Fantastic Plastic Machineの田中知之による4年振りのノンストップDJミックスCD。1999年リリースの「Style #9 Dancing at the Disco at the end of the world 」以来ファンの間で次回作として長く待たれた作品で、今作は「ラウンジ編」と「ハウス編」がリリースされた内のハウス編である。全体的な流れとして、ドリーミーな前奏、楽曲から始まりエレクトロ・ハウス~フレンチ・フィルターハウスなどで場を整えた後、いっきにテンションを揚げるディスコ・ハウス~へと持っていき、自身の楽曲である「You」のセルフミックスでフィニッシュといった感じである。今回はFPMが自分の部屋に来てプライベートDJプレイをしてくれるというコンセプトらしいのだが、前作の「Style #9~」のようなキャッチーなものは少なく、クラブミュージック初心者やキャッチーなものが好みの方には少し厳しいかと思います。しかし、彼が普段のDJでプレイしまくっている#17-supacupaの「Keep Movin' on」などのような万人受けの曲も入ってるので、よりクラブミュージックを堪能したい方やファンはマストな一枚です。