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イキルサイノウ (CCCD)

4.5 5つ星のうち4.5 33個の評価

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新品 中古品
CD, 2003/10/22 1枚組
¥1
CD, 2005/8/24 通常盤
¥50

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曲目リスト

1 惑星メランコリー
2 光の結晶
3 孤独な戦場
4 幸福な亡骸
5 花びら
6 プラトニックファズ
7 生命線
8 羽根~夜空を越えて~
9 赤眼の路上
10 ジョーカー
11 未来

商品の説明

Amazonレビュー

「俺達は害虫 燃え尽きて死んじまえ さあ!」(「惑星メランコリー」)、「意味も無く答えもない孤独な戦場」(「孤独な戦場」)、「笑う才能が無いから、顔が醜く歪むだけ」(「ジョーカー」)。80年代のニューウエイブっぽい音色を採用するなど大きく音楽性を広げた3rdアルバムは、重く、暗い現状認識に満ちていて、圧倒的なリアリティに満ちている。もちろんわずかな希望を掲げた曲もあるのだが、現実の空気をしっかり見据えることこそが、彼らの“サイノウ”なのだと思う。(森 朋之)

メディア掲載レビューほか

映画『アカルイミライ』の主題歌「未来」などを収録した、THE#BACK#HORNのアルバム。音楽性の間口の広さを垣間見せた、充実作が完成。
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ ビクターエンタテインメント
  • EAN ‏ : ‎ 4988002452132
  • 時間 ‏ : ‎ 54 分
  • レーベル ‏ : ‎ ビクターエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B0000CD7TA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 33個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
33グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初期のバックホーンが聴きたくて購入しました。裏ジャケットも荒々しくて良いですね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イキルサイノウはわからないが、山田将司には確かにウタウサイノウがある!
2020年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カッコいー
2018年11月10日に日本でレビュー済み
 これまでのTHE BACK HORNの楽曲は、荒れ果てた世界をイメージしたような、どこか退廃的な雰囲気を主軸としたものが多かったのですが、メジャー3作目となる本作は現代の日本を舞台とした、どちらかというとリアリティのある世界観を感じられる楽曲が多いように感じられます。例えば、「光の結晶」はこれまでにない爽やかな様相で「自転車で商店街を走る」「空だって 今 飛べる気がする」と青春を感じられる曲になっていますし、「孤独な戦場」は冒頭から「シブヤはまるで肉の海だ」と具体的な地名が出てきます。さらに、「羽根~夜空を越えて~」は穏やかな曲調でストレートなクリスマスソングとなっています。(ただし、「カミソリを喉に当て引いた」といったフレーズはありますが)
 また、今作は「幸福な亡骸」や「花びら」、前述の「羽根~夜空を越えて~」やアルバムを締めくくる「未来」のように穏やかで物悲しい楽曲が多い印象を受けました。これら自体にはそこまでインパクトはありませんが、エロティックな世界観が繰り広げられる「プラトニックファズ」や力強くエネルギッシュな「生命線」や「赤眼の路上」、鬼気迫るボーカルでリスナーを圧倒する「ジョーカー」などといった従来の彼らのイメージ通りのインパクト溢れる楽曲の合間に収録されることにより、アルバム全体で見るとうまくバランスが取れているように思えます。デビュー当初の危うさから感じられる魅力が減退したのは否めませんが、彼らの個性をうまく保持したまま前作以上にバンドとして大きく成長したように感じました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月27日に日本でレビュー済み
THE BACK HORNのメジャー3rdアルバム。

このアルバム、いや、彼らに一貫して言える事だが、彼らのアルバムは一回聴いただけでは本当の良さは分からない。

3、4回聴いてこのアルバムが傑作だということに気づいた。

強烈なロックナンバー「惑星メランコリー」で分かるとおり、アルバム通してテーマが壮大で重苦しい印象なのだが、
なぜが聴き続けてしまう。

「幸福な亡骸」なんかはかなり悲しい曲なのだが、彼ら独特の包容力があって逆に心が落ち着いたりもする。
「花びら」の爽やかさのは驚いたが、非常に良い曲で、このアルバムでも重要な位置にいると思う。

「生命線」はこのアルバムのリードトラックと言っていいほどに歌詞が生々しくて心に響く。
個人的にもこのアルバムで一番好きだ。

「赤眼の路上」と「ジョーカー」は個人的にかなりお気に入りで、彼ららしさが前面に出ている。
この狂気漂う感じが彼らの魅力だと思うし、本物のカッコよさだ。

そして最後の「未来」。
映画の主題歌にもなっているこの曲だが、とにかく名曲。
アルバムのラストになったことによってより名曲度が増した気がする。
ここまでの怒りや狂気を全て包み込み、前へ進もうとする力強さが胸を打つ。
「僕ら歩き出す」という一言でとてつもない勇気をもらった。

ここまで人の心を動かせるバンドはなかなかいないと思う。
発売から9年が経過したが、未だ色褪せない名盤だ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月15日に日本でレビュー済み
イキルサイノウがなくて何度も絶望していますが、みっともなく生き延びています。このアルバムは、そんな人間の「生」をきれいごとに甘んじることなく肯定する数少ない作品だと思います。特に好きなのが「生命線」で、自死一歩手前まで沈んだ最低の状態から「生きる」ためのエネルギーを創造するときの爆発的な躍動感を感じられるからです。アルバムの歌詞の中にはネガティブで暴力的なイメージが頻出しますが、それは人間の在り方を自身と他者、内外両方の視点から目を逸らさずに見続けて生まれた「痛み」を知っている人間の表現であって、僕はそれを躊躇なく「美しい」と形容します。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月13日に日本でレビュー済み
退廃的かつラウドな「人間プログラム」ほんのりとした優しさやストレートな感情表現を増した「心臓オーケストラ」
その2作のバランスを取りながら発展した楽曲群に(#1,3,10と#4,7,8,9)より初期衝動に身を任せた若さ溢れる楽曲もあり(#2,5)
全体的に粗々しい演奏を個性としていた前作までに比べ、どこかクッキリシャープな音像となり
次作以降でより明確になるスタジオワークを経た整然としたサウンドの片鱗も感じられる。
しかし、それが彼らの個性を打ち消すほどに強くでていない、ほどよいバランスで成り立っていますね。

中でも、世の綺麗なもの汚いもの両方をストレートに叫びながらそれでもイキル貪欲さを凛として唄う
彼らの真骨頂(アルバムタイトルにもなっているイキルの部分)がより強く出ているのが
「生命線」「赤眼の路上」アルバム最後を静かに締めくくる「未来」
いわゆる「初期バックホーン」はここで総括されたのではないかと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月9日に日本でレビュー済み
本レビューのタイトル通りに、彼らthe Back Hornにおける、最大限に高みを目指した、あるいは到達した、一つの最高峰の作品だと感じる。

当時二十代前半の彼らの、余計な要素が入り込む余地の全くない中で生み出された、最もピュアで、かつポピュラリティに溢れた今作。

『聞きやすい』と、一概に言える訳ではない。

かと言って、前作までの、『自分達以外のすべてを否定していた彼ら』でもない。
The Back Hornは、確かに本作から初めて、『自分たち以外の方法論を用い』て、
『自分たち以外の誰かに向かって』手を伸ばし始めたのである。

『俺たちは(人間)は害虫、〜死んじまえ』とがなり立て、『僕ら、歩き出す』と締める本作。

それは、作品性において、また人間性においても全く矛盾していない。

むしろ、これ程までに実直な人間性を、何の微調整もせずに作品に注入できる度胸(あるいはそれこそが彼らの人間的な魅力なのかもしれない)に、我々はただ打ち震えるしか無い。

今、現在(最新作 リブスコール)となって、『死にたい』と叫びながら『愛したい』と唄う彼らのそれが、確実にリスナーに届くレベルにまで到達した、ひとつのターニングポイントとなる作品に違いない。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート