Amazonレビュー
新人女性ジャズ・シンガー、noonのファースト・アルバム。全曲がカバー曲で、ジャズのスタンダードを中心にボサノヴァやポップスも取り入れている。彼女のヴォーカルは、ナチュラルさとソウル・フィーリングにたけた節回しが魅力であり、スローな曲ではあふれんばかりの感情を込め、アップ・ナンバーでは軽やかにコケティッシュな歌声を聴かせるなど、曲ごとに多彩な表情を見せる。
演奏の方も秀逸だ。音数を抑えて彼女の声を前面に出しながら、卓越したプレイのやわらかなサウンドでエヴァーグリーンな空気をうまく作っている。初作にしてクオリティの高さを示した意欲作だ。(小山 守)
メディア掲載レビューほか
女性ジャズ・ヴォーカリスト、noonのデビュー・アルバム。CM:DOCOMOイメージ・ソング「Danke Schoen」他、柔らかで、女性らしいのびやかな表現を持った歌声を、アコースティック・サウンドにのせた楽曲を収録。ゴンザレス鈴木がプロデュースを担当。 (C)RS