンツ・トゥ・ムーヴ」は、アゲアゲのアッパー・チューン。前作よりロック色を強く打ち出したストリートのマスト・アイテム! (C)RS