アラン・ジャクソンは1989年のデビューから現在に至るまで、20年以上にも渡ってトラディショナルなカントリーを売りにスーパースターとして君臨してきました。そんな彼の1996年から2003年までのヒット曲を網羅したのが、この2003年リリースの“Greatest Hits Volume 2”です。Billboard Top Country Albums Chart、Billboard 200 Chart両方で最高位1位を記録しました。 ケイジャン風のアップ・テンポな“Little Bitty”、9・11テロを歌った“Where Were You”、ジミー・バフェットとのデュエット曲で新曲の“It's Five O'Clock Somewhere”などバラエティーに富んだ内容で、入門用としてもお勧めです。
アラン・ジャクソンを初めて「聴いてみようかな・・・。」という方には是非お奨めの一品です。逆に言えばマニアックな曲がないので熱烈なファンには物足りないかも知れませんが、ミーハーな私には過去の楽曲の中で「これが好き」というものばかり集めてくれて、ほんとに感謝。さらに新しいものでちょっとカリビアンテイストの明るさ一杯な、 Jimmy Buffettとのデュエット曲t's Five O' Clock Somewhereも光ります。二人の台詞の掛け合いの中に出てくる、"Margaritaville"(という題名の曲もありましたが)。オーランド店とキーウェスト店に行きましたが、曲そのものの底抜けに明るいトロピカルなJimmyのバーです。このアルバムと同名のビデオも一緒に入手すればさらに雰囲気が楽しめるのではないでしょうか。(ただしビデオの方はちょっと曲が少ないですが)