メディア掲載レビューほか
センセーションを巻き起こした注目の高校生ジャズ・ピアニストの第2弾。全曲創意工夫に富んだオリジナル。リリシズムあふれるピクチャレスクなサウンドは、音楽家としての器の大きさを物語る。従来のピアノ・トリオの枠に捉われない、自由な発想が新鮮。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
デビュー作が話題となった早熟の高校生ピアニストの2作目。収録曲はすべて彼のオリジナルで、作曲能力の高さに注目したい。リズムの多面的なアプローチが面白い演奏など、リズムに視点に置いた曲もあれば、美しいスロー・バラードも収録されている。特に、イラク戦争に心を痛めて書いた6曲目の哀感漂うバラードは秀逸。3曲目はM.ペトルチアーニを彷彿とさせるような清々しい演奏。ほかにも、テクの限りを尽くして奔放に弾きまくる曲も用意されていたり、全編変化に富んだ構成で、若さが躍動している。来春全米発売が決定。 (上村敏晃) --- 2003年12月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)